── 自己紹介をお願いします。

輝です。20歳、群馬県出身です。性格は静かな方。好きな食べ物は焼きそばです。人参が大好きなので、家で食べる時は、人参をたっぷりと入れてもらいます。３歳から中学２、３年生までクラシックバレエをやっていました。バレエ仕込みのしなやかなパフォーマンスには自信があります。ヒップホップ系のナンバーでも、バレエ要素が入った振付をちょっと入れるだけでポイントになったりするので、やっていてよかったなと思います。

── 苦手なことはありますか？

昔から、向かい合って人と話すことが苦手。でも今はメンバーたちがたくさん話しかけてくれるので、自然と話すのに慣れてきました。aoenの中では聞き役です。メンバーたちの会話がおもしろすぎて、つい話すのを忘れちゃいます（笑）。

── 名前の由来を教えてください。

たくさんの光と出会い、たくさんの人を輝かせる。そして、自分も輝ける人生になってほしいという意味が込められています。

── デビューメンバーとして名前を呼ばれた瞬間はどのような気持ちでしたか？　

4番目のメンバーまで発表されて、あと一人となった時、正直もう諦めていました。残っているメンバーたちもみんな魅力的だったので、僕が選ばれることはないだろうと思っていたんです。だから呼ばれた瞬間、頭が真っ白になりましたね。

その時、雅久くんが自分のことのように喜んでくれたんです。雅久くんのことを思うと手放しで喜んではいけないような気もして……。後日雅久くんがメンバーに選ばれた時はすごく嬉しかったです。

最初にデビューの連絡をしたのは家族です。グループトークで「受かったよ」と報告したら「本当におめでとう」と喜んでくれました。電話で話をした時も母が泣いていて。やっと親に恩返しができるかな。

── オーディションのなかで、面白かった出来事はありますか？

練習の合間のわずかな休み時間に、メンバーたちと一緒に写真を撮って遊びました。僕がスマホを向けると、メンバーたちが変顔したりしてくれて。そのたびにたくさん笑いましたね。今でもスマホの中に保存してあります。僕の大切な思い出です。

── オーディションでパフォーマンスした課題曲の中で、特にお気に入りの曲はどの曲ですか？

「君と刻む足音」が好きです。歌うパートはものすごく少ないんですけど（笑）。ファイナルラウンドのステージでパフォーマンスをしている時、「メンバーたちはどんな顔をして歌っているんだろう」と様子を伺うと、全力でステージを楽しんでいて。その姿を見ながら「ああ、僕は今音楽をやっているんだな。こうやってみんなと歌っているこの瞬間が、すごく幸せだな」と思いました。

── メンバーに助けられたことはありますか？

オーディション中、よく「表情が硬い」と指摘をされてしまっていたんです。その度に礼央がたくさんアドバイスをくれたり、カメラ片手にディレクションしてくれたり、真剣に僕に向き合ってくれました。その姿を見て、「変わりたい。変えなきゃ」と本気で思いましたね。

今も、先輩アーティストの方のステージを観て勉強をしたり、スマホで自分の歌っているところを撮影して表情をチェックしたり研究を続けています。なかなか思うようにはいかないけど、少しずつ成長していると思います。

── プライベートで、メンバーと今後やってみたいことはありますか？

ボルダリングです！ 叔父の趣味で、僕も数回やったことがあるのですが、とっても楽しいんです。ボルダリングって、一人でやるスポーツだと思いますよね。でも、実は下にいる仲間が「こっちだよ」とか「頑張れ」とか声をかけたりして、みんなで楽しめるスポーツでもあるんです。ボルダリングで、絆を深めたいです。

── 次回、リレー形式で登場するのは颯太さんです。颯太さんにメッセージをお願いいたします！

半年という短い練習生生活だったけど、一人で夜遅くまで練習をして人一倍努力をしていたよね。颯太くんの姿に刺激を受けて、僕も頑張ることが出来ました。颯太くんの魅力は特徴的な声と、ボーカル力。水のように透き通った歌声でたくさんの人を虜にしてほしいです。