トルコを旅する気分でひとかじり! 見た目も味も洗練されたチョコレートが上陸

2023.1.5
スイーツライターのchicoさんがおすすめスイーツを紹介する「お菓子な宝物」。今回は『divan(ディヴァン)』のアードワーズチョコレートです。
food

トルコからはるばるやってきた『divan』のチョコレートは、こんなにカラフル! ブルーにピンク、オレンジ……自由な色彩は何かで見た、色とりどりの家が並ぶイスタンブールの旧市街みたい。実際、古くから西と東の文化が交ざり、さまざまな人種が暮らすトルコらしいカラーリングだ。そんなトルコらしさはもちろん、色だけでなく味にもしっかり。フランスのヌガティーヌ(砂糖などをキャラメル状に煮詰めてナッツを混ぜて薄くしたもの)とトルコの恵みが、世にもおいしい出合いを果たしている。トルコはヘーゼルナッツやピスタチオの世界的名産地だけど、なかでも最高のものだけをヌガティーヌにたっぷり投入。ナッツの旨味と香りを炸裂させる。

トルコのお菓子って激甘なのでは? なんて心配も無用。『divan』を手がけるのは5つ星ホテルも経営する財閥。世界のセレブをもてなしているだけに、味も洗練されている。ターコイズブルーのチョコをまとう「クラシック」をかじれば、カリッと気持ちいいほどクリスピー。ナッツとキャラメルが互いの香ばしさを高め合い、チョコのまろみが全てを優しく包み込んでいくよう。粉ごと煮出して上澄みを飲むトルココーヒーもチョコに再現。コーヒー粉もちょっと食べちゃうあの感じと、苦味がいい具合。トルコを旅する気分でひとかじりしてみて。

「アードワーズチョコレート」(各9枚入り)クラシック、ラズベリー 各¥1,620、ミント、トルココーヒー、オレンジ 各¥1,998。ピスタチオ(¥2,160)はチョコとヌガティーヌ、両方から溢れるピスタチオの香りが押し寄せる! カラフルな色はスピルリナや黒にんじんなどナチュラルな食材由来。箱の柄は『divan』を手がけるコチ財閥の美術館所蔵(!)の特別なタイルから。

divan 東京都中央区銀座3‐6‐1 松屋銀座B1 TEL:03・3567・1211(代) 10:00~20:00(日曜、3連休最終日は~19:30) 休みは施設に準ずる

チコ スイーツライター。大人気のガイド本『東京の本当においしいスイーツ探し』(ギャップ・ジャパン)シリーズ監修。

※『anan』2023年1月11日号より。写真・清水奈緒 スタイリスト・野崎未菜美 取材、文・chico

(by anan編集部)