文/永嶋恵美子
髪の乾かし方
髪を正しく乾かすことは、寝グセ予防には欠かかせません。自然乾燥は避け、ドライヤーを使って正しく乾かしていきましょう。
タオルドライ
まずはタオルで優しく水分を吸収します。ゴシゴシこすらないようにしましょう。
根本から乾かす
ドライヤーは根本から乾かします。頭皮をマッサージするように指で髪を持ち上げながら乾かすのがおすすめです。
冷風で仕上げ
最後に冷風を当てて髪のキューティクルを引き締めます。これによって艶が出て寝グセもつきにくくなります。
寝る前のおすすめヘアケアアイテム
リーブインコンディショナー
寝る前に使用する寝グセ予防に効果的なアイテムは、リーブインコンディショナーという、洗い流さないタイプの美容液です。寝ている間に髪に栄養を補給し、保湿効果を高めてくれますよ。これにより髪がまとまりやすく、寝グセもつきにくくなるので、おすすめのヘアケアアイテムです。
ナイトキャップとヘアバンド
寝ている間に髪が摩擦によって寝グセがつくのを防ぐために、ナイトキャップやヘアバンドを使うこともおすすめです。
ナイトキャップ(ロングの方向け)
ナイトキャップは髪を保護し、摩擦を減らす効果が期待できます。特にシルクやサテンの素材がおすすめです。
シルク製ナイトキャップ
シルクは滑りが良く、髪の摩擦を最小限に抑えてくれます。髪が絡まりにくく、寝グセがつきにくいでしょう。また、シルクは天然素材なので、髪と頭皮にも優しい素材と言えます。
サテン製ナイトキャップ
サテンも髪との摩擦が生じにくく、手頃な価格で購入できるのでおすすめです。
ヘアバンド(ショートの方向け)
ショートの方はナイトキャップよりもヘアバンドがおすすめ。ヘアバンドにも色々な素材があります。
シルクやサテンのヘアバンド
摩擦を減らし、髪を滑らかに保つことができます。特にショートの場合、ナイトキャップでは全体を覆うことが難しいこともあるため、髪を固定するのにヘアバンドは効果的です。
コットンや混紡素材のヘアバンド
滑りにくくフィット感が良いため、寝ている間にズレにくいでしょう。特に、フィット感を調節可能なヘアバンドは、しっかりと固定できるのでおすすめです。
寝る前の結び方
髪を結べる長さがある方向けになりますが、寝ている間に髪が絡まるのを防ぐため、寝る前に髪を軽く結ぶことをおすすめします。ポイントは以下の3つです。
結ぶ位置
枕の下の位置で結ぶことをおすすめします。髪を低い位置でまとめることで、頭が枕に直接触れる部分の摩擦を減らし、寝グセがつきにくくなります。
ゆるめに結ぶ
髪をきつく結んでしまうと摩擦が増えてダメージの原因に。軽くまとめる程度にしましょう。
シルクやサテンのシュシュ
こちらの素材は摩擦が少なく髪に優しいため、寝ている間も髪を痛めることなく保護できます。
枕カバーの素材選び
寝ている間に髪に直接触れる枕カバーの素材も大切です。
シルク
摩擦が少なく髪のダメージや寝グセを防ぐ効果が期待できます。また、シルクは保湿性が高いため髪や肌の乾燥を防げるでしょう。
サテン
シルク同様に摩擦が少なく手頃な価格で購入できるのでおすすめ。サテンの滑らかな表面が髪を優しく包み込み、寝グセや切れ毛を防いでくれます。
いかがでしたか? 毎日のヘアケアを見直すだけで寝グセがつきにくくなり、健康で綺麗な髪を保つことができます。今回ご紹介したことを実践すると毎朝のスタイリングが楽になり、忙しい朝でも自信を持って外出できるようになるはず。ぜひ試してみてくださいね。
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筆者情報
永嶋 えみこ(Instagram@nagashiii_arrange)
Droog 美容師。サロンワークからヘアメイク・ファッションに興味があり、簡単に出来るスタイリング・ヘアアレンジを提案していきます。