写真・吉村規子 PR・星野リゾート
祇園
京都ならではの風景に出合える屈指の人気エリア。
おすすめスポット_1
八坂神社
朱塗りの西楼門は壮観!
1200年以上の歴史を持ち、京都の人々からは古くから「祇園さん」として親しまれてきた神社。素戔嗚尊(すさのをのみこと)を主祭神とし、約2300社といわれる関連神社の総本社。厄払い、縁結び、学業成就、美容祈願などのご利益が。●東山区祇園町北側625 ☎075・561・6155 24時間参拝可能 無休
おすすめスポット_2
美御前社(うつくしごぜんしゃ)
ここも要チェックの穴場スポット。
八坂神社の境内にある、美の神様を祀る神社。鳥居の隣には「美容水」と呼ばれる御神水が湧き出していて、その水を肌に塗ると「美肌になれる」との言い伝えが。舞妓さんや芸妓さんはもちろん、美容関係者や女性の参拝客が多く訪れる美のパワースポット! ●東山区祇園町北側625 八坂神社内 ☎075・561・6155 24時間参拝可能 無休
おすすめスポット_3
するがや祇園下里
飴菓子が人気!
1818年創業の京御菓子司。薄いお煎餅で巻かれた黒糖生姜飴「大つゝ」や、煎り大豆を入れた飴「祇園豆平糖」などの看板商品のほか、京都の伝統的な夏の飲み物「ひやしあめ」をアレンジした「ひやしあめのおうす(抹茶)」など、街散策のお供に嬉しいテイクアウトメニューも。●東山区祇園末吉町80 ☎075・561・1960 11:00~18:00 水曜休
おすすめスポット_4
祇園鳴海屋
気軽に楽しめる♪
八坂神社から歩いてすぐ、東大路通に面したおまん(おまんじゅう)やさん。テイクアウトして食べ歩きもできるお団子のほか、お赤飯、わらび餅など、職人が一つひとつ心を込めて手作り。祇園祭の時期には、八坂神社の神紋をあしらった「六方焼」や生菓子も店先に並ぶ。●東山区祇園町南側524-3 ☎075・561・7638 8:00~17:00 水曜休
おすすめスポット_5
よーじや衹園本店
「ひんやり」アイテムも揃う。
1904年創業、今年120周年を迎えた、京都を代表する肌ケアブランド『よーじや』。衹園本店では、お馴染みのあぶらとり紙はもちろん、フェイシャルケア、ボディケア、ヘアケアなど数多くのラインナップが揃う。●東山区祇園四条花見小路東北角 ☎075・541・0177 10:30~18:30(土・日・祝日~19:00) 無休
日傘や飲み物は必携です。
OMOレンジャー
まえじ さん
甘いスイーツが大好き。祇園の和菓子屋さんやカフェならおまかせください!
京都を代表する観光地・祇園。お茶屋さんの家並みが続く花見小路、花街を行き交う舞妓さんや芸妓さんなど、京風情たっぷりの、京都旅行には外せないエリアだ。
ただ、ご近所ガイド・OMOレンジャーのまえじさんによると、華やかで格式高いイメージのある祇園エリアも、ここまで発展したのは“最近”のことなのだとか。
「祇園の地は、1467年に始まった応仁の乱で焼け野原になり、そのあとの豊臣秀吉の時代には外敵の来襲に備えて御土居(城壁)が敷かれていたので、人々が往来する機会はあまりなかったんです。ですが、徳川幕府の時代になると御土居が取り払われて市街化が進み、今のようにお茶屋や芝居小屋ができて、賑やかな祇園になっていったんですよ」。京都の長〜い歴史を感じさせるエピソードだ。
同地で一度は訪れたい観光地といえば、やはり、「祇園さん」こと八坂神社。“祇園通”のまえじさんに、八坂神社のツウな楽しみ方を聞いてみると…?
「八坂神社には“御千度詣(おせんどまいり)”という参拝方法があります。本殿を3周回ってお詣りすると、1000回お詣りしたのと同じご利益をいただける、といわれていて。普段から神社の氏子さん(神社に仕える人)や芸舞妓さんが行っている風景をよく見かけますが、もちろん誰でもお詣りできるので、ぜひ皆さんもトライしてみてください」
伝統を守りながら、観光地として人々を迎え入れ、賑わい続けている祇園。この地で、京都の長い歴史の一端に触れてみては。
祇園エリアの真ん中、
八坂神社のお膝元で
ここだけの宿泊体験を。
京都を代表する観光スポットのひとつ、八坂神社から徒歩1分という好立地を誇る、OMO5京都祇園。八坂神社を正面に、四条通の左手に面したのれんをくぐってホテルに入ると、秘密基地のような空間に、祇園エリアの魅力がギュッと詰まった「OMOベース」がお出迎え。ご近所の神社仏閣やおすすめの店を示した大きなマップを見れば、京都に土地勘がなくてもすぐに行きたいアドレスが見つかるはず。祇園祭の時期付近には、祇園祭をとことん堪能するイベント「祇園ぐらしのお祭りいろは」(6月14日〜7月31日)が開催され、OMOレンジャーが祇園祭の行事の魅力や地元の人の過ごし方などを紹介してくれる講座を実施。祇園エリアに親しみながら、夏の京都の風物詩・祇園祭もとことん満喫できるのがOMO5京都祇園の大きな魅力だ。
さらに、ここに泊まるならぜひ参加したい「ご近所ツアー」のひとつが「祇園うるわし朝まいり」。祇園エリアを知り尽くしたOMOレンジャーのアテンドで、早朝から京町家が並ぶ祇園の街並みを散策したり、八坂神社をはじめとする寺社を参拝したりできる。早朝なので人混みを避けてゆったり観光ができ、祇園に泊まるからこその贅沢な体験を味わえる。
もちろん、朝食のベーカリーセットや、京都の名店のお仕出しなど、部屋の中でゆったり楽しめる食事サービスも充実しているので、ガッツリ観光旅もよし、のんびり旅行もよし。どちらにも最高だ。
星野リゾートOMO5京都祇園
by 星野リゾート
星野リゾートOMO5京都祇園
三条
繁華街にも足を延ばして京都をまるごと楽しみ尽くす。
おすすめスポット_1
高瀬川
穴場スポット!
江戸時代初期、物流のため、豪商・角倉了以により京都の中心部と大阪を結んで造られた人工の運河。江戸から大正時代までの約300年もの間、地域の人々の暮らしを支え続けた。現存する「一之船入」(荷物の揚げ降ろしをする船溜所)は史跡となり、運搬で活躍した高瀬舟が復元されていて、当時の生活が偲ばれる。●中京区一之船入町
おすすめスポット_2
津之喜酒舗
訪れたい酒屋さん。
1787年創業、約240年の歴史を誇る酒屋さん。8代目店主・藤井輝男さんが全国の酒蔵を飛び回り、美味しいことはもちろん、バックグラウンドにまで深く共感した各地の地酒を店頭に並べる。「どのお酒がいいかわからない」という人は、ぜひ藤井さんに相談してみて。●中京区富小路東入ル東魚屋町194 ☎075・221・2441 10:00~17:30 水曜休
おすすめスポット_3
桔梗利 内藤商店
長く愛せる名品。
三条大橋のたもとで200年以上営む道具屋さん。棕櫚を材料とした箒、たわし、刷毛など、職人による手作りの品には全国各地にファン多数。7代目女将の内藤幸子さん、孫で9代目の江後重典さんが店頭に立ち、使い方を説明してくれることも。●中京区三条大橋西詰 ☎075・221・3018 9:30~19:00 年末年始休、ほか不定休
おすすめスポット_4
むす美
きっと驚く風呂敷=万能説。
京都の風呂敷メーカーのオリジナルブランド。物を包む、運ぶという用途で親しまれ、1300年もの歴史を持つ風呂敷を、現代人が日常的に楽しめるよう多様な使い方を提案。風呂敷で作る、ジムに必携の「ヨガマットバッグ」など、ファッショナブルに風呂敷ライフを楽しめる。●中京区三条通堺町東入桝屋町67 ☎075・212・7222 11:00~19:00 無休
おすすめスポット_5
にほひ袋専門店 石黒香舗
高貴な香りに癒される♡
1855年創業、現在5代目になる、全国で唯一の「にほひ袋」専門店。友禅や西陣織の巾着と、カラー紐、4種類の香りから好きなものをチョイスし、自分だけのオリジナルにほひ袋を作ってもらえる。鞄の中に忍ばせて上品に香らせたり、インテリアにしても◎。●中京区三条通柳馬場西入桝屋町72 ☎075・221・1781 10:00~18:00 水曜休
徒歩や自転車での散策がおすすめ!
OMOレンジャー
おったな さん
美味しいものに目がない! “美味しいものが集まる街”な京都が大好き。
京都の繁華街に程近い、三条エリア。平安後期から、経済のために町小路が発展し、安土桃山時代には、豊臣秀吉の命により三条大橋が架橋するなど、今日まで京都の中心街として栄えてきた。このエリアの楽しみ方について、ご近所ガイド・OMOレンジャーのおったなさんに話を聞くと、ちょっぴり意外な答えが返ってきた。
「いわゆる一般的な京都のイメージとしては、たとえば祇園のほうが、京都っぽい街並みや老舗が多い印象を持つ方も多いはず。ですが、実は三条エリアは、かつて東海道五十三次の西の交通の要衝だった三条大橋があり、そこを起点に人が行き交って栄えていたので、老舗の数が多いんですよ」
このエリアは、そんな長い歴史を誇る老舗や江戸時代の町家、そしてカフェやベーカリーなどの新進気鋭のおしゃれなショップ、その両方が共存し、街を成しているところが特徴的だ。
「京都の人は“新しもの好き”なんです。コーヒーやパンの消費量が全国1位になったことがあるのも、新しい西洋の文化をいち早く取り入れてきた名残といわれています。ただ、新しい文化をそのまま受け入れるのではなく、自分たちなりに作り替えて進化させるのが特徴。そんな京都のカルチャーが色濃く残っているのが、新旧が入り交じって面白い、この三条エリアなのかもしれません」
実は、最も京都らしさを体現している、ともいえそうな三条エリア。この地を訪れて、ぜひその空気を感じてみてほしい!
京都を遊び尽くせる
夏の三条エリア。
風物詩・祇園祭も大満喫!
京都の繁華街・四条河原町エリアに近く、京都屈指のベストな立地に位置するOMO5京都三条。「京の台所」と呼ばれて賑わう錦市場もすぐ近くで、昼間は食べ歩きを楽しめるほか、花街の先斗町や、歓楽街の木屋町も徒歩圏内。夜の京都の食も堪能し放題で、晩酌後はホテルに直行してバタンキューもよし、すぐそばを流れる鴨川で涼んでから帰るもよし、京都の中心地エリアで一日中遊べるのがOMO5京都三条の特徴だ。
さらに、OMOレンジャーがこのエリアの楽しみ方を教えてくれるアクティビティも盛りだくさん。「京町らんまん川さんぽ」では、高瀬川からスタートし、先斗町までゆったりと歩いて回るコースを満喫。道中、エリアを知り尽くしたOMOレンジャーが各所の歴史を教えてくれるので、京都のことをより深く知れるはず。さらに「京町らんまん老舗さんぽ」では、古くから商工の中心地として栄えた三条界隈の老舗を訪問。右で紹介した『内藤商店』や『むす美』『石黒香舗』などを巡り、専門店の職人の技術が光る品々を買い求めることもできる。
そしてこの時期、やっぱりハズせないのが祇園祭のトピック。OMO5京都三条前の河原町通は、祭のハイライトである山鉾巡行(7月17日と24日)のコース! そして、祇園祭の歴史やツウな楽しみ方をレクチャーしてくれるアクティビティ「京町祇園祭ばなし」も開催。祇園祭を目一杯楽しめる、特別な夏の体験になるはず。
OMO5京都三条
by 星野リゾート
東寺
京都、南の玄関口で壮大な時代の流れを感じて。
おすすめスポット_1
東寺
タイムスリップ!?
かつて存在した西寺とともに国立の寺院として約1200年前に開かれ、弘法大師空海が発展に従事した世界遺産の寺。OMO3京都東寺の宿泊プラン「開運厄よけひとり旅/ふたり旅」では、御影堂(みえどう)で「弘法大師祈願」を受けることができ、お札と限定の腕念珠をいただける。●南区九条町1番地 ☎075・691・3325 5:00〜17:00
御影堂での祈願も。
おすすめスポット_2
東寺餅
あんこぎっしりの名物・東寺餅。
1912年創業の老舗和菓子屋。店名である東寺餅は、薄皮の求肥に包まれ、たっぷりこし餡の甘さを感じられるオリジナル商品。なんと和菓子では珍しくメレンゲが練り込まれており、繊細で柔らかい舌触りとしっかりしたのどごしが魅力。●南区東寺東門前町88 ☎075・671・7639 7:00~17:00 毎月6・16・26日休(土・日・祝日の場合は営業)
おすすめスポット_3
日の出湯
暖簾のデザインにも注目!
路地に入るとひときわ風情のある木造建築で迎えてくれる銭湯。1949年開業と愛され続けた地域性がありつつ、前身の銭湯も含めると建物そのものは1928年に建ったもの。約100年の歴史をグッと感じられる脱衣場はぜひ行ってみて体感を。●南区西九条唐橋町26-6 ☎075・691・1464 16:00~23:00 木曜休 料金/大人¥490 https://www.instagram.com/2626hinodeyu/
おすすめスポット_4
カノア ベーカリー
迷っちゃう!
南大門を真後ろに九条通から徒歩2分の、ご夫婦で営むパン屋。女性人気は野菜がゴロゴロ入った「野菜フランス」やベーグルサンドに、大きなチーズケーキ! OMO3京都東寺宿泊者は一部「OMO Food & Drink Station」でも購入可能。●南区西九条南田町56-2 ジェミニ東寺1F ☎075・585・6633 8:00〜17:00 日・月・祝日休 https://www.instagram.com/kanoa.bakery/
立体曼荼羅の世界へようこそ〜。
OMOレンジャー
おふな さん
自他ともに認める歴女。穴場のお寺など、歴史にまつわるスポットはお任せ!
京都駅の南側、五重塔が目を惹くお寺は真言宗総本山 教王護国寺、通称「東寺」。平安京に建てられ、その時代から現存する唯一の遺構だ。喧騒から離れ、緑豊かな境内と周辺の街並みには、心地よい風が吹き、ゆったりとした時間が流れている。ご近所ガイド OMOレンジャーのおふなさん曰く、
「これだけ広くて朝5時から開門していますので、観光の方だけでなく、地域の方が散歩していたり、近所の保育園の子供たちが遊んでいたりも。毎月21日の弘法市、第1日曜日のガラクタ市といった縁日では、敷地がお店で埋め尽くされ、多くの人で賑わいます」
エリアには“東寺”と名のつく商店がたくさん立ち並び、それだけまちの中心として発展してきたお寺であることを感じられる。そんな東寺を楽しむポイントは2つ。
「①1200年前の平安時代にタイムスリップ! ②立体曼荼羅(まんだら)からご利益をいただきましょう、です。東寺そのものや境内のお堂の位置、配置は全く変わっていないので、建立当時と同じような光景をご覧いただけると言っても過言ではありません。また曼荼羅とは、どういった仏様が私たちを助けてくれるのかをわかりやすく図にしたもの。お堂ではその世界観を仏像で表現した“立体曼荼羅”で見ることができます。それぞれの仏様には得意分野があるので、ぜひお願いしたいご利益の仏様の前でご挨拶もしてみてください!」
歴史ある京都でも一層深い年月を感じられる東寺。地域に密着したお店と一緒に、ぜひ訪れてみて。
平穏と安らぎが訪れる
にしえの都体験を、
心身ともにたっぷり味わう。
OMO3京都東寺は楽しみながらも心が整う、東寺エリアならではの落ち着きとワクワクが共存した雰囲気。フットワーク軽く旅を楽しめるベーシックホテルで、館内ではカジュアルに地域の文化に触れることができ、一方で外ではOMOステイだから味わえる本格的な体験が待っている。
入り口を跨ぐと「まんだらアート」など東寺所縁のアートやアクティビティがお出迎え。壁一面に広がる「ご近所マップ」は現在と平安時代の地図をスライド式のボードで比較できる優れもので、歴史に紐づく豆知識POPも必見だ。また現在の地図にはご近所の飲食店やショップなど、OMOおすすめスポットの紹介が! 一見、物静かな住宅街でお店が少なそうに思える東寺エリアだが、地域密着型だからこそ知り得るリストは、ぜひ散策に役立ててほしい。
最注目のアクティビティは「東寺まんだらさんぽ」。ご近所ガイド OMOレンジャーと東寺を巡る約90分のツアーだ。クイズに挑戦したり、実際に立体曼荼羅を前に解説を聞いたりすることで、個人で訪れるだけではなかなか難しい仏教の世界を知ることができる。例えば仏様の手のポーズにはどんな意味があるのかなど…。ツアーをきっかけに、仏像を見ることや他のお寺を回ることも一層楽しくなること間違いなし! 要申し込みなので、HPからチェックを。
内外大充実のOMO3京都東寺。平安京はじまりの地を、旅の出発点にしてみては?