スキンケア級の保湿力を備えたものや、トーンアップ効果に優れたものなど、ハイスペックな下地が今春は豊作。乾燥や毛穴、くすみなど、気になる悩みは下地の段階でフォローしておくことで、より素肌っぽい仕上がりに。
1、余裕のある美女オーラを放つで 賞
クレ・ド・ポー ボーテ「ヴォワールコレクチュールn」
肌表面の乱れを瞬時に補正。
凹凸や小ジワ、くすみなどを補正して、美しい素肌のようにトーンアップ。潤いも長時間キープ。「素肌がもとからキレイな感覚に。上品な香りでメイク気分もUP」(モデル・森本奈緒さん)。「たっぷりケアが行き届いているかのような上質な肌に!」(美容エディター&ライター・松原彩)。SPF25・PA++ 40g¥6,500 3/21発売(クレ・ド・ポー ボーテ)
2、うるんとツヤめく肌に誰もが夢中 賞
NARS「ティンティッドグローブースター 2182」
肌に自然な明るさと輝きをオン。
ソフトフォーカス効果で気になる部分を視覚的にカムフラージュし、自然なツヤ肌にメイク。ハイライトとしても◎。「肌なじみも保湿力も抜群で、肌色が均一に!」(コスメコンシェルジュ・垰智子さん)。「これひとつで十分、肌トーンが整います。輝きもわざとらしくなく、自然な明るさに」(ヘア&メイクアップアーティスト・KUBOKIさん)。30ml¥4,500(NARS JAPAN)
3、明るい顔色で恋も前向き 賞
MiMC「ミネラルイレイザーバーム カラーズ 03」
毛穴・色悩みをカバーして理想の肌に。
人気の美容下地バームにコントロールカラー機能が追加。黄ぐすみなどをカバーして、透明感をアップするパープルカラー。「顔の中心になじませると、くすみが晴れて明るさと透明感がアップ。春っぽい軽やか肌に」(ヘア&メイクアップアーティスト・高松由佳さん)。「なじませるだけで即座に顔色が復活!」(モデル、YouTuber・石井亜美さん)。SPF20・PA++¥4,700(MIMC)
AYAさんの「格上げ肌」講座
デコルテパーツにも下地を仕込む。
「トーンアップ効果のある下地や、コントロールカラーは顔になじませた後、首全体にもなじませて。肌全体のトーンや質感が整って、より、もとから素肌がキレイな印象に。顔だけが浮く心配もありません。また、SPF付きのものなら紫外線対策にも。もうひとつ、簡単にできるテクとしてオススメなのが、ツヤ系の下地やハイライトでの鎖骨メイク。鎖骨に光が集まることで自然に浮き出たように見え、華奢な印象に」(AYAさん)。薄着になる春は、デコルテパーツにも下地を仕込んで、さりげなく女性らしさをアピール!
首全体に。
顔に使用した下地を手のひらでよくなじませてから、首の上から下に向かってオン。塗り残しやムラにならないよう丁寧に。後ろ側もお忘れなきように!
鎖骨に。
ツヤ系の下地やハイライトを鎖骨に沿ってのせ、丁寧になじませていく。のせた部分だけ悪目立ちしないよう、アウトラインはしっかりぼかすのがコツ。
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部分的な色ムラにはリキッド系コンシーラー。
「クマや小鼻の赤み、口角のくすみなどの部分的な色ムラは、なめらかで柔らかいテクスチャーのリキッド系コンシーラーでカバーして。目元や口元など、表情でよく動く部分に硬いテクスチャーのものを使うとうまくフィットせず、ヨレや崩れ、悪目立ちの原因になるので注意! コンシーラーを投入する順番としては、リキッドファンデの時はファンデをなじませた後、パウダリーファンデの場合は、下地の後に。たとえわずかな赤みやくすみでも、丁寧にフォローしておくことで、顔全体が洗練された印象になりますよ」
くすみや赤みが気になる部分にコンシーラーをのせ、スポンジでトントンとアウトラインをぼかしながらなじませていく。
AYAさん ラ・ドンナ所属。トレンドを押さえたメイクと繊細なテクニックで女優やモデルからの指名が絶えない人気アーティスト。ナチュラルなのに上質肌に見える肌作りの天才!
※『anan』2020年3月4日号より。写真・寺田茉布(LOVABLE/モデル) 五十嵐 洋(商品) スタイリスト・中根美和子(モデル) 野崎未菜美(商品) ヘア&メイク・AYA(ラ・ドンナ) モデル・夏子 取材、文・松原 彩
(by anan編集部)