乾燥とくすみ(※1)の悩みから肌を救いたい一心で開発。
大正製薬から、30代の女性が抱える肌の悩みにフォーカスしたはじめてのスキンケアライン“アドライズ”がデビュー。
「製薬会社として世の女性の役に立ちたいという想いから、女性だけのスキンケア専門チームを発足。調査を続ける中で、乾燥とシミに悩んでいる方が非常に多いことがわかったんです。彼女たちを肌悩みから解放したい。そんな一途な気持ちを胸に、保湿と美白に特化した商品作りに焦点を定めました」(大正製薬 マーケティング本部 ビューティー・ヘアケアユニット 主任・阿部理沙さん)
アドライズの一番の特長はヘパリン類似物質による保湿とプラセンタによる(※2)美白のWの薬用成分を配合していること。
「弊社では約20年前からこの成分の組み合わせに着目していました。ですが実際に取り組んでみると、一つの商品として完成させるのは至難の業。製薬会社として効果実感を得られる商品を届けたいという想いで試作を重ねました」
ユニークな響きのブランド名にも作り手の想いがぎっしり。
「綴りから最初のAを取ると、“ドライズ=乾燥に悩んでいる方々”という意味になるんです。その方たちに一番最初に頼りにしてほしいという願いを込めて、アルファベットの一番最初にくる“A”を頭につけた造語にしました」
阿部さんオススメの使い方はなんといってもライン使い。
「健やかな肌は弱酸性なのですが、メイクや古い角質の汚れをきちんと落とすためには弱いアルカリ性にするのが望ましいんです。アドライズの製品は洗うことで肌を弱アルカリ性に傾けたあと、与えることで弱酸性に戻す“ペーハー理論”を採用。後に続く化粧水・クリームが最大限に役割を果たせるように設計しました。各アイテムの使い心地を、皆さんの肌で実感していただけたらうれしいです」
※1 乾燥によるキメの乱れによるもの
※2 メラニンの生成を抑え日焼けによるシミ・そばかすを防ぐ
美白と保湿で“澄み肌”にアプローチ。左から、ローションt120ml¥3,300 クリームt 30g¥4,000 オンラインにて販売、共に医薬部外品(TAISHO BEAUTY ONLINE http://taisho-beauty.jp/shop/default.aspx)
※『anan』2019年5月22日号より。写真・田村昌裕(FREAKS) スタイリスト・荻野玲子 取材、文・石橋里奈
(by anan編集部)
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