『推しの王子様』で比嘉愛未、渡邊圭祐との胸キュンシーンに「内心バクバク」

エンタメ
2021.08.02
7月15日にスタートしたドラマ『推しの王子様』で、初の社長役に挑戦している比嘉愛未さん。演じる日高泉美は、どんな女性ですか?

泉美に感情移入して、“推し”にキュンキュンしてください!

Entame

「理想通りに作り上げた“ケント様”と恋に落ちる、乙女ゲームを開発して一躍有名になった新進気鋭の経営者なんですが、いわゆるバリキャリではなく、純粋に好きなものを追求していたらリーダーになっていたという、まっすぐで真面目な人。自立した女性ですが、かわいらしい一面もあり、親しみやすく、共感を持ちやすいキャラクターです」

泉美は、乙女ゲームという人生初の生きがいを見つけ、ゲーム会社に転職。その後、光井倫久(ディーン・フジオカ)と一緒にゲーム会社を起業して、社長になる。

「泉美は光井によって才能を引き出され、人生の大きな転機を迎えることになるんですが、そういう経験って誰もが持っていますよね。私がこのお仕事を始めるきっかけをくれた女性がいるのですが、その人が沖縄のモデル事務所にスカウトしてくれなかったら、今の私はいない。逆に、その女性は、東京でOLをしていたのですが、私がフライトナースを演じた『コード・ブルー』を見て、30代半ばにして看護師に転職したんです! 一生の恩人でもあるので、私が頑張っている姿をたくさん見せて、恩返しできればと思っています」

緊急登板となった今回の主演。あまり時間がない中での役作りだったと思いますが、苦労したことは?

「実は、役が決まってからクランクインまで、1週間もなかったんですが、脚本を読んで泉美のキャラクターや心情がすごくよく理解できたので、役作りには悩みませんでした。泉美は好きという感情に突き動かされ行動を起こしている人で、私にも似ている部分がある。私も純粋に演じるのが好き。だから、自然と自分の中で泉美像が固まった。現場もアットホームな雰囲気に包まれているので、自然体で演じられています」

“推し”がキーワードになる作品で、第1話で泉美が推しに対して熱く語るシーンは印象的だったが、比嘉さんにとって、“推し”の存在とは。

「これまでの人生で、推しとか憧れを抱いた人って実はいなくって。でも今回泉美を演じてみて、そういう存在がいたら、人生もっと楽しいだろうなぁって思った。私の周りにもオタク気質な人が多くて、その人たちが推しの話をしている時って、すごく輝いている。だから今の私の目標は、推しを見つけること!」

初回放送から、相手役の渡邊圭祐さんとのシーンにキュンキュンしっぱなしで、ドキドキが止まらない。

「私は渡邊くんより年上だし、現場では平然としていますが、恋愛ドラマの経験が少なく、あまり免疫がないので内心バクバクです。身体的距離がやたら近くて、息ができなくなるほど(笑)。でもそれが妙にリアルな感じで映っているので、共感しやすいかもしれません。胸キュンシーンはもちろんですが、人生を楽しみながら生きている個性豊かなキャラクターばかりが登場するので、元気がもらえるドラマになっています。ぜひ木曜の夜に癒されてください」

Entame

『推しの王子様』 女性向け恋愛ゲームを手がけるベンチャー企業の社長・日高泉美(比嘉)が、若手社員・五十嵐航(渡邊)を理想の男性に育てるため奮闘する胸キュンのラブコメディ。毎週木曜22時~、フジテレビ系列にて放送中。©フジテレビ

ひが・まなみ 1986年6月14日生まれ、沖縄県出身。2005年に女優として活動を開始し、2年後にNHK連続テレビ小説『どんど晴れ』のヒロインに抜擢。テレビ東京系で放送中の『にぶんのいち夫婦』の主演も務めている。

ドレス¥46,200(IRENE リステア総合カスタマーサービス TEL:03・3404・5370) ブラウンダイヤモンドのハーフピアス(フリンジ付き)¥121,000 リング¥198,000(共にカシケイ ブラウンダイヤモンド/カシケイ TEL:0120・278・857)

※『anan』2021年8月4日号より。写真・小笠原真紀 スタイリスト・後藤仁子 ヘア&メイク・奥原清一(suzukioffice) インタビュー、文・鈴木恵美

(by anan編集部)

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