相性UPのための“LINE&メール術”と“距離感術”とは?
【LINE&メール術】
「文章のやり取りで相性がいいと思ってもらうには、まず同調の法則を使うこと。その際、内容ではなく、頻度やトーンを合わせるのがポイントです」
一方、LINEやメールでは、あえて同調しないほうがいいという場面も。
「それは、まだ距離がある相手との仲を深めたい時。相手に合わせず、少しずつ崩した表現を差し込むのです。それに合わせて相手が返してくれたら、まさに相手からの同調のサイン。二人は相性ぴったり、ということです」
頻度やトーンを相手に合わせる。
LINEならスタンプの量や送る頻度、メールなら件名をつけるかつけないか、といったテンションは、文面以上にシンパシーを感じる部分。相手に合わせる基本スタンスで、“合う!”を引き出して。
アンチクライマックス法を活用。
アンチクライマックス法とは、要点から先に伝える方法。順序立てて説明するより、文章を一見した時にインパクトがあり、結果、内容はもちろん、あなた自身にも興味を持ってもらえるはず。
タイミングを見て文章を崩す。
距離のある相手と文面で相性UPを目指す場合は、あえて相手に合わせず、書き方を少しずつ崩していくこと。最初は「!」や「(笑)」などから様子を見て、段階的にカジュアルな文面にシフト。
【距離感術】
相手との物理的な距離感は、仲が深まるにつれて“縮める”のではなく、“立ち位置を変える”のが正解。
「まだお互いのことをよく知らない時は、相手を尊重するような立ち位置が間違いありません。少し仲が深まっていることを感じたら、飲食店などで横並びに座るシチュエーションを選択。慣れてきたら、いつも相手の右側に立つなど、定位置を決めましょう。『いつもこの人は、ここにいる』と安心感が生まれ、安定した関係が築けます」
出会って間もない頃は、半歩後ろを歩く。
半歩後ろを歩くということは、相手を尊重することの表れ。出会ったばかりの段階では、この立ち位置がベター。エスカレーターに乗る時など、縦に並ぶ場面では、相手を優先し、先に行ってもらおう。
横並びのチャンスを探す。
横並びの位置関係が、最も不快なく相手のパーソナルスペースに接近できる。これにより、心理的な距離感も縮められる。食事に行く時は、カウンターがある店など、横並びのチャンスを窺って。
少しずつ定位置を決めていく。
関係が深まったら、「この人といる時は、私は右側に立つ」などと定位置を決めてしまおう。居場所をわざわざ確認しなくてよくなると、相手の心に安心感が生まれ、二人の相性は、より深まっていく。
渋谷昌三さん 社会心理学者、目白大学名誉教授。著書は『恋愛心理の秘密』(だいわ文庫)、『人を動かす心理学』(ダイヤモンド社)など多数。
※『anan』2018年8月1日号より。イラスト・小迎裕美子 取材、文・保手濱奈美
(by anan編集部)
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