横澤夏子が渡辺直美にサプライズして知った「いい女の反応」

エンタメ
2018.02.18
出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、変な気遣いをしない、祝われ上手な「サプライズを素直に喜ぶ女」になりきり。
横澤夏子

“素直な気持ち”になりきることからスタート。

サプライズでお祝いされるのって嬉しいですよね。でも私、いざ、されてみると素直に喜べないのが悩みなんです。それは、「事前の準備、大変だったんじゃないかな…」「お返しは一体、どんなことをすればいいの…?」という気持ちがよぎったり、「泣いた方がいいのかな…」と反応を計算してしまったりするから。あるいは、お店の中が急に暗くなって、バースデーソングが流れ、他のお客さんからも祝われる…。そんな状況を恥ずかしいと感じることが勝ってしまう場合もあります。

でも、そういう考えって、すごくあまのじゃくですよね。せっかくのサプライズなのに、用意してくれた人もがっかりしてしまうのではないでしょうか。だからこそ、サプライズを素直に喜び、楽しめる人ってすごく素敵だなって思うんです。「そんなのしなくていいのに~」と、真っ先に遠慮したりせず、まるで子供の頃のように、「やったー!」とはしゃいだり、「ありがとうございます!」と感謝の言葉を伝えられたら周りも嬉しいし、「またサプライズしてあげたい」と思うと思うんですよね。というのも、私も以前、渡辺直美さんの誕生日を先輩たちとサプライズで祝ったとき、ただただ喜んでくれて、こちらの嬉しさの方が上回った気がしたから。

でも、性格はすぐには変えられないものですよね。そんなときは、「サプライズ」というショートコントに参加していると思って、“祝われる人”になりきってみるのはどうでしょうか。たとえ、トイレに行くときにケーキが見えても気づかないフリ。そういう対応ができてこそ大人の女のような気がします。きっと、いつか慣れて、素直に喜べるようになるはず。私も変な気遣いをしなくなるまで、頑張ってみます。

よこさわ・なつこ 芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。

※『anan』2018年2月21日号より。写真・中島慶子 イラスト・別府麻衣 文・重信 綾

(by anan編集部)


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