男性に本音を聞いた! 愛される「サバサバ系女性」と嫌がられる「押しが強い女性」の違い

文・おおしまりえ — 2023.6.1
自分はどうも彼に言い過ぎてしまう。そんな自覚がある女性は、実は「押しの強い女性」になっているのかもしれません。でも、世間一般的には、はっきり物が言える女性は、サバサしていてイイ女といった表現をされることがあります。サバサバした女性と押しの強い女性、この違いについて男性心理も踏まえながら解説します。

「サバサバ系」と「押しが強い」の違いとは? 男性に愛される伝え方の違い

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【おおしまりえの恋愛道場】vol. 225


「サバサバしている女性はモテる」なんてよく言いますよね。でも、「自サバ(自称サバサバ)」なんて揶揄されるように、ハキハキした意見は一見すると押しが強く、ただの感じの悪い人になりかねません。

今回は、実際の発言や男性の意見を上げつつ、サバサバ系と押しが強い女性の違いについて、考えてみたいと思います。

サバサバ系と押しが強い系の違いには何がある?

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サバサバした女性と押しが強い女性の違いを探っていくと、大きく2つの違いがあることが分かります。まずはその2点について解説します。

1. 言葉に配慮があるか

サバサバした女性と押しが強い女性の代表的な差は、言葉への配慮だと言われています。
おもに押しが強い女性は、思ったことや自分の要求をそのまま口にする傾向があります。その結果、相手からは「押しが強い」「キツい」といったネガティブな印象を受けてしまうのです。

一方サバサバした女性と言われるタイプは、一見すると愛想がなさそうな発言もあるようですが、その言葉1つ1つは誠実で、相手を傷つけるような意図はなく、ある程度の配慮がされているのが特徴です。

2. 意見の押し付けがあるか

「押しが強い」という表現にもあるように、物事をはっきり言うけれど、サバサバ系ではない女性は、その強めの意見にアドバイスやご意見といった“押し”が乗っています。
「もっとこうした方が良いと思う」「なんでそんなこともしないの?」「私だったらやらないな」などなど言い方は様々です。共通するのは、言われた側が意見や行動の“押し”を感じることではないでしょうか。

仮に相手に対してもっとこうした方がいいと思っても、言い方や言葉の温度をマイルドにすることはいくらでもできるものです。そうしたコミュニケーションのクッションを無視してガンガン意見を押していくのが、いわゆる押しの強い女性なのです。

男性から見た、サバサバと押しが強い女性の違い

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ではこうしたサバサバ系女性と押しの強い女性の違いや、実際押しの強い女性と付き合っていた男性は、どういった本音を持っているのでしょう。筆者が聞いた男性の本音を、少しご紹介します。

「元カノが3歳年上だったのもあり、付き合いが長くなることで押しが強くなるタイプでした。指摘されるのは、主にこちらの生活態度や仕事のダメ出しです。もちろんダメな部分があるのは理解できるのですが、『もっとこしなよ』とか、ちょっと押し付けがましいだけでなく上から目線だったのが聞いていてだんだん辛くなってしまいました」(31歳・自営業)

「今の奥さんが結構サバサバ系です。付き合っている頃から、周りが言いにくいことをサラッと指摘してくれるのが、今も助かっています。具体的には、体臭とか鼻毛が出ているとか、身だしなみは多いです(笑)。あとは、落ち込んでいるときに『それって人生単位で見るとすごく小さい悩みだと思うんだけど』って言われたことがあり、当時の自分にはいい意味で吹っ切れるキッカケになりました。シチュエーションとか言い方次第ですが、ちょっとキツい言葉でも、元気になったり、気づかせてもらえたりすることが多いかもしれません」(30歳・営業)

押し付けを嫌がる男性の本音は「万能感」を抱きたいから

男性からの本音2つをご紹介しました。
前者の男性の彼女の場合、「相手に変わってほしい」という気持ちの押し付けが、心の底にはあったのかもしれません。
恋人男性には、素敵になってほしいと思う女性は多いものです。しかし、男性の本音では、「ああしろ」「こうしろ」といった、母親が息子にかけるような指示言葉は、みなさん嫌がる傾向にあります。なぜなら、男性はいつだって自分に万能感を抱いていたい生き物だからです。

人から指示されるということは、自分は万能ではないことの証明になってしまいます。だから、無意識にうざったく感じ、距離を取ってしまう男性が多いのかもしれません。
もちろん、それも言うシーンや言い方を工夫することで、いくらでも相手に伝えることができます。そうした配慮ができるのが、いわゆるサバサバ系の女性なのかもしれません。

サバサバ系と押しの強い女性の違いについて解説しました。みなさんは間違っても、彼に対して押しの強さを発揮しないよう、注意していきましょう。
相手のために言いにくいことこそ、表現に気をつけて伝えられる女性が、最後はきっと大事にされる存在です。

おおしま りえ/恋愛ジャーナリスト

10代より水商売やプロ雀士などに身を投じ、のべ1万人の男性を接客。本音を見抜く観察眼と、男女のコミュニケーション術を研究し、恋愛ジャーナリストとして活動を開始。私生活では20代で結婚離婚を経験した後、現在「女性自身」「週刊SPA!」など大手メディアを中心にコラムを執筆中。


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