初ベストアルバム『10’S BEST』をリリースするOKAMOTO’Sに、作品への思いを伺いました。

あの頃も今も音楽に夢中! 10年の輝きを詰めたベスト盤。

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10周年イヤーを爆走中のOKAMOTO’Sが、初めてのベストアルバム『10’S BEST』を4月15日にリリースする。2枚組で、Disc1はファン投票で人気投票順に楽曲を収録。「90’S TOKYO BOYS」「Dancing Boy」「BROTHER」と、この10年の彼らを象徴する“少年性”が反映された楽曲がトップ3を飾っている。

「少年性もそうだし、同級生、兄弟っていうのは、バンドの性質としてあると思いますね」(ショウ)

「でも、19歳でデビューして、29歳になって、さすがにBOYじゃなくなって(笑)。だからこそ、言葉に出してBOYを終えるっていうテーマが、(2019年にリリースした8thアルバム)『BOY』の時もあったんですけど、今回は2010年代と俺らの20代の締め括りのタイミングでもあるので。それがお客さんにも伝わったと思います。一緒に年をとった感じがしますもん。ライブに来てくれるお客さんの顔は覚えているから、見ていて大人になったな、とか思う。濃いコミュニケーションをとれていますね」(レイジ)

この10年間は、ロックバンドにとっては激動の時代だった。

「CDが売れなくなり、音楽の聴かれ方が変わりましたよね」(ショウ)

「アイドルに揉まれて、サブスクに揉まれて」(レイジ)

「フェスに揉まれて」(ショウ)

「難しかったですね、ロックバンドを続けることが。だから(今)よかったなあって思います」(コウキ)

そんな中で変わらないのは、未発表曲や新曲が収録された冒険的な今作のDisc2にも表れているが“4人とも音楽に夢中”なところ。

「音楽に飽きたっていうのは、全く感じたことがないです。ゲームばっかりやっているミュージシャンもいるじゃないですか(笑)。まあ、ハマさんは、ゲームもアニメも、全オタク的な趣味を同時にやりながら、飲みにも行って、ベースもめっちゃ弾いてますけどね(笑)」(レイジ)

「(笑)。そういうもののアウトプットになるのが音楽」(ハマ)

「人生で起こることを音楽にしていくっていう。この10年で、それがはっきりしてきました」(ショウ)

また、今作は10年の総括だけではなく、ショウとコウキがデモを一緒に作るという新しい挑戦が反映された楽曲も収録されており、OKAMOTO’Sの未来も見えてくるのだ。

「尊重し合えるようになったからできるんだと思う。また新しいところに行くために、違ったものを組み合わせてみようっていう」(コウキ)

「お客さんから、好きなことをしている4人を見るのが面白い、みたいな空気を感じるんです。今の大前提には、10年かけて培ってきたそういう関係性があるんですよね」(ハマ)

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『10'S BEST』。ファン投票のDisc1、メンバー選曲のDisc2の2枚組で、全33曲収録。【完全生産限定盤(2CD+BD+LP+豪華パッケージ)】¥15,000 【初回生産限定盤(2CD+BD)】¥6,500 【通常盤(2CD)】¥4,200(Sony Music Labels)

オカモトズ 左から、ハマ・オカモト(Ba)、オカモトレイジ(Dr)、オカモトショウ(Vo)、オカモトコウキ(Gt)。中学の同級生で結成されたロックバンド。全員が岡本太郎を好きで、名字もみんなオカモト。2010年にアルバム『10’S』をリリースし、若さと技巧を兼ね備えたロックンロールで名と音を広めた。以来、国内外を股にかけて活躍。5月には東名阪ホールツアー「90’S TOKYO BOYS in HALL“History”」を開催予定。

※『anan』2020年4月22日号より。写真・岩澤高雄(The VOICE) 取材、文・高橋美穂

(by anan編集部)

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