“楽しいこと”を見つける天才? 倉科カナさんの日々を充実させるコツ。

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2021.09.22

写真・小笠原真紀 スタイリスト・伊藤信子 ヘア&メイク・草場妙子 取材、文・瀬尾麻美 PR・ワコール

9月22日発売の『anan』の表紙を飾り、惚れぼれするような美バストを披露してくれた倉科カナさん。ここでは撮影時のこぼれ話をはじめ、普段の下着のこだわりからポジティブマインドの秘訣、さらにデビュー15周年を迎えた今の心境など…本誌未掲載のインタビューをお届けします。

まるでドレスのよう! 特別感のあるランジェリーにうっとり。

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――『anan』の美乳特集にご出演いただきありがとうございました! とても緊張されていたとのことですが、改めて撮影の感想をお聞かせください。

普段の雑誌の撮影と違って、とにかく自分のカラダを美しく見せないといけないので、ポージングを考えるのに苦労しましたね。でも、女性のカメラマンさんがとても的確に指示してくださったので助かりました。それから、衣装がどれも素敵で! 撮影しながら自然とテンションも上がりました。

――巻頭ページでは、ランジェリーブランド『Salute(サルート)』のアイテムを着用していただきましたが、いかがでしたか?

どのランジェリーもすごく繊細で、特別感のあるアイテムばかりでした。本誌のインタビューでもお話したのですが、まるでドレスを纏っているような…。今回着用させていただいた中では、白地にカラフルなお花のアップリケがついたアイテム(本誌P2掲載)がいちばんのお気に入り。あとは、つけ衿がセットになったキャミソール(本誌P6掲載)もデザインが凝っていてかわいかったです。アイテムによっていろいろなコーディネイトができるので、下着の楽しみ方も広がるなと思いました。


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下着選びには、“俳優ならでは”のこだわりも…。

――普段、身につけている下着のこだわりはありますか?

いちばんはアウターに響かないこと。それから、しっかりとバストを支えてくれて安定感のあるものを選ぶようにしています。というのも、俳優という仕事をしていると、私服より衣装を着ている時間のほうが長いことがあるんです。借り物の服をさも自分の服のように表現しないといけないので、下着が自分のカラダにフィットしていないと、余計に“借り物感”が内側からにじみ出てきてしまって。だからこそ、下着はきちんと試着して自分に合うものを身につけています。

――それは、俳優さんならではの興味深いお話ですね。

ただ、デザインよりも機能性ばかりに着目してしまうので、黒かベージュのシンプルなものしか持っていないんです(笑)。今回、『Salute』のランジェリーを着用させていただいて、つけ心地も良かったですし、何より自分の気持ちが満たされたので、「これからはこういう下着にも挑戦したい!」と感じました。

――『Salute』のランジェリーは、具体的にどんなシチュエーションで身につけたいですか?

誰かに見せたいというよりは、オフの日にひとりで密かに楽しみたいですね(笑)。特に今は、自粛期間でなかなか外に出かけられない人も多いと思うので、素敵な下着を身につけて自分で自分のテンションを上げて過ごすのもいいのかな、と思います。『Salute』のランジェリーのように丁寧につくられたものを身にまとうと、自分を「いい子、いい子」ってしてあげているような気分になれるというか…。家の中にいても、美しい姿勢や所作をキープできそうです。


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年齢は“レベル”と同じ。積み重ねた経験が武器になる。

――キラキラとした笑顔が印象的な倉科さんですが、仕事でもプライベートでも、いつもポジティブマインドでいられる秘訣はありますか?

“楽しいこと”を見つけるのは、わりと得意かもしれません。今回の撮影でも、スタジオにバスタブがあったのですが、「これ、あとで入ろう…!」と思って、ひとりでニマニマしていました(笑)。同じ時間を過ごすにしても、「早く終わらないかな」と思って過ごすよりも、自分自身で楽しい時間に変えてしまったほうが、あっという間に感じると思うんです。

――逆に、落ち込んだ時はどうやってリカバリーしていますか?

落ち込んだ時は、めちゃくちゃ落ち込みますね(笑)。お酒がすごく好きなのですが、家でひとりパーティをして、悲しい映画を観て泣いたり、自分が出演したかった映画とかを観て「悔しい~!」って地の底まで落ちたり。すると、翌日にはケロッと立ち直っていることが多いです(笑)。いつまでもクヨクヨしていても意味がないことはわかっているので、なるべく短時間で発散するようにしています。

――2021年は倉科さんにとって、デビュー15周年という節目の年でもあります。最後に、今後の抱負を聞かせてください。

この15年でいろいろなお仕事を経験させてもらいましたが、それぞれの役柄があったからこそ、今までの自分と向き合えたり、新しい自分を発見できたりして、結果的に自分自身をより好きになれた気がします。だから、年齢を重ねるのは決してネガティブなことではなくて、私はむしろ“年齢=レベル”だと思っているんです。積み重ねた経験が自分の“武器”だとしたら、当然、「レベル20」よりも「レベル34」のほうが強いわけですよね。そう考えると、何事においても“続ける”ということがやっぱり大事だなと感じています。今は15周年ですが、すでに20周年が楽しみなくらい! これからも目の前のことを一つ一つ継続してレベルアップしていくこと。そして、自分自身の良さを認めて大切にしていきたいです。


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倉科カナ
くらしな・かな 1987年12月23日生まれ。熊本県出身。10月クールのドラマ『らせんの迷宮~DNA科学捜査~』(テレビ東京系)、『婚姻届に判を捺しただけですが』(TBS系)に出演。12月には出演舞台『ガラスの動物園』が公演予定。


衣裳協力:カーディガン¥82,500 (ババコ/ショールーム リンクス ☎︎03・3401・0842)ロンパース¥26,400 (シモーネ ワイルド/フィルグ ショールーム ☎︎03・5357・8771) シューズはスタイリスト私物

Information

https://www.wacoal.jp/Salute/
anan2267号にて倉科カナさんが着用した『Salute(サルート)』はこちら

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