あなたは大丈夫? 「居心地のいい女性」と「都合のいい女性」の違い3つ

文・並木まき — 2021.6.28
「居心地のいい女性」と「都合のいい女性」には、紙一重な部分もあります。今回は複雑怪奇な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、その違いのなかから代表的なものを3つお話します。

1:嫌なことを言えるor言えない

男性にとって居心地のいい相手でいようとすればするほど、本当は「いやだ」と思っていることでもハッキリと口にできないこともあるでしょう。「こんなことを言ったら、嫌われそう」と思ってしまい、グッと堪えてしまうわけです。

確かに「NO」を言わない女性に居心地の良さを感じる男性もいるようですが、何をしても文句1つ言われないとなると、それは相手の女性を軽んじるきっかけにもなりがち。

全く「NO」を突きつけない姿勢は関係性が長く続く要素にはなるものの、だからといって男性から大事にしてもらえるとは限りません。「何をしても大丈夫」などと思わせてしまうと、都合のいい存在になるリスクが高まってしまうでしょう。

2:結婚に焦っていないor結婚したいのに我慢している

婚活を意識している女性ほど、交際の先にある将来を夢見てしまいがち。しかし「結婚したい!」という気持ちを激しく出しすぎると、相手が引いてしまうこともしばしば。

一方、結婚に焦ることなく常に余裕のある振る舞いをしている女性に居心地の良さを感じる男性もいます。そのため、相手に“結婚”を感じさせないよう努力してしまう女性も少なくないでしょう。

けれど、本当に結婚に焦っていない人の振る舞いには余裕があるのに対して、本当は結婚したいのに我慢している人の言動はどこか無理があります。そしてそれが男性側に伝わると、都合のいい存在として見られる引き金になることもあるのです。

3:気遣い上手or尽くすだけ

恋人といい関係をキープするには、お互いが相手を気遣うことも大切です。このバランスが崩れているカップルほど、相手を「都合のいい存在」として捉えがち。

彼が困っているときに手を差し伸べたり気配りできる女性は気遣い上手になれる一方で、彼が望んでもいないことにまで世話をやいたりアドバイスをする女性はおせっかいな人と思われることも。

どちらも「相手を想っているからこそ」の行動ですが、一方的に自分に尽くしてくれる女性に対して男性は最初こそ感謝しても、それが「当たり前」になると都合のいい存在として捉えてしまうこともあるようです。

居心地のいい女性を目指そうとして、気づいたら都合のいい女性になっていた……なんていうことは避けたいですよね。心当たりがあった人はぜひこの機会に彼との関係性を見直してみてください。

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