パフォーマンスと内面のギャップにハマる人続出中!? 実力派4人組IS:SUEの素顔に迫る
写真左から、RINO、RIN、YUUKI、NANO
NANO
オーディション当時から抜群のダンススキルと、自然と視線が吸い寄せられる佇まいで注目されていたNANOさん。自身でも「私の魅力はパフォーマンス」と、絶対の自信を持っている。
「例えば“ときめく”という歌詞があってそれを表現するとしたら、自分がときめいた瞬間を思い浮かべることもありますし、マンガでありそうな場面を想像することもあります。普段から他のアーティストの方の動画を見ていても、一番注目して見ているのが表情。私も曲によっていろんな表情を出せるようになりたいですし、自分にしかできないことをしようと、いつも心がけています」
YUUKIさんと共に大学のダンスサークルに所属していたNANOさんだが、ダンスを始めたのは中学1年生の頃、友人に誘われたのがきっかけだった。そして同時期にダンス&ボーカルグループのE-girlsにドハマリしたんだそう。
「パフォーマンスだけでファンを魅了するE-girlsさんは私の憧れであり原点。同じ振りをしていても一人ひとりに個性があって、なおかつ揃っているところがかっこいいんです。どうしたら、あんなにキレのあるダンスができるんだろうって不思議に思っていました。いつかあんなふうにダンスで活躍する人になりたいと思って、私もアーティストを志すようになりました」
ステージでのプロフェッショナルな姿がオーディション当時から印象的だったNANOさんだけれど、踊っている時につい出てしまう、あるクセに困っていると明かしてくれた。
「実は、キリッとした表情をするのが苦手で…。かっこいい曲をやっていても、踊ることが楽しすぎて、つい口角が上がってしまうんですよね。それは両親にも指摘されていて、『IS:SUEではかっこいいNANOが見られるのを期待してるよ』って言われてるんです。IS:SUEでは新しい私をお見せできたらと思っているので、楽しみにしてください!」
ダンスが映えるスタイルのよさもNANOさんの魅力のひとつ。
「食べることが好きなので、我慢するダイエットは続かないんです。だから、好きなものは朝に食べて、代わりに昼と夜は軽めにして、調整するようにしています。ダンスもハードに踊っているので毎日湯船に浸かるようにしていて、お風呂でのマッサージやお風呂上がりにするストレッチも日課です」
NANO(ナノ) 2001年8月27日生まれ、新潟県出身。最年長の頼れるお姉さん。「楽観的なので何があっても『なんとかなるさ』と信じてます。メンバーからの相談事にはその子がどうしたら明るく前を向けるかを考えます」
ブラウス¥70,400 スカート¥81,400 ベルト¥44,000 バッグ¥22,000(以上スポーツマックス/マックスマーラジャパン TEL:0120・030・535) フープピアス¥13,200(ニナ・エ・ジュール/ショールーム ロイト TEL:03・6859・8112) サンダル¥10,900(チャールズ&キース/チャールズ&キース ジャパン https://charleskeith.jp) その他はスタイリスト私物
RINO
誰もが魅了されるチャーミングな笑顔がトレードマークのRINOさんは、インタビューが始まってすぐに「実は、かなりの人見知りなんです」とポツリ。
「仲よくなるとはっちゃけられるんですけど、最初は無口だし、表情もないから、第一印象は怖いと思われがちなんですよね。IS:SUEのメンバーも、はじめの頃は私のことを怖い人だと思ってたそうです(笑)。今日みたいに初めての取材現場は今でも緊張してしまいますが、テンションで乗り切っています!」
そんなRINOさんがアーティストとして人前に立つことを夢見るようになったのは、お姉さんの存在が大きかった。
「私が生まれた頃からお姉ちゃんがダンスをやっていて、家族で発表会に行くのが日常でした。ステージに立つ姉はいつもと違ってかっこよくて、そんな姉を見ているうちに、私もステージに立ちたいと思うようになったんです。私のデビューが決まった時は、姉も一緒になってすごく喜んでくれました」
RINOさん自身も幼い頃から歌やラップを習い始め、アーティストになる夢を育んでいった。ダンスの発表会ではメイクをしてステージに立つことも多く、その頃からコスメは身近だったそう。
「小学生の頃にはすでに自分の肌に合う基礎化粧品を試したりしてました。この化粧水を使っている時は肌の調子がいいな、なんて気にしたり(笑)。今のルーティンは毎日のフェイスパック。メイクをしている日はもちろん、していない日もクレンジングを欠かさずしています。食生活では、特に大事な撮影やステージの前には、必要以上の塩分は摂らないように心がけています。そうすると顔まわりがシュッとするんですよ」
デビュー目前の今(※取材時)、不安やプレッシャーより楽しみな気持ちのほうが大きいです、と笑顔で語ってくれた。
「デビューが発表になってから思っていた以上に反響をいただいて、注目されている分、期待に応えなきゃというプレッシャーも感じています。でもそれ以上に楽しみで、ワクワクな気持ちのほうが強いですね。IS:SUEになってから毎日が新しいものとの出会いで、いい刺激をいただいています。デビュー前から大きなステージに立たせていただいたり、取材をしていただいたり…。ありがたい環境にいることへの感謝を忘れず、挑戦を恐れず、新しい自分との出会いを楽しみに、これからも頑張ります!」
RINO(リノ) 2003年9月1日年生まれ、神奈川県出身。自分の役割は「冷静担当。人間観察が好きで、相手の気持ちを酌み取るのも得意。自分の意見を前面に出すより、状況を見てみんなを支えるサポートタイプです」。
レザートップス¥57,200 レザースカート¥108,900 サンダル¥129,800(以上スポーツマックス/マックスマーラ ジャパン) ピアス各¥20,900(ジャスティン デイビス/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム TEL:03・3401・5001) インナーはスタイリスト私物
YUUKI
「私にとって、デビューという機会は最初で最後だと思っています」
覚悟を告げるかのように、強い眼差しでそう話してくれたYUUKIさん。
「デビューしないかという話をいただいた時、最初は不安もありました。でも、先のわからない道だとしても、4人で選ぶことを決めて、韓国合宿などで、歌やダンスの練習を積んできました。本当にデビューするんだとはっきり実感したのは、“6月19日”という明確なデビュー日が決定した時。涙が出るよりも、鳥肌が立ったのを覚えています。さらに、初披露がデビュー前の『KCON JAPAN 2024』だと聞いた時は、本当にアーティストになるんだ、ってじわじわくるものがありました。でもそれからは、基本プレッシャーには強い性格だというのもあって、何が起こるかわからないワクワクを感じている毎日です。こういう感情もデビュー前の今しか味わえないことだと思って、楽しんでいきたいです」
撮影中は、長い手足をうまく使って、クールなポージングを決めてくれた。170cmという高身長と短めの黒髪から、かっこいい印象が際立つが、本人曰くギャップがあるという。
「冷たく見られることもあるんですが、実は性格は、どちらかというとおっとりしていて、強い発言はあまりできないタイプ。食べることと寝ることが大好きで。そういうギャップも武器にしたいです。好きなパーツは目と鼻。といっても以前は、奥二重で決して大きくはない目がコンプレックスだったんです。でもある時、私のような目を持つ人は周りにはいないと気づいて、それ以来チャームポイントになりました。鼻は特に特徴のない“忘れ鼻”だと友達に言われてから好きになりました(笑)」
コンプレックスを“好き”に変えるポジティブなマインドは、この先、多くの人々を魅了することになるだろう。今、デビューに向けて毎日欠かさないのは筋トレだそう。
「有酸素運動はダンスレッスンでまかなえているので、セルフトレーニングは筋トレのみ。お尻や背中の大きい筋肉をメインに鍛えています。動画を見ながらヨガマットの上で地道にやっているのですが、目指しているのは、体幹がブレず全身の筋肉バランスがいいシルエット。でも自重のトレーニングにはそろそろ限界も感じていて。まだジムに通ったことがないので、いずれ通ってみたいです」
YUUKI(ユウキ) 2004年2月14日生まれ、神奈川県出身。「趣味は美味しいパン屋さん探し。甘いパンが好きで、そのお店ならではのスイーツパンに注目。最近はクロワッサン+クッキーの“クルッキー”がマイブーム」
ジャケット¥262,900(スポーツマックス/マックスマーラ ジャパン) イヤカフ¥37,400(ジャスティン デイビス/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) その他はスタイリスト私物
RIN
オーディション時から、ファンの間では「姫」と呼ばれて愛されてきた存在。IS:SUEの中では、洗練された艶やかな存在感を放ちつつも、これまでにいくつもの苦境を乗り越えてきた、強いマインドの持ち主でもある。
「新たなグループでデビューしないかという話をいただいた時は、本当に驚きました。しかもオーディションを一緒に頑張ってきた、私の大好きな3人と一緒だと知って嬉しくて。デビューするにあたり、もちろんプレッシャーはいろいろありますが、考えたり悩んだりするよりもポジティブに考えていたほうが、自分自身が幸せでいられると思うんです。だから今は、これまで私のことを応援してくれて、待っていてくださったファンの方と会えるのを楽しみにしています」
丁寧に言葉を選びながらそう語ってくれたRINさん。得意とするのは、幼少期から習ってきたダンスだそう。
「ダンスは大好きなんですが、実は今まで、歌には自信がなかったんです。でもデビュー前の韓国合宿で、ボーカルのレッスンを受けていた時に、今日できなかったところは、次のレッスンまでに絶対に改善しておこうと決めました。それを守って繰り返していたら、自分でもわかるぐらいに成長できたし、歌がすごく好きになったんです。個人的には、中島美嘉さんや伊藤由奈さんが歌う、ゆったりとしたバラード曲が好きです。いつかみなさんの前で披露できるように、これからも練習を頑張って、さらに成長を続けたいです」
デビュー曲「CONNECT」のMVでは、クールなダンスとともにその美しい腹筋に目を奪われた人も多いはず。
「習慣にしているのは筋トレ。縦の3本線が入るぐらいに、腹筋をバキバキにするのが今の目標なんです(笑)。トレーニング方法は、動画を見てとかではなく完全にオリジナル。小さい頃にダンスの先生に習った筋トレを自分でアレンジして、その日の気分で曲を選んでリズムに乗りながらやっています。私は上半身よりも下半身にコンプレックスがあって、脂肪がつきやすいので、筋膜ローラーやマッサージ、脚痩せの筋トレは毎日欠かしません。コツコツ続けることで、必ず成果は出ると思っています」
ハマっているのは帽子集め。日本や韓国で気に入るとつい買ってしまうそう。
「オシャレがしたくて。キャップやニット帽などいろいろ集めています」
RIN(リン) 2006年2月8日生まれ、福島県出身。グループ最年少メンバーで、ダンスが得意。「韓国合宿中、オフの日に帽子を7個ぐらい買っちゃいました(笑)。ちなみに一番最近手に入れたのは、麦わら帽子です」
ドレス¥353,100(スポーツマックス/マックスマーラ ジャパン) イヤカフ¥22,000 リング¥29,700(共にジャスティン デイビス/ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) サンダル¥11,900(チャールズ&キース/チャールズ&キース ジャパン)
イッシュ 2023年に放送されたオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』で出会った4人で結成。デビュー前に「KCON JAPAN 2024」に出演し、話題に。デビューシングル『1st IS:SUE』が発売中。
※『anan』2024年7月3日号より。写真・岩澤高雄(The VOICE) スタイリスト・伊藤ミカ ヘア&メイク・鈴木望恵扇 藤原ゆみ たるみえれな kaco 取材、文・尹 秀姫 若山あや
(by anan編集部)