世界中の子どもたちの命と権利を守るために広く活動してきた団体といえば国連の「ユニセフ」。しかし最近は、国際機関だけでなく、非営利団体や企業などにも支援の輪が広がり、子どもたちが直面しているさまざまな問題に寄り添い、解決に取り組んでいる。
特に問題になっているのが、途上国における女性の差別問題。女の子であることで社会の底辺に置かれ、教育や医療を受けられず、虐待や早すぎる結婚・妊娠で命を落とすことも。また飢餓問題も深刻で、現在も世界で約8億2100万人もの子どもたちが十分な食糧を得られていない状況だ。
子どもたちの将来を考えるのは大人の役目。できることから始めて、子どもたちに笑顔を!
「ヘアドネーション」
病気で髪の毛が抜けた子どもの医療用ウィッグを作るために、髪の毛を寄付する活動のこと。二階堂ふみやベッキーなど多くの著名人が参加して話題に。団体によって基準が異なり、「Japan Hair Donation&Charity」では、31cm以上の髪の毛を受け付けている。髪の毛と一緒に手紙を添える人も多いとか。
www.jhdac.org/hair.html
「Because I am a Girlキャンペーン」
途上国の女の子の差別や偏見などの問題を解決するために、世界70か国以上で行われているキャンペーン。支援方法は2通りで、地域の発展と特定の女の子の成長を見守る「プラン・スポンサーシップ」と、女の子が直面する問題に焦点を当てて時間をかけて解決する「ガールズ・プロジェクト」がある。
www.plan-international.jp/girl/
©プラン・インターナショナル
「酒は未来を救う~今、私たちに出来ること~」
病気の子どもたちや孤児への寄付を目的とした酒の試飲会&セミナー。11回目の今回は3月24日に横浜の大さん橋ホールで開催される。日本の清酒、焼酎、ワインメーカー65社が集まり、経費を除く利益全てが日本赤十字社やがんの子どもを守る会などに寄付される。前売り券3500円、当日券4000円。
ameblo.jp/sakewamiraiwosukuu/
「ShareTheMeal」
世界中の貧しい子どもたちに食事をシェアできる世界初の飢餓撲滅アプリ。およそ80か国で8000万人に食糧支援を行う、世界最大の機関である、国連WFPがイニシアティブをとる。60円の寄付で、子ども1人に1日分相当の食事が届けられ、食事を受け取った子の名前や住んでいる場所を知ることができる。
sharethemeal.org/ja/
※『anan』2019年3月13日号より。取材、文・鈴木恵美
(by anan編集部)
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