オネエ系映画ライター・よしひろまさみちさんの映画評。今回は、満を持して帰ってきた『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』です。
働くアラフォーのための大本命登場よ!(C)Universal Pictures
働くアラフォーのための大本命登場よ!(C)Universal Pictures

全ワーキングウーマンのバイブルっていえば、『Sex and the City』シリーズか『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズかよね。SATCはもうほぼ完結しちゃったもんだから、あたしを含めてこのジャンルのファンとしては拠り所が…。そしたらキター! 満を持しての“ブリジット”11年ぶりのカムバック!!

ブリジットが恋心に揺れたマークは別の女性と結婚し、ダニエルは事故死(葬式のシーンに注目)。結局彼女は独り身で、TVニュースのプロデューサーとしてお仕事ガールを貫いているの。そんなある日、友人の誘いで参加したロックフェスで出会ったジャックと一夜の関係に。その数日後に、親友の子どもの洗礼式で再会したマークからも、じつは離婚協議中でブリジットに未練があることを伝えられてベッドイン。しばしの後、太った太った! と大騒ぎのブリジットに、まさかの妊娠発覚!? でも同時期に関係したジャックとマーク、どっちが子どもの父親なの!?

前作から11年ぶりのシリーズ第3作は、第1作の監督が復帰。監督/シャロン・マグワイア 出演/レニー・ゼルウィガー、コリン・ファース、パトリック・デンプシーほか 10月29日より全国ロードショー。

前作から11年ぶりのシリーズ第3作は、第1作の監督が復帰。監督/シャロン・マグワイア 出演/レニー・ゼルウィガー、コリン・ファース、パトリック・デンプシーほか 10月29日より全国ロードショー。

と、相変わらず懲りないブリジットの騒動を描いたラブコメ第3弾。なんといっても素晴らしいのは、こんなしっちゃかめっちゃかなあらすじだっていうのに、どこにも破綻がないのよ! たいがいシリーズも3作続くと、とってつけたようなストーリーで物語が破綻していたりするもんだけど、これは完璧。オリジナルのキャラクターたちが全員、年を重ねてそれなりに成長しているし、イマドキなお仕事環境の苦悩なんかも描かれているから真実味があるのよね。だって、あんなに悩める女子だったブリジットが敏腕TVプロデューサーよ! それだけでも応援したくなるじゃない!!

で、赤ちゃんのパパは誰問題。コムスメじゃあるまいし…というよりも、成熟したシングル女性だからこその油断ってヤツよ。アラフォーでそれなりに気をつけていて起きたまさかの事態だもん。それにどっちかの男に責任をとらせようっていう話じゃなくて、シングルマザー覚悟だけど、どちらかハッキリさせないと、っていう思いだけ、というブリジットを観ていたら、さらに応援したい気持ちフツフツしちゃうの。40過ぎても変わらないドジっぷりもご愛敬ってヤツよね~。

前作から11年ぶりのシリーズ第3作は、第1作の監督が復帰。監督/シャロン・マグワイア 出演/レニー・ゼルウィガー、コリン・ファース、パトリック・デンプシーほか 10月29日より全国ロードショー。(C)Universal Pictures

※『anan』2016年11月2日号より。文・よしひろ まさみち(オネエ系映画ライター)

(by anan編集部)

Share

  • twitter
  • threads
  • facebook
  • line

Today's Koyomi

今日の暦
2026.4.
8
WED
  • 六曜

    仏滅

  • 選日

    ⼀粒万倍⽇ 天恩⽇ ⽉徳⽇

新しいことを始める時、誰でも不安を感じるものです。もし今、過去に執着して⼼が曇っているなら、思い切ってそれを⼿放してみませんか。失敗の記憶や古い習慣から抜け出すことで新たな運気が流れ込みます。ゼロからのスタートを恐れず、⼼の中を清々しく整えましょう。⾝軽になった分、希望を持って前に進めるはずです。

エンタメ

Recommend

こちらの記事もおすすめ

時代に反旗を翻せ! あの花嫁が覚醒する! 映画『ザ・ブライド!』
時代に反旗を翻せ! あの花嫁が覚醒する! 映画『ザ・ブライド!』
Entertainment
小林聡美、舞台『岸辺のアルバム』は「じつは結構笑えるところもあるのかもしれないと思っています」
小林聡美、舞台『岸辺のアルバム』は「じつは結構笑えるところもあるのかもしれないと思っています」
Entertainment
『私たちの話し方』アダム・ウォン監督インタビュー「ろう者であることをアイデンティティとして大切にしている“ろう文化”へのリスペクトを込めました」
『私たちの話し方』アダム・ウォン監督インタビュー「ろう者であることをアイデンティティとして大切にしている“ろう文化”へのリスペクトを込めました」
Entertainment
一杯のスープが映し出す、深遠な生命の循環を見つめ直す展覧会
一杯のスープが映し出す、深遠な生命の循環を見つめ直す展覧会
Entertainment

Movie

ムービー

Regulars

連載