
スッキリ目覚め、朝から活動的に動き出し、夕方以降はオフモードに自然と切り替わるのが、自律神経スイッチが健康に働いている証拠。でも、夏疲れが溜まったこの時期は、誰もが自律神経が乱れがち。そんな時に活躍するのがツボ押し。自律神経スイッチの切り替えに役立てて。今回は、全身を使ったストレッチをご紹介。
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教えてくれた方
Profile
柳本真弓
鍼灸あん摩マッサージ指圧師。「目白鍼灸院」院長。TVや雑誌など数多くのメディアで活躍。微細刺激の刺さない鍼や本格的な中医鍼灸を駆使し、数々の手技療法を取り入れた治療を行う。効果的なセルフケアも提案。
自律神経ON|背骨、肋骨、足裏…。カラダを支える芯を覚醒
自律神経が作動するには、カラダがしっかり連動していることが大事。そこでここでは、背骨や肋骨、足裏などを目覚めさせることにフォーカス。カラダの中に芯ができた感覚が生まれ、自然と活動モードに切り替わる。
肋骨を動かしやすくする
自律神経ON ①

肋骨に反対の手を当て、肩を前後に大きく回す。肋骨が動くよう、ゆっくり大きく回すことで、呼吸しやすくなる。反対側も同様に。
背骨全体を目覚めさせる
自律神経ON ②

① 両足を軽く開いて立ち、腰からゆっくり前傾。両腕をぶらりと下げ、肩の力を抜いて脱力。呼吸は止めないこと。

② ゆっくり上体を元に戻したら、両手を組んで伸びをする。視線は手に。背骨一つ一つに隙間ができるイメージで伸ばす。

③ 手を下ろし、その場で数回ジャンプ。着地する際、足裏でしっかり地面を掴む感覚を持って。これで体幹を支える筋肉が目覚める。
下半身を目覚めさせる
自律神経ON ③

両足を腰幅に開き、腰をできるだけ深く沈めスクワットを数回。腰を沈めた時に腰を反らしたり、膝が両足より前に出ないように注意。
足を目覚めさせる
自律神経ON ④

足指でグーパーを繰り返し、足裏から血流を改善。足指、足裏が使えるようになると、下半身の血流が促進され、疲れにくくなる。
自律神経OFF|緊張するパーツはどこか、意識して緩める
リラックスモードに入るには、全身どの部位も緊張が解けていることが重要。緊張で硬くなりやすいのは、手やお腹、骨盤、背骨、足まわりの5か所。自分が特に硬くなりやすい部位を見つけたら、重点的に緩めてあげよう。
手の緊張を取る
自律神経OFF ①

手を大きく広げ、グーパーを繰り返す。自律神経の調整や緊張緩和に役立つツボ・労宮あたりがほぐれるようにイメージして。

POINT 手を軽く握った時に中指と薬指の先端が触れるあたり。緊張を和らげる鎮静効果がある
お腹を温める
自律神経OFF ②

おへその中心にある神闕と、へそから指4本分下の関元を同時に温めるよう、手のひらで優しくマッサージ。自律神経の乱れも整う。
骨盤を緩める
自律神経OFF ③

椅子に座り、両手は骨盤中央あたりに添える。坐骨の動きを感じながら、骨盤を前後左右に動かすように右回し、左回しを繰り返す。
背骨を緩める
自律神経OFF ④

バスタオルを筒状にして床に置き、背骨に沿うように当て仰向けに。胸を開き、背骨が緩まるイメージを持ち、深い呼吸を繰り返す。
足まわりをほぐす
自律神経OFF ⑤

① 足の甲や足裏の緊張を解放。足の甲の上を手指の関節でほぐしたり、足指を掴んで足首を回したり、足全体を丁寧にもみほぐす。

② 冷えやむくみ、生理痛など女性特有の不調に高い効果があるツボ・三陰交をじんわりと刺激。足全体も温まり、深い睡眠に誘われる。

POINT 足の内くるぶしから指4本分ほど上にある、すねの骨のキワにあるツボ。冷え予防に最適。
写真・中島慶子 スタイリスト・仮屋薗寛子 ヘア&メイク・浜田あゆみ モデル・岩田絵莉佳(セントラルジャパン) 取材、文・板倉ミキコ
anan 2510号(2026年9月2日発売)より































