ほんの少しクセのある雑貨的グリーンに注目。
おうち時間が増えたことによって、植物を育てたり、飾ることを楽しむ人が急増。ギフトでもグリーン人気が高まっている。
「定番の多肉植物は、オブジェ的な姿の小ぶりのものが贈り物にはちょうどいい。吊るすグリーンを、マクラメなどと合わせて贈る人も増えています」とグリーンスタイリストの勝地末子さん。
「観葉植物では、エキゾティックな葉模様の品種が注目株。インパクトがあるのでインテリアのポイントになるし、自分ではなかなか冒険しづらい種類だからこそ、贈り物にすると喜ばれるもの。苔やシダを使った話題のテラリウムも、雑貨のようなかわいらしさがあります。でも、お手入れには少々コツがいるので、グリーン上級者へのギフトにおすすめです」
Succulent Plants(多肉植物)
個性的なフォルムは小さくても存在感たっぷり。
1、イギリスのヴィクトリア女王の名がつけられた多肉植物。鋭角的な肉厚の葉に、くっきりと白いラインが入った、かっこいいルックスが魅力。日当たりを好み、水やりは月1~2回でOK。アガベ・ヴィクトリア レジーナ¥4,400
HANACHO(ハナチョウ) 梅ヶ丘店 東京都世田谷区梅丘1‐14‐6 TEL:03・3428・8125 9:00~18:00 水曜休 https://hanacho.theshop.jp
2、ぽってりとまるでウニのようなサイズ感と、独特の棘座を持つ人気のサボテン。星のような白い斑点がちりばめられた個性的なルックスと、石をくり抜いたような器の組み合わせが洒落た雰囲気。直射日光が当たり、暖かく風通しのいい場所を好む。アストロフィツム カブト¥4,730
Buriki no Zyoro(ブリキノジョーロ) 自由が丘店 東京都目黒区自由が丘3‐6‐15 TEL:03・3724・1187 10:00~19:00 不定休 http://www.buriki.jp/
3、横から見るとパイナップルのような姿で、どこか愛らしい品種。急激に大きくなることがないので、部屋に飾るのにぴったり。ある程度育つと花を咲かせたり、子株をつけたり、変化も楽しめる。これからの季節は、なるべく明るい窓辺に置いて。ソテツキリン¥4,950
NEO GREEN(ネオグリーン)渋谷 東京都渋谷区神山町1‐5 グリーンヒルズ神山1F TEL:03・3467・0788 12:00~20:00 月曜休(祝日の場合は翌日休) http://www.neogreen.co.jp
4、ぷっくりとした小さな葉っぱが連なるルックスは、なんとも愛嬌たっぷり。珊瑚色に色づく紅葉シーズンの姿もまたかわいい。水やりは少なめでOK。ピンクにペイントしたポットもおしゃれ。セダム オーロラ¥550 鉢¥1,650
SOLSO PARK(ソルソパーク) 東京都港区南青山1‐12‐13 TEL:03・6812・9770 11:00~17:00(土・日・祝日10:00~) 不定休 https://solsopark.com
勝地末子さん グリーンスタイリスト。東京・自由が丘のグリーンショップ『ブリキのジョーロ』のオーナー。グリーンのアレンジのほか、店舗などのディスプレイの提案、個人宅から複合商業施設まで幅広い庭のプランニングなども手がける。https://www.buriki.jp
※『anan』2021年10月27日号より。写真・山口 明 スタイリスト・野崎未菜美 構成、文・野尻和代 撮影協力・UTUWA
(by anan編集部)