すっぴん信仰は健在? 男性が好きな女性のメイク&髪型は…

2018.10.4
女性がしたいメイクやファッションと、男性の好みはギャップがあるもの。今回、男性にアンケートをとったところ、“やっぱりね”な実態が見えてきた。

「まだまだ女性よりも自分が上に立ちたいという男性が多いと感じます。だから、自分を立ててくれそうに見える女性に惹かれる傾向があるのでは」

と分析するのは、エッセイストの犬山紙子さん。万人受けを狙うか、一人に焦点を当てるかでも、するべきスタイルは変わってくる。

「合コンみたいな場で気に入られたければ、人気No.1の格好をすれば間違いはないはず。ただ、長い目で見て付き合うなら、個性を貫くのがベスト。TPOや相手によって使い分けることで、上手に自己プロデュースを」(フォトグラファー・シトウレイさん)

そこでここでは、男性が好きな“女性のメイクとヘア”について、20歳~39歳の未婚男性525人に調査した結果を発表します!

Q. 女性のメイクした顔とすっぴんのギャップに引いたことがある?
A. YES…49%、NO…41%

「すっぴんが好き!」という男性も多い一方で、メイクした顔とすっぴんのギャップに驚いてしまった経験のある男性が、なんと約半数という回答に。インスタグラムなどで、キレイに修正された“すっぴん”の写真をたくさん見慣れているせいもある?

Q. つけまつ毛をつけた目元は好きですか?
A. とても好き…4%、どちらかというと好き…24%、どちらともいえない…36%、あまり好きではない…22%、好きではない…10%、つけていても気づかない…4%

男が好きなメイク

どちらかというと好きという意見が24%で、好きではないと答えている男性はたったの10%。ぱっちりした目元は不動の人気で、つけまつ毛でも自然なら問題なし。

Q. 女性のメイクでNGだと思うのは?(複数回答・一部抜粋)
A. NGはない…10%、その他…1%、グロスたっぷりの唇…30%、黒のアイラインなどの目元…21%、ラメで光る目元…18%、太い眉…22%、ふさふさするまつ毛…28%、濃いチーク…44%、厚塗りしたファンデーション…42%、青や赤などのビビッドな色…27%、太いアイライン…22%、長いアイライン…16%

男が好きなメイク

ダントツでNGなのが、濃いチークと厚塗りしたファンデーション。すっぴん信仰が健在で、不自然に見える肌を敬遠。メイクはナチュラルを求めている様子。

Q. カラーコンタクトをつけた目元は好き?(黒目の輪郭を大きくするタイプの場合)
A. とても好き…4%、どちらかというと好き…22%、どちらともいえない…30%、あまり好きではない…22%、好きではない…9%、つけていても気がつかない…13%

黒目がちの瞳に見せる、サークルレンズ。ぐっと可愛さが増すので愛用者は多数。ナチュラルに見える分、黒目に色をつけるタイプより気づいていない男子も。

Q. カラーコンタクトをつけた目元は好き?(黒目に色をつけるタイプの場合)
A. とても好き…4%、どちらかというと好き…23%、どちらともいえない…28%、あまり好きではない…22%、好きではない…15%、つけていても気がつかない…8%

意外とカラコン好きの男子は多い。ただし、ナチュラルなブラウンカラーに限っての場合で、ブルーやピンクなど、瞳の色とかけ離れた不自然なカラーは断然不人気。

Q. 好きな女性のまとめ髪は?(複数回答)
A. ポニーテール…57%、低めの位置でひとつ結び…22%、ハーフアップ…29%、お団子…17%、夜会巻き…7%、ツインテール…12%、特にない…16%、その他…1%

男が好きなメイク

“爽やか”“うなじが色っぽい”と、女子っぽさが溢れるポニーテールが堂々の1番人気。続いて、清楚なハーフアップ、ナチュラルなひとつ結びが支持を集めている。

Q. 女性の髪にまつわる仕草で好きなものは?
A. 部屋でだらだらしているときに、サッと適当にまとめ上げる。ごはんを食べるときに、髪を耳にかける。ポニーテールを結ぶとき、シュシュや髪ゴムを口にくわえながら髪を束ねる仕草。ランニング中に動く髪の毛。お皿に顔を近づけてごはんを食べるとき、箸などを持つのと反対の手で髪が料理に付かないように押さえる仕草。ポニーテールをほどいた後、頭を振る仕草。結ばれていた髪がほどかれて髪型が変わるとき。

自分にないものを求める性質の男子は、長い髪ならではの仕草に惹かれる様子。髪をまとめたり下ろしたり、目の前で変化をつけることが、胸キュンポイントのよう。

Q. デートのときに思わず引いてしまった彼女のファッションは?
A. 特に暑いわけでもないのに、思い切り肩出しするなど、過度な露出のある服装。自分の顔をプリントしたシャツ。胸元の開いた服でかがむとブラや乳首が見えてしまう。和訳したらヤバい英字が書いてあるTシャツ。普通のデートにメイドみたいな服を着てきた。ダルマみたいなオーバーサイズのワンピース。こっちが心配になるほどサイズが小さい服。ニットやタイツ等の毛玉がすごい。清潔感さえあればいい。大きい眼鏡、刺繍が入ったタイツみたいなもの。

露出が多かったり、ぴったりとフィットしすぎた服は、下品な印象につながるよう。変わったイラストTシャツや黒縁メガネなど、個性的なファッションも不人気。

犬山紙子

写真左・犬山紙子さん エッセイスト。『負け美女』(マガジンハウス)で作家デビュー後、雑誌やラジオ、テレビのコメンテーターとして引っ張りだこ。

写真右・シトウレイさん ストリート・スタイル・フォトグラファー、ジャーナリスト。国内外のストリートスタイルを紹介するサイト「STYLEfromTOKYO」主宰。

今回一緒に調査を行ったのは…LINEリサーチ コミュニケーションアプリ「LINE」を運営するLINE株式会社が展開する、スマートフォンリサーチサービス。リアルな声の収集に定評あり。※全国の20歳~39歳の未婚男性、未婚女性各525人に、2018年8月29日~9月11日に調査。

※『anan』2018年10月10日号より。取材、文・安田光絵

(by anan編集部)


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