
今年1月に結成15周年を迎えた、5人組男性アーティスト、Da-iCE。新曲「アンリミテッド」を配信限定リリースし、来年2月には悲願のドーム公演が決定…! 新たなステージを目前に控えた今、さまざまな挑戦を続ける、彼らの想いとは?
── 今回、アンアンのスペシャルエディション表紙(2506号)に初登場です。ありがとうございます!
工藤大輝(以下、工藤) いやぁ…荷が重いです。
花村想太(以下、花村) 本当そうですよね…。
和田颯(以下、和田) でも嬉しかった!
工藤 評判がどうか心配です。
大野雄大(以下、大野) それはそれで、トークのネタにはできるかもだけど(笑)。
花村 いやそうなったら、もう喋られへんわ。怖くて(笑)。
岩岡徹(以下、岩岡) 頑張らないと…!
── 今、勢いに乗るみなさんですが、結成15周年にしてずっと目標に掲げてきた単独ドーム公演が来年2月に決まりました。
工藤 半年以上も先で、まだ実感ないんです。ここから話し合いが進む中で実感していくのかな。
大野 周りの方から「おめでとう」と声をかけていただいて、嬉しいなとかありがたいなって、ようやく実感が湧き出したところ。
岩岡 レコード大賞の時もそうでしたけど、ずっと僕らを支えてきてくれた周りの方たちが喜んでくれているのが何より嬉しいです。
和田 その発表をツアー最終日のお客さんの前でできたのも嬉しかった。おまたせしましたって。
花村 やっぱりドームって、限られたアーティストさんしか立てない場所だからね。嬉しさと同時に、しっかり埋めなきゃというプレッシャーもある。15年前から応援してくださっている方々も、最近ファンになってくださったみなさんも、1分でも1秒でも自分たちに関わってくれた人たちに、応援してよかったとか、さすがドーム公演をやるだけあるなと思ってもらえるステージにしなくちゃって思っています。
── 2020年の「CITRUS」の大ヒットから、昨年レコード大賞作曲賞を受賞した「ノンフィクションズ」までの勢いが素晴らしいです。ドームが近づいているなという予感はありました?
花村 僕らはたぶん、他のアーティストさんより自分たちの数字を知ってるんですよ。ライブのチケットの応募総数とか、ファンクラブの人数とか。だからこそ、ドームが遠いなと感じていた数年間だったので、喜びより、まだ挑戦という気持ちのほうが強い。
工藤 ドームを発表した後、アーティストの仲間に結構「まだやっていなかったんだっけ?」と言われたんです。世間的なイメージってそうなんだと思ったら、嬉しさと同時に悔しくもなって。
花村 世間のイメージと自分たちの認識に乖離がある(笑)。
工藤 そうだね。それはいいことなのかもしれないけれど。
和田 ただ、僕らを知ってもらえる機会は本当に増えたよね。
花村 うん。Da-iCEって名前を知ってくださっている人は確実に増えた。昔は、グループ名を言っても、知らないなって言われることが多かったから。
工藤 ただ、なんとなく覚えてくださっている方が多くて、ちょっと曲のタイトルが違ってたり…。
花村 「CITRUS」じゃなくて「CIRCUS」とか(笑)。
── でも、5月の「OSAKA METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2026」の映像を拝見したら、Da-iCEさんの登場から会場がすごく盛り上がっていましたよね。さまざまなアーティストが集う場所だからこそ、結成15年の蓄積と貫禄を感じました。
工藤 確かに、出始めた頃よりフェスはだいぶ戦いやすくなった。
大野 観客の方々がだいぶ優しく取り扱ってくれるように(笑)。
花村 大抵「CITRUS」と「I wonder」は頭にやっちゃうんですけど、「スターマイン」を残しておくと、お客さんは最後まで残って見てくれるんで。
大野 引っ張って結局やらないっていうのはどうかな?(笑)
和田 ブーイングくるよ。
花村 やらんと僕らが不安だよ。
大野 これがほんとのライブブーイング(笑)。
工藤 ほんとでもないけどね。
── ライブハウスからスタートしてのドームです。会場が大きくなっていく中で意識したことや大変だなと思うことはありますか?
和田 バミリが大変ですよね。ステージが広くなればなるほど、覚える数が増えるから。
花村 あと仕掛けを使った演出も入ってくるんで、機構をうまく使いこなすのが難しい(笑)。
大野 ステージの下から跳び出して出てくるジャンプアップとか。
岩岡 ’24年のアリーナで初めてやったんですけど、みんなで跳び出す練習したもんね。
花村 タイミングミスったら2ミリくらいしか跳べないし。
大野 床が止まる瞬間に膝を使って跳ばなきゃいけないから。
岩岡 しかも真上に跳ばなきゃいけないんです。前に跳んでしまうと挟まってしまうので、意外にテクニックが必要で。
和田 僕、確か映像に残る日に失敗したんですよ。だから今度またリベンジしたい。
大野 あとスタッフの人数さんが増えていくから…って、〝さん〞つける場所間違っちゃった。
花村 スタッフさんの人数、ね。何? 人数さんて(笑)。
大野 この間のアリーナツアーで、わりと身近な関係者だけで200人くらいいたんですよ。これがドームになったら、と思うと。
花村 最近のツアーではメンバーと近しいスタッフさんしか出入りできないエリアができたりして。こっちは寂しさも感じているんですけれど、それだけ多くの方が動いてくださってるんだなって。
── 今年1月から4月まで行われていた「TERMiNaL」ツアーの思い出も伺えますか?
和田 結構新しいことに挑戦したツアーだったので、自分たちもずっと新鮮な気持ちのまま完走できたなって思ってて。
花村 物理的に曲数を変えたわけじゃないのに、あっという間に終わっちゃう感じがしたな。あと、5人での歌唱とかユニット曲が増えたので、これまでで一番喉の健康にいいツアーだった(笑)。
大野 ボーカル的には安定していたツアーだったよね。
── パフォーマーのお三方は逆に歌う場面が増えていますよね?
和田 結成当初の自分に言ってあげたい。歌、練習しときって。
岩岡 歌う日が来るとは思っていなかったからね(笑)。7曲とか歌ったんじゃないかな。
大野 楽屋が発声練習で一番賑わってた気がする。誰かがやり始めると、みんな始めたりして。
工藤 ドームを見据えて、アリーナツアーで探っていたのは、これまで我々がやってきたようなダンススタイルでは広いステージでこぢんまり見えてしまうので、どうするのがベストかなということなんだけど、今回で、ある種の解は出せたかなと思っているんです。我々も年齢を重ねてきているので、メリハリをつけていかなくてはとも考えていて。今回、いいバランスを見つけられたし、いい結果を出せたツアーになりました。
── 現時点で、ドームでやりたいことはありますか?
大野 夢はMC中に、ワイヤーで空を翔ぶことです!
花村 この間、僕、MVで吊られたけど、あれ、めちゃくちゃ股が痛いけど、大丈夫?
岩岡 そんな痛いんだ。
花村 痛くて、歌えないから。
大野 翔ぶのはMC中だけどね。
工藤 とりあえず俺らは大丈夫だから、雄大だけやんなよ。
花村 僕はバイクで登場したい。
岩岡 実現できそうじゃない?
── 新曲「アンリミテッド」についても伺わせてください。
工藤 いや、難航したね。
花村 今回CMタイアップだったのもあって、僕らの音楽と要望とをすり合わせるのが難しくて。スタートは大輝くんと一緒に曲作りしていたんだけど、途中から忙しくなってお任せになってしまって…。でも大輝くんがカッコいいパーティチューンに仕上げてくれました。
工藤 一回作ったものを書き直すことになって…。なかなか最初のアイデアを越えられず、思い込みを取っ払うことから始めなくちゃならなくて。でもなんだかんだで結構オモロかったよ。
和田 でも流石にレコーディング当日の朝まで音源が届かなかったのはヒヤヒヤした(笑)。
工藤 アレンジも仮の仮だし。
大野 俺は、ロングトーンの部分があるんですけれど、そこが自分の声のスペックと合わなくて、めちゃくちゃ苦労した。それで、ちょっと練習の時間をもらって。ギリギリだけど出せるところまでいけたんでよかったですけど。
花村 雄大くんにも苦手なところがあるなんて意外でした。
岩岡 5人曲だから、僕らは踊らないのかなと思っていたら、めっちゃ回ったりしてる(笑)。
工藤 パフォーマンスが楽しみ!

Profile
Da-iCE
ダイス 2011年1月に結成し、'14年にメジャーデビュー。新曲「アンリミテッド」は、キリンビール「のどごし〈生〉」のCMソングに起用。工藤大輝、花村想太が作詞・作曲を担当。'27年2月には、グループ初となる単独ドーム公演「Da-iCE DAY DOME PHASE 2027」の開催が決定している。
和田颯
わだ・はやて 1994年2月3日生まれ、群馬県出身。高いダンススキルを誇り、Hayate(Da-iCE)としてイベント出演も果たす。その他にも、俳優、モデル、ラジオパーソナリティ、アパレルブランド『how』のプロデュースなど幅広く活動。
花村想太
はなむら・そうた 1990年8月15日生まれ、兵庫県出身。バンドプロジェクト「Natural Lag」の活動のほか、2月から「SOTA HANAMURA」名義でのソロ活動も始動。6月にアルバムをリリースし、8月には日本武道館で初のソロライブも開催。
岩岡徹
いわおか・とおる 1987年6月6日生まれ、千葉県出身。パフォーマー。メンバー内で唯一の社会人経験者。ドラマ『サレタガワのブルー』への出演など俳優としても活躍するほか、ライフスタイルブランド『COMFY』のディレクターも務める。
大野雄大
おおの・ゆうだい 1989年4月1日生まれ、愛知県出身。ボーカル兼パフォーマー。2019年、「大野雄大(from Da-iCE)」名義でソロデビュー。プレミアムディナーショーや、Billboard Live Tourなどソロでも精力的に活動中。
工藤大輝
くどう・たいき 1987年6月28日生まれ、北海道出身。パフォーマー兼リーダー。作家として作詞・作曲を手掛け、Da-iCEをはじめ他アーティストへの楽曲提供も多数行う。シンガーソングライターのclaquepotは双子の兄(?)とのウワサ。
岩岡さん・ジャケット ¥80,300 シャツ ¥24,200(共にラッド ミュージシャン/ラッド ミュージシャン 原宿 TEL. 03-3470-6760) パンツ ¥47,300(ビューティフルピープル/ビューティフルピープル 伊勢丹新宿店 TEL. 03-3352-1111) ピアス ¥19,800(アン バイ トモヨ ヨシダ/アン・デザインズ) ブレスレット ¥41,800(マリハ TEL. 03-6459-2572) その他はスタイリスト私物
花村さん・ジャケット ¥159,500(ビューティフルピープル/ビューティフルピープル 伊勢丹新宿店 TEL. 03-3352-1111) ヴィンテージのシアーシャツ ¥16,280(イオット リバース) 中に着たタンクトップ ¥9,900(ラッド ミュージシャン/ラッド ミュージシャン 原宿) イヤリング ¥46,200(ブランイリス/ブランイリス・ジャポン) ネックレス、チェーン(短) ¥78,100 チェーン(長) ¥77,000 ポップコーンチェーン ¥49,500 右手薬指のリング ¥55,000(以上マリハ TEL. 03-6459-2572) ストーン付きネックレス ¥14,300(グラミー) パール付きネックレス ¥4,400(シースキー) ブレスレット ¥68,200(マスターニ) 右手中指のリング ¥25,300(ヒデカ カナマル) 左手のリング ¥37,600(ライロ)以上ロードス TEL. 03-6416-1995 その他はスタイリスト私物
和田さん・ジャケット ¥42,900(アイン/エイム) パンツ ¥31,900(ラッド ミュージシャン/ラッド ミュージシャン 原宿 TEL. 03-3470-6760) イヤーカフ ¥25,300(アン バイ トモヨヨシダ/アン・デザインズ) ネックレス ¥407,000 リング ¥45,100(共にブランイリス/ブランイリス・ジャポン TEL. 03-6427-6118) その他はスタイリスト私物
大野さん・シャツジャケット ¥55,000(エンソウ) シャツ ¥89,100 パンツ ¥84,700(共にビューティフルピープル/ビューティフルピープル 伊勢丹新宿店) その他はスタイリスト私物
工藤さん・ジャケット ¥59,400(アントワート) パンツ ¥64,900(サトル ササキ/ストゥディオス メンズ 原宿本店 TEL. 03-5785-1864) 肩にかけたフード ¥57,200(ヘイン・ソ/エムエイティティ info@the-matt.com) シューズ ¥18,150(ハルタ TEL. 03-3874-3317) その他はスタイリスト私物
カジュアル
岩岡さん・シャツ ¥41,800(ディゼムバイシーク TEL. 080-3523-1183) イヤリング ¥25,300(ブランイリス/ブランイリス・ジャポン TEL. 03-6427-6118) ネックレス ¥49,500(マリハ TEL. 03-6459-2572) その他はスタイリスト私物
花村さん・シャツ ¥27,500(ネーム TEL. 03-6416-4860) 中に着たシャツ ¥48,400(エンソウ) パンツ ¥29,800(アイン/エイム) 右耳のピアス ¥18,700 左耳のピアス ¥18,700 薬指のリング ¥34,100(以上アン バイ トモヨ ヨシダ/アン・デザインズ) 中指のリング ¥213,400(マリハ) その他はスタイリスト私物
和田さん・ヴィンテージのジャケット ¥20,800 ヴィンテージのメッシュニット ¥14,080(共にアンヴィンテージanvintage.tokyo) その他はスタイリスト私物
大野さん・ブルゾン ¥49,500(ネーム) トップス ¥39,600 ループタイ ¥8,800(共にエンソウ) パンツ ¥22,000(メゾンスペシャル/メゾンスペシャル 青山店 TEL. 03-6451-1660) その他はスタイリスト私物
工藤さん・シャツ ¥64,900(ビューティフルピープル/ビューティフルピープル 伊勢丹新宿店 TEL. 03-3352-1111) パンツ ¥16,500(メゾンスペシャル/メゾンスペシャル 青山店) 腰に巻いたスカート ¥61,600(ヘイン・ソ/エムエイティティ info@the-matt.com)
写真・奥脇孝典(UM) スタイリスト・森田晃嘉 ヘア&メイク・速水昭仁 宮川幸 取材、文・望月リサ 保手濱奈美 撮影協力・BACKGROUNDS FACTORY AWABEES PROPS NOW
anan 2506号(2026年7月29日発売)より































