
スッキリ目覚め、朝から活動的に動き出し、夕方以降はオフモードに自然と切り替わるのが、自律神経スイッチが健康に働いている証拠。でも、夏疲れが溜まったこの時期は、誰もが自律神経が乱れがち。そんな時に活躍するのがツボ押し。自律神経スイッチの切り替えに役立てて。今回は、顔周辺のツボをご紹介。
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教えてくれた方
Profile
柳本真弓
鍼灸あん摩マッサージ指圧師。「目白鍼灸院」院長。TVや雑誌など数多くのメディアで活躍。微細刺激の刺さない鍼や本格的な中医鍼灸を駆使し、数々の手技療法を取り入れた治療を行う。効果的なセルフケアも提案。
自律神経ON|ちょい強めの刺激が正解
顔まわりには、脳や目など、活動に重要なパーツに働きかけるツボがたくさん集まっている。ちょっと強めに刺激すれば、血流が促され、脳は覚醒。朝はもちろん、日中の眠気ざましにも役立てて。
耳をもみほぐす
自律神経ON ①

耳尖のツボを指でつまむようにしてほぐす。耳への刺激は感覚神経を通じて脳にダイレク トに伝わりやすい。

POINT 耳の上端にあるツボ。カラダにこもった熱を冷ましたり、気血の巡りを整える効果がある。
頭頂を押す
自律神経ON ②

両手の中指にやや強めに力を入れ、百会のツボを刺激。ぼんやりしていた意識が、シャキッと切り替わる。不安感が収まる効果も。

POINT 頭頂部のほぼ中央。エネルギーが集まる場所とされ、心身を目覚めさせる効果を期待できる。
目のまわりをタッピング
自律神経ON ③

目まわりにある3つのツボを指でタッピング。ここは強い刺激は必要なし。感覚神経を介して、脳が目覚める刺激が与えられる。

POINT 眉頭の攅竹、眉尻の絲竹空、黒目の真下あたりにある承泣は、目の疲れや重だるさを軽減。
自律神経OFF|優しく温めるイメージで
酷使した目、緊張して硬くなりやすい顎や首…。あらゆるパーツを温めながら優しくほぐすイメージで行おう。強い刺激ではなく、優しいタッチを心がけて。頑張った自分をいたわるように行えば、疲労もリセットできる。
手をほぐし温める
自律神経OFF ①

自律神経が乱れている人は、手が冷たい可能性大。セルフケアを行う前に両手をほぐし、血流を改善させて温かな手を取り戻そう。
耳全体をマッサージ
自律神経OFF ②

耳には、頭から足まで全身の反射区が存在。耳が温かく、血色が良くなるまでほぐすと、緊張が解け全身の状態も整ってくる。
目を温める
自律神経OFF ③

両手を擦り合わせて温めてから、目の上にそっと手を当てて。目が温まると副交感神経が優位に。ゆっくりした呼吸も意識しよう。
咬筋を緩める
自律神経OFF ④

顎を緩めた状態で、2つのツボを押す。コリを感じるなら、ツボ周辺を回すようにほぐそう。顔のこわばりや咬筋の緊張が解ける。

POINT エラの中央部、食いしばると膨らむあたりにある頬車。エラの骨の縁にあるくぼみが大迎。
首を緩める
自律神経OFF ⑤

① 風池のツボを親指で優しくマッサージし、後頭部から首にかけての筋肉を弛緩させる。だんだん呼吸が深く入ってくるのを感じるはず。

② ツボ刺激で緩まった頭と首。ゆっくり首を回せば、首と鎖骨をつなげる胸鎖乳突筋や、首の後ろの太い筋肉・僧帽筋もほぐれていく。

POINT 後頭部の生え際辺りにある左右のくぼみ。頭痛、頭重感を和らげ、目の疲れのケアにも向く。
眉周辺を指圧する
自律神経OFF ⑥

目の緊張で凝った眉周辺を、優しく指圧。特に眉間にシワができやすい人は、印堂に指を当てたまま、クルクル回すよう指圧して。

POINT 眉まわりの3つのツボ。眉頭の攅竹、眉の中央にある魚腰、眉間の印堂。眼精疲労や頭痛を緩和。
側頭部をほぐす
自律神経OFF ⑦

角孫がある側頭部や耳周辺を優しく刺激すると、頭部の緊張が取れ、心地よい感覚刺激が脳に伝わってリラックスモードに変わる。

POINT 耳のてっぺんの後ろ、生え際にあるツボ。頭痛、耳や目、首・肩まわりの不調改善に使われる。
写真・中島慶子 スタイリスト・仮屋薗寛子 ヘア&メイク・浜田あゆみ モデル・岩田絵莉佳(セントラルジャパン) 取材、文・板倉ミキコ
anan 2510号(2026年9月2日発売)より































