趣味のミシンも笑いにつながっている。
「芸人になる前に古着屋で働いていたり、昔から洋服が好きでミシンにも興味がありました。裁縫なら自宅でひとりでもできるやろと思って、バッグから始めて、半年後にはショートパンツやシャツなど洋服も手掛けるようになり、最近は女性用のギャザースカートを作りました。気が付いたらインスタがほぼ裁縫アカウントになっていた(笑)。フォロワー数とか数字は全く気にしていませんが、今の世の中、趣味を仕事にしている人も多いし、僕も趣味のミシンのことを発信して、多くの人に笑ってもらえているのが素直に嬉しい」
マイルール3か条は、ミシン好きでいるために重要な要素だそう。
「一生夢中でいるために、ゆる~く続けていきたいですね」
これがわたしの“MY RULE”
- やりたくないことはやらない
- 他の何かと比べない
- 自分のペースでやる
相方の中岡さんに贈ったのは…。
ミシンデビューして約4か月後、骨折治療中の相方・中岡創一さんからの依頼で作ったのが足カバー。かかと付きで歩きやすいのも特徴。
「サポーターの上からガバッと履けるような足カバーを作ったら大好評やった。中岡君にも喜ばれたし、その完成品をインスタにアップしたら『裁縫好き男子ステキです』『天才すぎます』と嬉しいコメントがたくさん届いて、自信につながりましたね。それ以来、芸人仲間とかに自分が作ったものをプレゼントすることが増えました」
一度やり始めたら、時間を忘れてしまうぐらい夢中に。
ミシンの使い方や裁縫のやり方は、YouTubeを見て真似たり、本を参考にすることも。
「それでもわからないことがあれば、洋服屋の友達に教えてもらいます。今はミシンに触れない日はないですね。朝起きてすぐに始めて、気づいたら夕方になっていて、1回ラジオの仕事に遅れたことも(笑)。夢は、ミシンと刺繍で完全オリジナルのスーベニアジャケットを作ること!」
コカドケンタロウさん お笑いコンビ、ロッチのネタ作り担当。『ロッチと子羊』(NHK Eテレ)、『世界の何だコレ!?ミステリー』(フジテレビ系)など、多数のテレビやラジオ番組にレギュラー出演中。
【YouTube】ロッチ Official YouTube Channel
【Instagram】@kokado_kentaro
【X】@kokadokentaro
※『anan』2024年2月7日号より。文・鈴木恵美
(by anan編集部)