
菊池日菜子さん
気になるあの人の美容話。今回は、俳優の菊池日菜子さんです。
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寝る前の保湿&日中のUVケアで健やかでゆらがない肌に
長編映画出演2作目にして、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した注目の俳優・菊池日菜子さん。忙しい毎日でも、透き通るような肌をキープしている。
「スキンケアで心がけているのは、あれこれケアをやりすぎないこと。朝と夜で洗顔を変えていて、朝は無印良品の薬用クリアケアふき取りローションをコットンに含ませて拭き取り洗顔を。夜は、洗い上がりのつっぱり感がまったくない、soelの生せっけんで顔を洗います。そのあとは化粧水やDr.Gのクリームを塗って保湿。とくに乾きやすい小鼻まわりや口角の下には、ライスフォースのプレミアムパーフェクトクリームを重ねづけ。以前は、朝起きると顔がカピカピになっていることもあったのですが、寝る前の保湿を丁寧にするようになって、乾燥トラブルがなくなりました」
プライベートでのメイクは、ナチュラル派。
「普段は日焼け止めを塗るくらいで、ファンデーションは使っていません。ファンデを塗らないぶん、日焼け止めの塗り直しも気軽にできて便利です。お友達と会うときに、ナチュラル系のリップを塗るくらい。でも、撮影現場でヘアメイクさんにメイクをしていただくのはすごく好きなんです。今日のメイクも、ベージュ系でまとめた自然な引き算メイクが素敵。陶器のようなマットな質感の肌が、すごくお気に入りです」
そんな菊池さんのチャームポイントは、顔のほくろ。
「おでこから頬にかけて5つ並んでいるんです。結ぶと一直線になるのが、可愛いなと思っていて。前髪を下ろしていると見えないので、おでこを出しているときの私の顔に、ぜひ注目してみてください(笑)」

普段持ち歩いているのは、生せっけんを愛用中のsoelのポーチ。ガシャポンでゲットした、でこぼこフレンズのチャームをつけて楽しんでいます。髪の毛のケアにはラブクロムのコームがマスト。絡まりやすい私の髪には欠かせません。唇にはベビーワセリンリップ、手元は妹にもらったキャスキッドソンのハンドクリームで、こまめに保湿。乾燥を防ぐケアは日中も抜かりなく。
菊池日菜子さんのビューティルール
1. 待ち時間に体を動かす
「撮影現場での待ち時間には開脚やストレッチを取り入れています。学生時代は陸上部でハンマー投げをやっていたのですが、その頃からストレッチは習慣でした。体を動かすと気持ちがいいし、俳優という仕事は反射神経も大切。いつでも動ける、柔軟性のある体を目指しています」
2. 麹生活で健康を意識
「麹にハマったのは約1年前。もともと自炊が好きで、市販の塩麹を使っていたんですが、料理家・榎本美沙さんのYouTubeで塩麹の作り方を見て、自分で仕込んでみたのがきっかけです。それ以来すっかり麹に夢中に。おかげで肌のゆらぎが減り、食事や生活への意識も変わりました」
3. 内面から美しく
「母から教わったのは『言葉で表情が変わってくる』ということ。感情が高ぶっているときこそ、ひと呼吸おいて、自分の中で丁寧に落とし込むようにしています。本を読むことも大切な時間。川上未映子さんの作品が好きで、美しい言葉に触れるたびに、自分の世界が明るくなる気がします」
Profile

菊池日菜子
きくち・ひなこ 2002年2月3日生まれ、福岡県出身。映画『月の満ち欠け』で小山内瑠璃を演じ、第46回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。7月スタートのドラマ『DOCTOR PRICE』(読売テレビ・日本テレビ系)に出演。8月1日全国公開の映画『長崎―閃光の影で―』では初主演を務める。
anan2452号(2025年6月25日発売)より