性欲は強いほう、弱いほう? ぶっちゃけ、どんなときに性欲を感じる?
――女性芸人のなかでも性への関心が高めな印象の皆さんですが、実際はいかがですか?
誠子:私は標準よりちょい上かなと思っていたんですけれど、このメンバーと話すようになってまだまだやなと。とくに、はらには一目置いています(笑)。ちょっと、視点というか、目のつけどころが違うんですよ。
ウエダ:たしかに。楽屋ですっごい分厚い性の進化論みたいな本を持ち歩いているのを見たときに突き抜けているなと。
はら:卵子のほうが遺伝子を選んでいるとか、そういう神秘的な話を聞くと好奇心が湧くんです。ライブ前の楽屋トークもこのメンバーだと自然にそういう話になりますよね。誠子さんが、最近どう? みたいに話し始めて、イワクラちゃんが、エッチないい店を見つけたみたいな。ライブ始まる前からにぎやかに盛り上がっています(笑)。
誠子:はらが動物の性交動画を見せてきたり。やっぱり師匠は違うわって(笑)。
――ちなみに、皆さんはどんなときに性欲が高まりますか?
誠子:私は生理前に性欲が高まっているのを感じます。
イワクラ:生理前、わかります。5段階で言ったら、欲求の高まり感はマックス5。なんとなくムラムラして、AV見ようかなーって気分になると、だいたい直後に生理が来る。それで、月経アプリを見ると卵のマークがついていたり。体のメカニズムって本当にすごい(笑)。
誠子:私は生理の前はうずうずを抑えられなくなると困るので、不要不急の外出を控えています(笑)。あと季節でいうと、夏は自分的にハイシーズン。
はら:夏は気分が開放的になるから、性欲も高まるんですかね。個人的には春夏秋冬、あまり関係なくという感じです。
ウエダ:舞台でめっちゃウケたときって性的興奮に似た感覚になることが自分はあって。あれ、生理来たかもと思って焦ってトイレに駆け込んだら、ただ濡れてるだけだったり(笑)。
一同:(爆笑)
オダ:私はお酒飲むのが趣味なので、ほろ酔いになってくると性欲が高まります。あと、めっちゃ暇なときもしたくなります。
イワクラ:私は忙しいときのほうが性欲を感じることが多いかも。ササッとひとりでしてリフレッシュみたいな(笑)。
誠子:お付き合いしているパートナーがいたとしても、したいタイミングがいつも一緒とは限らないから、自己解決できる術を知っておくといいですよね。
ウエダ:私はライブ前とかも性欲が高まるときがあるので、もし相手がいたとして、そのたびにとなるとしのびない気持ちになってしまうかも(笑)。
はら:性欲の強さやムラッとくるポイントも人それぞれだから、それも自分の体の個性として受け止めています。私は性欲も性に対しての関心も強いという自覚があるので、もっと深く探究していきたいです。
誠子:さすが、私の師匠はいいこと言うわ(笑)。
写真右から、
はら 1989年生まれ。「ゆにばーす」のボケ担当。得意技は自撮り写真で自分を最大に盛ること。“詐欺メイク”が神がかっているとSNSでも話題に。趣味は人間や動物の性行為動画を見ることで、探究心の強さは人一倍。
イワクラ 1990年生まれ。「蛙亭」のネタ作りも担当。『キングオブコント2021』ファイナリスト。YouTubeチャンネル「蛙亭のケロケロッケンロール」は登録者数16万人超え。テレビではたびたび下ネタトークも披露。
誠子 1988年生まれ。「尼神インター」のボケ兼ネタ作り担当。ぶりっこキャラの勘違いボケでブレイクを果たし、数々の賞レースで実績を残す。趣味はドラマ観賞。理想の恋愛を夢見て、妄想をふくらませている。
ウエダ 1991年生まれ。「オダウエダ」のおもにツッコミを担当。IQ132の頭脳派で、昨年はオダと共に『女芸人ナンバーワン決定戦 THE W』で優勝を飾る。自他ともに認める性欲の強さで「神保町よしもと漫才劇場」の性の伝道師とも。
オダ 1995年生まれ。「オダウエダ」のおもにボケを担当。2021年に『THE W』で王者に輝き、今年はコンビ初の単独ライブも。趣味はお酒を飲むことと釣りをしながらビールを飲むこと。
「性なる夜のムゲンダイ女子会」 尼神インター誠子、ゆにばーすはら、蛙亭イワクラ、オダウエダが、テレビでは話せない“ちょっと過激なオトナの話”について明るく語り合う不定期開催のトークライブ。次回は9月14日(水)20:00~21:00にヨシモト∞ドーム ステージIにて開催予定。MCは次長課長の河本が務める。配信も実施予定。
※『anan』2022年8月17‐24日合併号より。写真・土佐麻理子 取材、文・小寺慶子
(by anan編集部)