横澤夏子、友人に「築地で欲しいものある?」と聞かれ困惑 そのワケは?

2021.1.25
出会った女性がネタの源という横澤夏子さんが、街で見つけたいい女を実演。今回は、市場を知りつくし買い物を楽しむ女性「築地での買い方を知っている女」になりきり。

まずは、近所の魚屋さんと話すところから始めよう!

Yokosawa

私が出演している『王様のブランチ』もそうですが、テレビ番組などで観光地を紹介するコーナーがありますよね。その中で市場が紹介された時に、“旅先で生の魚を買ってどうするんだろう”ということをいつも考えていました。生ものを持ったまま移動するのは大変だろうし、自宅に送るとしても、自分でどう食材を活用すればいいのか、さっぱりわからなかったんです。以前友だちから「築地で何か適当に買うけど欲しいものある?」と聞かれたことがあります。私は何が適当なのか、そもそもなんと答えれば正解なのかもわからずにいたら、彼女はえんがわやマグロのサクを買ってきました。それをお刺し身にしたり、ネギトロにする姿を見て驚くと同時に、こんなふうに市場の活用術を知っている人って素敵だなと思いました。魚のほかにも大量の唐揚げを買ってきて、それも市場に詳しい人ならでは。きっと、築地にあるお店の位置をちゃんと把握しているのだろうし、店員さんともいろいろ話をしているはず。変化していく出世魚の名前、値段の高騰のことまでもきちんと知っていたりと、食材にまつわる知識も豊富なこと間違いなし。そういう人には憧れずにはいられないですよね。

いきなり市場に行くことはハードルが高いと感じる人もいると思うので、まずは、家の近くの商店街にある魚屋さんに行ってみるのはどうでしょうか。店員さんに魚のことを聞くことができるし、加工されていない姿を見ることもできます。慣れてきたら、旅先で市場を訪れて、その土地の魚について学ぶのもいいですよね。加工されたものではなく、食材そのものを自分で調理して楽しめる人は、本物を知っている感じがするし、人生が豊かになりそう。すごくカッコいいと思います!

よこさわ・なつこ 芸人。“ちょっとイラッとくる女”のモノマネで大ブレイク。婚活で培ったテクニックをまとめた著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。昨年2月に第一子を出産。

※『anan』2021年1月27日号より。写真・中島慶子 イラスト・別府麻衣 文・重信 綾

(by anan編集部)