新時代のアイドルを生む「シアターボーイズグループ オーディション2025」に潜入!

秋元康さん総合プロデュース。新時代のアイドルを生む「シアターボーイズグループ オーディション2025」に潜入! 今回は年末から年始にかけて実施された3次合宿審査に密着。熱いパッションと涙にあふれた候補生たちの様子をレポートします!


シアターボーイズグループ オーディション2025とは?

information

2025年6月時点において満12~26歳の男性を対象としたオーディション。2次審査で400人から100人程度に絞られ、2度にわたる合宿審査とレッスンを経て新ボーイズグループのメンバーを決定。その後は秋元康さん総合プロデュースのもと、2026年夏に東京・お台場に新設する専用劇場での定期公演や配信などが予定されている。

栃木県のとある施設にて行われた3次審査。前半は4日間にわたる合宿で、100人以上の候補生たちが共同生活を送る形に。その中で1組10人程度のグループに分かれて課題曲と振付が渡され、講師たちが付きっきりで指導にあたった。

そして合宿4日目の最終日には、その講師陣やマネージメントメンバーが見守る前で課題曲を披露。パフォーマンス前に円陣を組んで気合を入れたり、ボーカル審査時にもオリジナルの振りを入れたりと各グループの個性が光る。

ダンスも歌も、経験豊富な人も いれば、未経験の人も…。年齢も経験もバラバラな彼らが合宿生活を送りながら切磋琢磨。

全ての組が終わった後は審査に入り、ここで数十人が脱落。残ったメンバーは年始の後半審査に移り、また新たなグループ編成での課題曲が与えられた。それはなんと、秋元さんが今回のために書き下ろした新曲。つかの間のお休み期間をもらった候補生たちはその間に新曲の歌詞と振りを頭に叩き込んだ上で2回目の合宿審査へ。

最終日に再び行われたグループごとのパフォーマンスはより熱量を帯びたものになるも、合格者数はさらに減ることに。発表後は泣き崩れる仲間の背中に手を当てたり強く抱き合ったり…。ライバル関係を超えた絆が、そこに広がっていた。

ここでは100人以上の候補生たちが2回にわたるチームごとのパフォーマンスを経て、40人ほどまでふるいにかけられる形に…。

合宿審査の講師陣が見る、このオーディションの魅力

「まだ一度もステージに立っていないけれど、応援する価値は確実にある」(ボーカル講師・しらスタ)

歌の先生をしているのでもちろん候補生たちの音程やリズム、歌声などを指導するんですが、グループでのパフォーマンスとなるとただ歌が上手で声量があるだけが魅力的かというと、そうでもなくて。みんなで歌って踊って、その中でボーカルがどう役に立てるのか? という視点でレッスンをしていたので、気付いたら動き方のリズムの取り方や「前髪を上げた方がいいよ」といったアドバイスも増えていましたね(笑)。

候補生の大半がこれまで一度もステージに立ったことがない子たちで、才能のあるなしではなく、それ以前にスポーツを始めてない子が甲子園に行きたいと言っているような状態だったんです。だから正直、「君はやめといた方がいいんじゃない?」って思うこともありました。でも、それと同じくらいに努力をしている姿も本当にたくさん見せてくれたんです。その熱意に押される形で私も「今日は審査から来てください」と言われていたところを、自主的に朝イチで行ってみんなの最終練習を見届けました。自分たちをそれほどのファンにしてくれた子たちの“これから”は、確実に応援していく価値があると思っています。

ボーカル講師

Profile

しらスタ

1990年8月3日生まれ、神奈川県出身。ボイストレーナーとして活躍する一方でYouTubeチャンネル「しらスタ【歌唱力向上委員会】」「しらスタ【目指せムキムキプリンセス】」などを運営。登録者数230万人を超える人気を博している。

「定期公演を行う男性グループは日本でも稀有な存在になる」(ダンス講師・TAKAHIRO)

人は短い期間でこんなにも成長できるんだなと改めて感じた合宿審査でした。僕は、オーディションではダンス披露以外の時間での個性も重要視しています。例えば駆け足で来た子は今後どんな現場に行っても機敏に対応してくれるだろうなと思うし、意気込みを語る際に「みんな」という言葉を使っている子には、こうやって仲間のことも感じられる子がグループにいてくれると助かるんだよなと感じるし。そういったようなところも実はチェック項目に入れて見させていただいていました。でもそれは理論であって、最終的には「この人はきっと未来もキラキラと輝いていけるだろう」という感覚を信じて選んだつもりです。

このボーイズグループの最大のアイデンティティは、専用劇場があること。ほぼ毎日、定期公演を行う男性グループというのは日本でも非常に稀有な存在になると思います。一方でメンバーは毎回同じような内容の公演を行っていく中で、どれだけ日々違うものを出し続けていけるのか。パッと見は地味だけれども意味のある積み重ねができるのかどうか。これがこのグループの肝だと思いますし、期待しているところです。

ダンス講師

Profile

TAKAHIRO

タカヒロ 1981年9月4日生まれ、東京都出身。ダンサー、振付師、演出家、株式会社インフィニティ主宰。AKB48、坂道シリーズ、男性アーティストではA.B.C-ZやSEKAI NO OWARI、超特急などの楽曲振付を担当している。

写真・中島慶子 取材、文・松木智恵

anan 2485号(2026年2月25日発売)より
Check!

No.2485掲載

エンタメの系譜 2026

2026年02月25日発売

日本エンタメ界で長く人気を誇る“王道”エンタメの現在地を深掘り。若手のブーストステージ『教場』をはじめ、再注目を浴びる時代劇や特撮戦隊ヒーロー、ラブコメの魅力も考察。5月で閉場する大阪松竹座ゆかりのグラビアも必見。さらに、現在ボーイズグループオーディションを手掛ける秋元康さんにもロングインタビュー。スポーツエンタメの頂点ともいえるメジャーリーグに関するページも。

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