おでかけ用のシュークリームですっかり旅気分! もちろん食べても美味しいよ
【トンツカタンお抹茶のバズらせフード】 #3「おでかけシュークリーム」
カスタードクリームは納豆気分で
ゴールデンウィークは今年も緊急事態宣言。今年こそは「おでかけ」を髄の髄まで楽しみたいと思っていましたが、そうも言ってられません。こういう時は、シュークリームでも作っておでかけ気分を高めていくしかありませんね。
というわけで、まずはシュークリームのキモの部分。カスタードクリームを作っていきます。卵黄3つをボウルに入れ砂糖を加えて白くなるまで混ぜていきます。いやぁ、混ぜるって最高。もし、旅行に行けていたら朝食バイキングの納豆を混ぜていたから、ほぼ同じことです。
続いて先ほどのボウルの中に、ふるった薄力粉を入れ、サクッと軽めに混ぜます。次に、沸騰直前まで温めた牛乳を少しずつ入れて混ぜます。少しずつ入れるってのがいいですね。旅館のお部屋で数人分のお茶を入れる時に均等になるように少しずつ入れていきますよね。ほんとにあれみたいです。
イラスト/お抹茶
現地集合みたいに完成
混ぜ合わさったら、鍋に移し中火にかけます。はい。待ち合わせをして目的地に出発! みたいで、すごくいいです。火にかけながら混ぜていると最初はさらっとしていたものが徐々にどろっとしていきます。なんとなく見覚えのあるカスタードだな。と思ったら火の止め頃です。お土産でよくある丸いスポンジ生地の中にトロッとしたクリームが入ってる美味しいお菓子のあの感じだなと思ったら火の止め頃です。
次に、カスタードクリームをバットに移して冷やします。温泉に入って浴衣に着替えて、夜のお散歩がてら外に出たら、体が冷えちゃうあの感じをカスタードクリームに重ねてください。
粗熱が取れたら冷蔵庫で本格的に冷やします。そういえば、冷蔵庫で思い出したんですが、旅行先で寝る前に食べようと思って買ったアイスをお部屋の小さい冷蔵庫に入れておいたけど、うっかり食べるの忘れて寝てしまい、翌朝になって残されたアイスと対面して気まずくなることってありますよね。
カスタードが冷えたら、あらかじめ泡だてておいたホイップクリームを混ぜ合わせます。これは、そうですね。現地集合みたいな感じですかね。というわけで、カスタードクリームは完成です。カスタードクリームは、ほぼ旅行でした。
シュー生地はスピード勝負
おでかけしたい欲が高まってきたところで、続いてシュークリームの皮膚の部分。シュー生地を作ります。
お出かけ用シュークリームは直径30センチくらい。
下準備として薄力粉をふるっておくのと、玉子をといておきます。準備と言う言葉だけで、旅行前夜の、あのワクワクが浮かぶほどに高まってきましたが、ここからはスピード勝負なので無心で作ります。鍋の中に水、バター、サラダ油を入れ沸騰させます。沸騰したら鍋から下ろして薄力粉を加え混ぜ合わせます。続いて、といた玉子を入れて練り合わせます。オーブンの皿に環状に生地をのせ、霧吹きで全体に水をかけたら、オーブンで焼いていきます。焼き上がったら、カスタードクリームを注入して、できました。
では、いってきます。(気分だけ)
シュークリームは、こう持つ。
シュークリームを携えて、ウキウキしている私。
材料
【カスタードクリーム】
卵黄 3個分
砂糖 60g
薄力粉 30g
牛乳 400ml
【シュー生地】
水 125g
バター 70g
サラダ油 小さじ2
卵 3個
文・トンツカタンお抹茶(おまっちゃ)
芸人(生年月日:不明)プロダクション人力舎所属のトリオ芸人「トンツカタン」のボケ担当。2020年8月に本名からお抹茶への改名を機に生年月日が非公開となる。本名は菅原。年齢は31歳。
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