きわどい描写の中に、耽美でロマンティックな表現が潜む“官能小説”の世界。人気官能小説レーベルが推す、女性がグッとくること必至の作品を集めました。

女性におすすめの官能小説

ティアラ文庫/オパール文庫

プランタン出版が手がける女性向けTL小説レーベル。ファンタジーやヒストリカルなど本格ラブロマンスに定評のある「ティアラ文庫」、リアルな設定で大人女子の胸キュン恋愛を描く「オパール文庫」がある。

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『明治艶恋浪漫譚 華族令嬢は焦がれるほどの愛を刻まれる』蒼磨 奏
復讐のため豪商の御曹司・清秋と結婚した雪乃。目的を果たすまでの夫婦関係だったはずが、濃密な夜を過ごすたびに彼に惹かれていって…。復讐と愛の狭間で揺れ動く心の葛藤を描いた、明治時代を舞台にしたヒストリカル和風ロマンス。ティアラ文庫 715円

『君は誰にも渡さない ワケあり王子の一途な求婚』ナツ
伯爵令嬢マリエットの屋敷にやってきた、傷ついた少年レオ。最初は家族愛のはずが、気づけば真面目で優しい彼に恋をしていて――。互いに惹かれ、思い合っているのにすれ違う切ない心情描写が秀逸。後半の愛にあふれるラブシーンにも注目。ティアラ文庫 858円

『ずっと、ずっと好きだった ―再会愛―』緒莉
取引先の御曹司に押し倒された春。彼は10年ぶりに会う初恋の人で…。中学時代の淡い恋の記憶や思春期ならではの鬱屈した思いなどを越え、10年越しの約束を果たすクライマックスは感涙。きっと恋がしたくなる珠玉のラブストーリー。オパール文庫 715円

『愛していると言ってくれ 寡黙な御曹司はこじらせ処女を離さない』佐木ささめ
初恋の相手で資産家の息子・鷹弥に処女を捧げた麻子。一度きりの関係だったはずが、何度も抱かれてしまい――。出会った当初は冷淡だった鷹弥が次第に麻子に心を開き、執着していく様子にときめくこと必至。彼のツンデレぶりにも注目。オパール文庫 792円

幻冬舎アウトロー文庫

幻冬舎が1997年に創刊した文庫レーベル。官能小説だけでなく、ヤクザものや犯罪系など裏社会を題材にしたノンフィクションも刊行する。官能小説はストーリー性が高く読みやすいものが多く、表紙のイラストもマイルド。

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『花と蛇』1 団 鬼六
SM小説の大家であり官能小説の第一人者として知られる団鬼六の代表作。誘拐された貞淑な令夫人があらゆる手を尽くして調教され、自分の中に眠るマゾヒズムを開花させていくストーリー。官能文学の金字塔といわれる名作の10巻からなるシリーズ第1巻。713円

『華宴』藍川 京
最愛の男と結ばれるため、人里離れた宿で、画家、書道家、刺青師など6人の男と肌を合わせる女子大生・緋絽子。作中に織り込まれた日本文化の雅な描写が官能表現を際立たせる。名作とうたわれながらも入手困難だった作者の処女作を改題して復刻。713円

『指づかい』うかみ綾乃
カメオ職人の瀬能岳生と、彼に惹き寄せられる女性たちの情交を描いた連作短編集。女性作家ならではの性描写に引き込まれるはず。日本官能文庫大賞新人賞、団鬼六賞大賞を受賞するなど、性愛を通して人間を描くことに定評のある官能作家のデビュー作。660円

『断れない女』草凪 優
2004年のデビュー以降、180冊超の著作を刊行する人気官能作家による短編集。表題作のほか、「壊す女」「捧げる女」「嵌る女」など、働くアラサー女性を主人公にした5編を収録。リアルな設定や身近なところから始まる関係は、読みやすく引き込まれる。586円

ジュエル文庫

大人の女性のための恋愛小説レーベルとして、KADOKAWAが2015年に創刊。共感を誘うリアルなストーリーや官能シーンが持ち味で、読むことで気持ちが高まることを重視している。ティーンズラブタッチの表紙が特徴。

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『龍の執戀 お嬢様はヤクザに堕とされる、恋に。』草野 來
老舗料亭のお嬢様が凶暴なヤクザから激しく、一途に愛されるストーリーでレーベル最大のヒット作。アウトローたちのリアルに作り込まれた人物像や不器用な男の純愛が人気の理由。鍛え抜かれた肉体や刺青など、高まりそうな描写が満載。続編も好評。814円

『悪女後宮物語』丸木文華
中国の後宮を舞台に、皇帝の寵愛を巡って争う女性たちの物語。皇帝に一目惚れされた娘・雹華。後宮に迎えられ、寵愛を一身に受けるが、それを快く思わぬ3人の妃たちに次々と不幸が襲いかかる――。退廃的なエロスの世界に新たな扉が開かれるかも。737円

『酒蔵ほろ酔い 一途婚蔵元おじさま、幼妻にがっつく』斉河 燈
根強い人気を誇る年の差カップルによる恋愛モノ。ヒロインが20歳も年上の職人気質な酒蔵オーナーを追いかけ、結婚するまでを描く。思いが成就してからのギャップに萌え、酸いも甘いも噛み分けた大人の男性ならではの包容力にノックアウトされそう。770円

『狂獣 冷酷なる執着愛』御厨 翠
シチリアマフィアのボスの隠し子だったヒロインの花楓。ある日突然、マフィアの幹部が迎えに来て…。外では冷酷な男性に一途に愛されるストーリーが女心を刺激する。まるで洋画のようなめくるめく展開がドラマティックで、最後までハラハラさせられる。792円

※『anan』2022年3月9日号より。写真・小笠原真紀 取材、文・宮尾仁美 撮影協力・TITLES

(by anan編集部)

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