
作品の世界観や重要文化財建築を堪能できるスポットや、アルゴリズムに支配されない体験に心惹かれる人が続出!? TRAVEL&ACTIVITYに関する、2026年次なるトレンドを大予測します。
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」をはじめ、既存IP(キャラクターやコンテンツなどの知的財産)の世界観を堪能できる常設施設が話題だった2025年。「『THE★JOJO WORLD』『ハリー・ポッター ショップ 原宿』にも国内外から注目が集まりましたが、この流れは2026年も続きそうです。なかでも2月5日、よみうりランド内にオープン予定の、『ポケモン』初の屋外常設施設『ポケパーク カントー』には、すでに高い期待が寄せられています」(『タイムアウト東京』副代表・東谷彰子さん)
既存IPだけでなく、没入感の高い空間で非日常感を味わうことも、引き続きトレンドになると分析。
「著名な建築家であるアルヴァ・アアルトが手がける『CAFÉ AALTO』初の海外支店・新丸ビル店や、重要文化財をリニューアルした場所に新設された『明治安田CAFE 丸の内』にも人気が集まりました。メニューだけでなく、歴史ある建築物など世界観を堪能できる空間そのものを楽しむ人が多い模様。その点では2026年4月27日開館の『奈良監獄ミュージアム』と、追って開業するラグジュアリーホテル『星のや奈良監獄』も流行りそうです」
明確な目的を持って行くスポットが人気を呼ぶ一方で、未知の場所に足を運ぶ人も増加傾向にあるという。
「デスクトップにはない体験を求め、何があるかわからない場所へ行くという動きは、海外でも起こっています。そして、いま世界で最もクールな街といわれているのが神田神保町。AIが進化した現代人の生活はアルゴリズムに支配されていて、過去に自分が見たものから提案を受けることが多いです。そんななか、神保町にはひとつの分野に特化した古書店があり、また、スキーや楽器など、さまざまな専門店も集まっている。街歩きをしながらアルゴリズムで提案される以外のものに出合い、発見をすることが私たちにとってレメディ(処方箋)のような体験になり、それが叶う神保町は、世界的に見てもクールな場所であり、足を運ぶ人が今後も増えていくはずです」
#空間に没入
世界観に存分に浸れる歴史的な建築物に注目が!

奈良監獄ミュージアム
2026年4月27日に開館。規律に囲まれた空間の中で問いを巡らすという唯一無二の経験ができる。同年、ラグジュアリーホテル「星のや奈良監獄」が開業。住所:奈良県奈良市般若寺町18
#神保町
予期せぬ出合いや発見が現代を生きる人の癒しに

写真:古城 渡/アフロ
59か国333都市に編集部がある『タイムアウト』が、2025年、世界で最もクールな街として選んだのが古書店街として知られる東京の神田神保町。閲覧履歴からAIがおすすめをしてくれる現代において、想定外の出合いができる街は貴重であり尊い。
#作品世界を堪能
人気作品の世界に入り込める新しいスポットに期待大

ポケパーク カントー ⓒ 2025 Pokemon. ⓒ 1995-2025 Nintendo/Creatures Inc./GAME FREAK inc.
2026年2月5日オープン。ポケモンたちの生態をじっくり観察できる「ポケモンフォレスト」と、グッズ購入やショーなどを楽しめる「カヤツリタウン」エリアがある。住所:東京都稲城市矢野口4015-1 よみうりランド遊園地内
#ランダム要素
何が起こるかわからない楽しさを求める人が増加
いまや、どこかに出かける前に入念なリサーチをして、事前情報を得ることが当たり前の時代。その反動か、未知の場所や、インターネットで検索するだけではわからなかったものを見たり、体験することに価値を見出す人が今後も増えそうだ。
お話を伺った方
Profile
東谷彰子
とうや・あきこ 『タイムアウト東京』副代表。コンテンツディレクターとして、取材や執筆など幅広い分野で活動している。日本の注目スポットをはじめ、さまざまな情報を国内外に発信中。内閣府クールジャパン・プロデューサーなどを務める。
anan2477号(2025年12月26日発売)より






















