お金の動きは生活の証。通帳は日記のようなもの!
このあいだ久しぶりに記帳をしました。今は、ネットバンキングなどで手続きができるけど、紙にお金の動きが印字されているのを見て、お金が貯まっている、生活をしているという実感が、携帯で見るよりも得られたんです。ハンコを押されているというか、銀行とのつながりもしっかりと感じられました。昔、お年玉やアルバイトで貯めたものを通帳で見ていたこともあり、その頃の感覚を思い出したし、頑張って貯めようという気持ちにもなりました。
そう、私は歴代の通帳を全部持っているのですが、昔のものを見ると、お金の動きから“こんなふうに生活していたのか”ということがわかり、日記のようだなと思いました。むしろ、日記には書かないこともわかって面白いです。たとえば、“この時、ヤバいエステにハマってたな…”とか、“1万円ずつ引き出しているけど手数料が引かれていないのが私らしい”とか。また、最初に住んだマンションの大家さんとは敷金が戻ってきた時だけ記録があり、それは、毎月、家賃を手渡ししていたからでした。実は、両親が私の安否確認のために手渡しさせていたそうで、後に私の単独ライブに来てくれた大家さんから話を聞いて初めて知ったんです。その時には、家賃を渡しに行った時に必ずくれた缶コーヒーを持ってきてくれていて、涙が込み上げてきました…。そういうお金に絡んだエピソードを、通帳を見ることで思い出せるのはいいですよね。
これまであまり記帳をしてこなかったという人は、今から新しい口座を作ってみるのはどうでしょうか? “これからどうやって育てていこうかな”と考えるのは楽しいし、記帳をしようという気持ちや、お金を大事にする心が生まれるはずです!
よこさわ・なつこ 芸人。『バイキング』(フジテレビ系)や『王様のブランチ』(TBS系)など、数多くのバラエティ番組にレギュラー出演している。著書『追い込み婚のすべて』(光文社)が発売中。
※『anan』2019年6月5日号より。写真・中島慶子 イラスト・別府麻衣 文・重信 綾
(by anan編集部)
※朝・昼・晩、3500時間どんな時もスキンケアタイム&“モテ”時間。
ファンデ美容で叶うこと。
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