東咲月「肌のために試行錯誤…たどり着いたのは漢方でした」
「もともとニキビが慢性的にあるタイプで、長年ニキビ痕にも悩まされてきました。皮膚科に通ったり、レーザーを試したり…。手当たり次第にできることは全てやったけれど、結局長続きしなくて。色々経て、漢方にたどり着いたところです」
昔からカラダに良いものに興味津々だったそう。
「痛いマッサージも、“これで何か変わるんだったら受けてみたい”と思う性格で、漢方もまずは試してみたいと好奇心で始めました。先生とのカウンセリングで、PMSやニキビなど気になる不調を伝えると、それに合ったものを処方してくれるんです。粉薬ではなくて、木の実とかがごろごろ入っているんですが、これを朝45分煮出して煎じ薬にして、一日かけてちょっとずつ飲みます。これがカラダに吸収しやすい飲み方だそうです」
気になるお味を聞いてみると「すごく簡単に言うと生姜の味。スパイシーな香りも」。
「先生と話しているうちに、自分のカラダのこともわかってきて。カラダの中の水分が冷えて分解できず、代謝が落ちているからニキビができているんだと気付きました。食や運動などのきっかけにもなり、生活改善につながって楽しいんです」
Satsuki’s Beauty Life
毎日欠かさず飲んでいるという漢方がこちら。「当帰四逆湯というものです。最初は2週間くらい試して、カラダに合うまで先生と話しながら細かく配合してもらいます。じんわりと効果を感じ始めたのは、1か月ほどしてから。ニキビが改善されたら、次に気になる不調の相談をして、内容を調整してもらいます。例えば、花粉症など季節による不調、その時どきのストレスや肌質に合わせて、話し合いながら調整してもらえるのが嬉しい」
Satsuki’s Beauty Rules
1、健やかな肌のために日々、徹底的にリサーチ。
「コスメキッチンの店員さんに肌悩みなどを話して、打ち合わせのようにリサーチしています。お友達のメイクさんに、『絶対人に教えたくないものを教えて!』と聞いたりもします(笑)。最近は『ピルは3か月は続けた方がいい』と聞いて試したところ、PMS時の肌質や体調に効果がありました」
2、1~2時間、湯船に浸かりリフレッシュ。
「お風呂が大好きで、湯船に浸かるのはマスト。炭酸水素ナトリウム入りの入浴剤を入れて、汗を流します。入ってる間は、Netflixで見たかった作品を見たり、仕事の台本を覚えたり、漫画を読んだり。自分ひとりでできることをして、その時間を楽しむことがリフレッシュになっています」
3、楽しく美味しく無理せず生活する。
「以前は週2~3ペースで走りこみをしたり、汗だーだーで顔が真っ赤になるような運動をしていたんですが、最近考え方が変わって。適度な運動をしながら、バランスよく食べることの方が重要と気付きました。メンタルやスタイルもキープできて、お腹もいっぱいになれます」
あずま・さつき 1994年生まれ、東京都出身。ミステリアスな表情が魅力で、雑誌や広告などへ出演。ファッションモデルとして活躍。現在は、俳優活動も積極的に行っている。公式Instagramは@satsukiiazuma
トップス¥42,900 パンツ¥39,600(共にタン contact@tanteam.jp) イヤリング¥8,800 ブレスレット、太¥26,400 細¥22,000(以上プティローブノアー TEL:03・4567・6217)
※『anan』2023年7月5日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・仮屋薗寛子