チェ・ジョンヒョプ「笑いを我慢するのが大変な時もありました」。東村アキコ初監督ドラマ『バカンスの法則』の現場を振り返る

漫画家・東村アキコさんが、なんとこのたび映像監督に初挑戦。そのジャンルはもちろんラブコメ! 謎めくオーラにときめき、葛藤しながらも運命に向き合う姿がどんどん愛しく見えてくる…そんな青年・西上を、いま大注目の俳優、チェ・ジョンヒョプさんが演じました。


ドラマ 『バカンスの法則』

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ⒸAbemaTV, Inc.

漫画家・東村アキコ氏が描く“デトックス・ロマンス”

祖母が残した海辺の別荘で思わぬ「人生のバカンス」をすることになった緑(橋本環奈)と、緑の兄の紺太。そこに姿を現したのは、管理人の西上(チェ・ジョンヒョプ)。どこか表情の読めないこの男の正体とは…。漫画家・東村アキコが初めて原作・脚本・監督を務める、ロマンティックなラブコメドラマ。7月27日よりABEMAで配信。

── 『バカンスの法則』に出演を決めた理由を教えてください。

僕が演じた西上のキャラクターと物語に惹かれたからです。西上は別荘の管理人なんですが、管理人を演じるのは初めて。韓国とは、管理人という役割に違いがあったのですが、日本の管理人像を知るのは楽しかったです。

── 『Eye Love You』に続き、日本ドラマの出演は2回目。前回の経験は役立ちましたか。

日本と韓国ではドラマの作り方が少し違うというのは、すでに感じていました。それは感覚的な部分が大きいので言葉で説明するのは難しいのですが。でも毎回、役者やスタッフなど全員が同じ情熱を持って一つの作品を作り上げるという部分では同じ。日本のスタッフが助けてくださったのも大きかったです。それから僕は普段から、評価を受けたいという気持ちで出演を決めたり演技をしているわけではないんです。もし話題にならなかったとか、あまりいい評価を得られなかったとしても、その経験のすべてが血となり肉となると思っています。

── 演じ方の意識で、前回と変わったことはありますか?

もっとよくしなければ、というプレッシャーはありました。そして、みなさんにとって前作のユン・テオのキャラクターのイメージが強いと思うので、そこから抜け出せるように、できるだけナチュラルに演じることを意識しました。まずは日本語のセリフをしっかり覚えることから。セリフの区切りを確認し、韓国にはない単語は繰り返して口に出すことで覚えていって。それでも不自然なところはあるかもしれませんが、視聴者の方には僕の努力も楽しんでいただきたいです。

── 原作・脚本・監督を務めたのは東村アキコさん。日本ではとても有名な漫画家ですが、ご存じでしたか?

台本をいただいた時に、監督のことについて周りの方に聞いて驚きました。漫画家なのに監督までされるんだ、って。

── 実は私たちも驚いているんです(笑)。東村監督からは、どんな演出やオーダーがありましたか?

監督はシーンそれぞれに、頭の中に具体的なイメージをお持ちでした。そして僕も、現場の雰囲気を酌みながら、台本に書かれているセリフや流れを自分なりに理解して演技プランを考えるなどの準備をして臨みました。お芝居で監督を説得したいと思っていたし、それを監督に伝えさせていただいた部分もあります。西上というキャラクターは、僕一人で作ったわけではなく、みんなで作り上げたと思っています。

── 妥協したくないという気持ちが伝わってきました。ご自身では自分のことをどんな性格だと?

仕事に関しては計画的で敏感だと思います。でもプライベートでは、結構だらけがちです。もしかしたら極端な人なのかも(笑)。

── 意外です。想像を超えた展開が待ち受けている作品でもありますが、視聴者にはどのように見てほしいですか。

現場で共演者のみなさんの演技を見ていた時にすごく楽しくて。だから僕と同じように楽しんで見ていただけるはずです。

── 笑えるシーンが多いとか?

気になりますよね?(笑)

── それはもちろん!

みなさんはじけるような演技力で、魅力を爆発させていてとても面白いですよ。僕は役的に見守る立場でしたが、笑いを我慢するのが大変な時もありました。見ていただければ納得できるはずです。

── 配信が楽しみです! 最後に“ヒーローエンタメ特集”にちなんで、ジョンヒョプさんが好きなヒーロー像を教えてください。

映画『ホーム・アローン』の主人公ケビンのような、純粋で正義感に溢れたヒーロー。一人で何かを決断するような場面が好きですが、買い物袋を落としてぶちまけてしまうとか、ピザの配達が来た時に慌てて銅像を倒してしまうようなシーンも好き。何度か観返して気づく、日常から見えるケビンの人柄にも惹かれます。映画『ホーム・アローン』の主人公ケビンのような、純粋で正義感に溢れたヒーロー。一人で何かを決断するような場面が好きですが、買い物袋を落としてぶちまけてしまうとか、ピザの配達が来た時に慌てて銅像を倒してしまうようなシーンも好き。何度か観返して気づく、日常から見えるケビンの人柄にも惹かれます。

チェ・ジョンヒョプさんの撮影ビハインドをSNSで公開中 🌻

Profile

Chae Jong Hyeop

チェ・ジョンヒョプ 1993年5月19日生まれ、韓国出身。韓国ドラマ『無人島のディーバ』など話題作に出演。日本ドラマ初出演となった『Eye Love You』も大きな話題に。

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写真・山越翔太郎 取材、文・若山あや

anan 2503号(2026年7月8日発売)より
Check!

No.2503掲載

ヒーローエンタメ最前線

2026年07月08日発売

この夏を彩る最新ヒーローを紹介する特集。プライムオリジナルドラマ『犯罪者』から高橋一生さん、斎藤工さん、水上恒司さん、映画『ブルーロック』からは高橋文哉さんなど、豪華キャストのみなさんが誌面を彩ります。

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