初のフルアルバムで魅せる、高い演奏力と幅広い音楽性に酔いしれて!
番号順にソン・ギユンさん、オム・テミンさん、キム・ヒョンユルさん、福嶌崇人さん、ホ・ミンさん。
「タイトルはイタリア語で“幻想曲”という意味。“形にとらわれず、自分たちのやりたい音楽をしていこう”という思いのもと、様々なカラーの楽曲を収録しました」とリーダーのヒョンユル。“毎日を頑張る自身への手紙”がテーマの「ABC is」、悲しみにどっぷり浸りたい時にぴったりの「PHANTOM PAIN」など、10曲を収録。テミン曰く「僕のお気に入りは『Stay With You』。疾走感がハンパないので、この曲を聴きながら学校や会社に向かえば、絶対に遅刻しません(笑)。ライブでもめちゃくちゃ盛り上がる曲なので、ぜひ僕たちのライブに足を運んでいただき、生音でも聴いていただきたいです」。
1、ソン・ギユン
2000年3月24日生まれ。ベース担当。冷静と情熱の間でプレイするバンドの大黒柱。テミン曰く「スラップなどハイレベルなテクニックも上手くて、演奏する姿を見る度にほれぼれします」。「『Butterfly』ではよりロックな仕上がりにしたくてピックを使い演奏しました。『DoReMiFa‐Soul』はオーディション番組のファイナルステージで披露した思い出深い曲。僕たちの道しるべのような曲なので、ずっと大切にしていきたいです」。目下、日本語の猛勉強中。
「例えば“現”という漢字を覚えると、現場、現実、現在……と語彙が増えて世界が広がっていくのが楽しいです。目標は日本語検定1級合格です!」
2、オム・テミン
2001年7月14日生まれ。ボーカル&ギター担当。『さっちゃん、僕は。』で俳優に初挑戦。聴き手を包み込むようなハートフルな歌声の持ち主で、ヒョンユル曰く「例えるならシチューパイのような声」。「Stay With You」をきっかけに音域が広がり、高音パートにも自信がついたそう。最近のマイブームは、ステッカーデコレーション。
「コールドプレイのジョニー・バックランドさんがやっていてかっこいいと思い、始めました。好きなバンドのロゴや『SLAM DUNK』のキャラクターなどのステッカーをギターやスーツケースに貼っています。センスですか? けっこうあるんじゃないかな(笑)」
3、キム・ヒョンユル
2000年1月15日生まれ。ギター担当。ドラマ『Eye Love You』『さっちゃん、僕は。』など俳優としても活動中。曲への没入力がハンパなく、ステージ上では全身から“演奏する喜び”を発してプレイ。崇人曰く「イヤモニから聞こえる一つ一つの音に感情がこもっていて、歌いながら泣きそうになる。一言でいえば天才ギタリストです」。
「『Leftor Right』は、高揚感のあるメロディがお気に入り。ライブでもジャンプしながら演奏しちゃいます。今ハマっているのが“古いスマートフォンで写真を撮ること”。解像度が低いので、エモい写真が撮れるんです。メンバーたちの普段の姿や空を撮影しています」
4、福嶌崇人
2003年8月14日生まれ。ボーカル担当。透明感と清らかさの中に、時折深みや強さも感じさせる歌声はヒョンユルに「まるで“渓谷”のよう」と例えられる。「『Butterfly』は“世界に飛び立ちたい”という僕たちの気持ちとリンクした曲。様々なボーカルテクニックを使って歌っているのでぜひ聴いていただきたいです」。特技は柔道と書道。最近は茶道にハマっているそう。
「本格的なものではないですが道具も揃えました。地元に帰った時には、僕が点てた抹茶を書道の先生と一緒に飲みながら書道をしました。これからも色々な“道”を極めていきたいですね。芸道に武道……表参道。なんちゃって(笑)」
5、ホ・ミン
2005年9月8日生まれ。ドラム担当。控えめキャラだが、“魂のこもった”かつ“絶対にリズムを外さない”正確なドラムプレイにメンバーは皆リスペクトを示す。7月に行われた事務所合同イベントではFTISLANDのミンファンとCNBLUEのミンヒョクとドラムセッションを披露。
「CNBLUEのヨンファ先輩が作詞作曲してくださった『ABC is』は疲れた時などに聴くと力が湧いてくる曲でよく聴いています。メロディ楽器に挑戦したくて、最近父の趣味でもあるアルトサックスを始めました。『可愛いアイシャ』と『アメイジンググレイス』は自信アリ。いつかライブで披露できる日が来るといいな」
1st ALBUM『FANTASIA』。全10曲収録。【通常盤A(CD)】¥3,300 【通常盤B(CD)】¥3,300 【初回限定盤(CD+スリーブケース+フォトブック)】¥4,400 全形態にランダムトレーディングカードとリリースイベント参加券各1枚がつく。
ハイファイユニコーン 日韓合同大型プロジェクト「THE IDOL BAND:BOY'S BATTLE」で優勝した日本人1人、韓国人4人からなる5人組ボーイズバンド。2023年6月、日韓同時デビュー。今年12月開催「2024 FNC KINGDOM‐SING SING SING‐」に出演決定。
※『anan』2024年9月18日号より。写真・内田紘倫(The VOICE) 取材、文・酒井美絵子
(by anan編集部)