インドには占いの学校が存在する!?
就職や引っ越し、結婚など、人生における一大イベントにおいて、占いの結果が重視される国・インド。「日本ではインド占星術が有名ですが、インドにはさまざまな占術が存在し、100万人以上の占い師が活躍しているといわれています」。人気占い師になると高収入を得ることができるため、憧れの職業のひとつでもあるそう。街には、占い師としての認定をもらうための勉強をしたり、スキルを身につけるための専門学校も多く存在。たくさんの人が成功を夢見ながら通っている。
ルーマニアでは「魔女」は職業で認可制!?
数世紀にも及ぶ歴史ある魔女文化を持ち、現在も魔女や占い師を仕事にしている人が多いルーマニア。2011年に行われた労働法の改正により、活動をする際には役所に「魔女」として登録することと所得税を納めることが義務づけられ、世界で唯一、魔女の認可制度を取り入れた国となった。占いが外れると罰金が科されることもあるという…。「また、黒魔術を禁止する法律も制定されています。そのくらい、魔女のパワーや存在が強い国です」
イギリスで大人気! アスパラガス占いが当たると話題!?
イギリスに住んでいるジェミマ・パッキントンさんが占いに使っているのは、なんと、アスパラガス…! 鑑定方法は簡単で、手に持った数本のアスパラガスをマットに向かって投げるだけ。あまりの怪しさに“本当に当たるの…?”と疑いたくなるけれど、その的中率は高く、イギリス王室のご懐妊や政治にまつわることを当てているそう。「ダウジングと同じ原理ではないでしょうか。アスパラガスでもナスでも意識を込めて大切に扱えば何でもOKです」
ベトナム女子の婚活事情、占いが鍵を握る!?
インドと同じように、占いが生活に根付いている国のひとつがベトナム。おもに風水で占うことが多く、根拠の乏しい怪しい占いは、国で禁止されているとか。恋愛にも大いに関わっていて、付き合う人や結婚相手、結婚式の日取りまで、占いの鑑定結果に従う人が少なくないという。「ときには、本人同士が愛し合っていても、占いの結果がよくないという理由で家族の反対を受けたりして、別れることもあるとか…。大変ですね」。好きな人との相性がいいことを願うばかり。
台湾の文鳥占い。可愛いだけじゃなくて当たる!?
キュートな文鳥たちが占うことで有名なのが、台湾の“鳥卦=鳥占い”。中国の故事が書かれたカードの中から3枚を文鳥に選んでもらって、その結果で占うという、かなり昔から存在する占術。「エジプトでは鷹を神格化したホルス神が信仰されるなど、鳥に霊力が宿ると考える風習は古今東西にあります」。鳥たちがくちばしでカードをつまむ姿は愛らしく、その様子を見ているだけでもいいことがありそう。旅行で訪れたときに、挑戦してみて。
※『anan』2018年6月27日号より。写真・Getty Images 文・重信 綾
(by anan編集部)
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