岡崎体育の連載「体育ですけど、オンガクです」。今回のテーマは「ティースジュエリー」です。
岡崎体育 音楽

ティースジュエリーとは歯につけるアクセサリーのこと。「グリルズ」ともいわれアメリカのヒップホップやブラックカルチャーから生まれたもので、最近ではXGがCDジャケットにロゴをかたどったティースジュエリーをつけたビジュアルを使用して話題を集めました。うちのスタッフの井上は、ジャンルにとらわれないかなりのファッション好き。そんな彼は、かれこれ何年も「岡崎くんにティースジュエリーつけたいわー」と言っています。岡崎くんにもファッションでもっと挑戦してほしいと。僕の心の奥底にあるギャングスターな部分を引き出そうとしているのかもしれません。どちらかというと閑静な住宅街に住んでいる、おとなしめな性格の30代男性なのですが……。アーティストの導き方がちょっと独特なのかもしれません。

ダイヤモンドやゴールドなどギラギラとした感じを前面に見せつける、ヒップホップ的な“Bling Bling(ブリンブリン)”の象徴であるティースジュエリーをつけるのは、心がかなり強くないとできないと思います。ファッションというだけでなく、自分という価値観に確固たるものがあり、またそこに強い信念や自負がないとできない。でも、それなら僕にも僕だけのものがあります。宇治出身のミュージシャン、そのアイデンティティはしっかりと見せたい。ならば、僕が作るティースジュエリーは、金色ですがプラスチックを金に塗ったやつとかステンレス製のまがいもので安価にしたい。高価な宝石などは決してつけません! ヒップホップをルーツに持つ本物ではないのです。宇治の田舎から出てきた“成りきり”。それが僕のアイデンティティであり、やってみたいティースジュエリーです。だって、閑静な住宅街に住んでいますから。そういうところに住んでるなら、住んでるなりのティースジュエリーがあっていいはずです。

ティースジュエリーに限らず、ワンポイントにこだわったおしゃれができるようになりたい、とも思います。着ているのはジャージだけど、靴だけナイキのリメイクのレアなものとかハイブランドのスニーカーを合わせるとか。見る人が見ればわかるワンポイントを作れるのがかっこいいなと思います。そう考えてみるとティースジュエリーにこだわらずとも、ノーズジュエリー、イヤージュエリー、ヘッドジュエリー……だっていいはず。僕らしい、いろんな可能性を試してみたいです。

おかざきたいいく 油性マーカー「ハイマッキー」の新キャラクター「Hi!Mckee」のオリジナルテーマソングを配信中。秋に、ホールワンマンTOUR「盆テク博覧会」を全国5か所で開催。

※『anan』2024年8月7日号より。写真・小笠原真紀 ヘア&メイク・大矢佑奈(KIND) 文・梅原加奈

(by anan編集部)

Share

  • twitter
  • threads
  • facebook
  • line
エンタメ

Recommend

こちらの記事もおすすめ

Today's Update
【web限定】長谷川あかりが語る 20年来の親友・FRUITS ZIPPER鎮西寿々歌との『たべるししゃべるし』共演で見えたふたりの“素”
【web限定】長谷川あかりが語る 20年来の親友・FRUITS ZIPPER鎮西寿々歌との『たべるししゃべるし』共演で見えたふたりの“素”
Entertainment
Today's Update
自分らしい性愛について学ぶ、最新エンタメガイド
自分らしい性愛について学ぶ、最新エンタメガイド
Entertainment
Today's Update
心に傷を負ったファムファタール、 ほとばしる感情の行き着く先は…。漫画『今際の際のファムファタール』
心に傷を負ったファムファタール、 ほとばしる感情の行き着く先は…。漫画『今際の際のファムファタール』
Entertainment
CUTIE STREET・梅田みゆ、ぼる塾・きりやはるか「私たちがカプセルトイに沼る理由」
CUTIE STREET・梅田みゆ、ぼる塾・きりやはるか「私たちがカプセルトイに沼る理由」
Entertainment

Movie

ムービー

Regulars

連載