3日間ひたすらケーキをデコッたら…平成ギャル気分に浸れる傑作が爆誕!

写真・文トンツカタンお抹茶 — 2022.6.4

注目の3人組コントグループ「トンツカタン」のひとりお抹茶さんが、料理の腕をふるって写真をアップして、SNSでバズらせようという企画。連載13回目は「アラザンケーキ」。自分の中に眠っているギャルを呼び覚まし、派手にデコれば心もキラキラ、梅雨のじめじめも吹き飛んでしまいます。

アラザンを一粒のラインストーンとして、ギャル（僕）がていねいにデコりました

【トンツカタンお抹茶のバズらせフード】 #13「アラザンケーキ」

製菓材料のアラザンは、ケーキのトッピングとして使われます。一回に必要なのはほんの数粒であることがほとんどですが、お抹茶さんは思いました。「もっと大胆に使ったらいいんじゃない？」「盛っちゃえ盛っちゃえ！」。SNS映え間違いなしのデコケーキの出来上がりです

力いっぱいデコったアラザンケーキ

確実に余るアラザンで

デコケータイって覚えていますか。ラインストーンなどのきれいな飾りで可愛らしくデコったギャルが持っていそうなケータイのことです。今はスマホケースをデコったりするそうです。

そういえばケーキや、クッキーの上に乗っているラインストーンのようなメタリックカラーの粒を見たことありませんか。あれはアラザンと呼ばれる砂糖やデンプンを使ったお菓子の材料の一つです。もちろん食べられます。

もちろん食べられるんですが、そんなには食べないんです。ケーキの上に10粒ほど乗せれば、十分な存在感なんです。しかし、市販のアラザンが10粒単位で売っているはずもなく買うと確実に余ります。そして使う機会も少ないので、冷蔵庫から使途不明アラザンが発掘されることもしばしば。

そんなニーズにお応えして。今回は、大量に余ったアラザンを使ってデコケーキを作ります。

これが使途不明アラザン

まずは真っ白なケーキを作る

まず、市販のスポンジケーキを買ってきます。市販のスポンジケーキってほんとに便利ですよね。今回はアラザンの量に合わせるためにスポンジケーキを小さくカットしました。そして、市販のホイップクリームをナッペして（全面に塗って余計なところは削ってきれいにならして）、真っ白な生クリームだけのケーキを作ります。これで第1段階終了です。