『アレンとドラン』は、文化系女子にとっては、痛いけど非常によくわかるお話だ。単館系のマイナー映画が大好物で、外見も中身もわかりやすいサブカル女子の林田(リンダ)。田舎から東京の大学に進学して、趣味の合う少数派との交流をSNSで満喫するものの、大学ではいまいち浮いてしまっている。作者の麻生みことさんに本作について聞きました。

サブカル女子とリア充イケメンの恋愛は果たして成立するのか!?

アレンとドラン

「若気の至りで、みなさん本当はいろんな失敗をしているはずなのに、なかったふりをして生きていたりするじゃないですか。友だちや私自身の恥ずかしい失敗を、リンダには詰め込んでみました」

自意識過剰なくせに自己評価が低い、いわゆるメンドーなタイプ。ゆえに無駄に空気を読みすぎてなかなか友だちができなかったり、文化系おじさんのえじきになりそうになるのだが、そんなリンダに何かと手を差し伸べるのが、江戸川(エドガー)というリア充イケメンだ。

「リンダにとってエドガーは最も遠い存在で、絶対に友だちにはなれないと思っていたタイプ。だけどそんなのはきっかけ次第で、たまたま親切にしてもらえただけで好きになっちゃうもんなんですよね」

一方で、大学のゼミの無頼派な平良先生も映画オタクであることが判明し、周りが疑うほど懐くリンダ。ぼっち上等と見せかけて、意外と楽しくやっちゃってる!?

と思うものの、好きなものばかりにかまけていたせいで、恋愛のしかたがよくわからない。自分の気持ちに気づいてからの思考回路や行動がいちいち笑えるのだが、ふと気づけばリンダもエドガーも平良先生も、そもそも他人に興味がなさそうな人ばかり…。

「そんなつもりはなかったんですけどね(笑)。恋愛体質ではない彼らが歩み寄るのは難しそうですが、どんなアクシデントを入れていこうか考え中です。リンダが痛い目に遭ってもそれはそれで経験なので、心と体にひどい傷を負わない限り、いっぱい走って転んで立ち直れって、親心みたいな気持ちで描いています」

みなさんがなかったことにしていた黒歴史が蘇る可能性も…。リンダと一緒に七転八倒できますよ!

アレンとドラン

『アレンとドラン』 サブカル女子がアパートの隣に住むリア充バーテンダーと出会い、少しずつ人生が開けていく風変わりなラブコメ。タイトルにピンときた人もそうでない人も! 講談社 429円

あそう・みこと マンガ家。1991年デビュー。代表作『そこをなんとか』が完結したばかり。『good!アフタヌーン』で「小路花唄」を、『Kiss』で「アレンとドラン」を連載中。

※『anan』2018年10月10日号より。写真・中島慶子 インタビュー、文・兵藤育子

(by anan編集部)


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周りと⽐べて⾃信をなくしたり、誰かを羨ましく思ったりしていませんか? 今は、あなたの中に眠る素敵な価値を再確認する時です。安易な道に流れず、コツコツと⾃分を磨くことに集中してみて。⾼い志を持って実⼒を磨きましょう。その努⼒が揺るぎない⾃信に変わり、主体的で前向きな⼼によって停滞が打ち破られていきます。

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