ananフェムケア連載「Femcare File」。今回のテーマは、「新生活と女性のバイオリズム」。環境の変化やストレスから女性特有の不調が出やすい春。生理周期の乱れやPMSと上手に付き合う方法とは?


不調が出やすい新生活。我慢せずに婦人科へ!

春は就職や異動など、生活環境が大きく変わる季節。気持ちが前向きになる一方で、生理周期の乱れやPMSの悪化といった不調を感じる人も増えるそう。産婦人科医の小川真里子先生に話を伺った。

「新しい生活は誰にとっても不安なもの。強いストレスがかかると、脳から卵巣に送られる“卵胞を育てる・排卵させる”ための刺激が弱くなり、中枢性無月経と呼ばれる状態になることがあります。もともと生理は、妊娠の準備をして、妊娠しなかった結果として起こるもの。脳が、今の体の状態では妊娠しないほうがいいと判断すると、ホルモンの働きを抑え、女性特有の不調につながることも。月経不順などの症状が3か月ほど続く場合は婦人科の受診をおすすめします。生理痛やPMSの症状が強い場合も、早めに相談してほしいです。月経不順ならホルモン検査をして体の状態を調べます。PMSや月経困難症の場合は、ピルなどで症状を軽くすることも可能です」

婦人科受診のハードルのひとつとされるのが内診。だが、実は必ずしも必要なわけではないという。

「PMS症状のみの場合は、一般的に不要。月経困難症など病気が疑われる際は内診が有効ですが、まずは腹部から超音波を当てて観察するような方法でも情報を得ることができます。抵抗がある方は、医師に伝えてみてください」

お話を伺った方

Profile

小川真里子先生

産婦人科専門医・指導医。福島県立医科大学ふくしま子ども・女性医療支援センター教授。アヴァンセレディースクリニック勤務。女性のヘルスケアを専門としている。

イラスト・二階堂ちはる 取材、文・岡井美絹子

anan 2491号(2026年4月8日発売)より
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No.2491掲載

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2026年04月08日発売

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