
Index
教えてくれた方
Profile
塚越菜々子さん
ファイナンシャルプランナー。家計簿なしで貯まる仕組みを作る「家計改革プログラム」を独自に開発し、これまで3000人超の家計や資産運用のサポートを行う。身近なお金のトピックをわかりやすく伝えるSNSも好評。
自由度が高いから積極的に運用したい人におすすめ
資金を一括投資したい人、つみたて投資枠では選べない銘柄を購入したい人、短〜中期での積極的な運用益や高配当を狙いたい人は、成長投資枠の活用を。「積立設定も可能ですが、自分の好きなタイミングで一括投資できるので、相場が下がったときに買いたいといった場合にぴったり。個別株やREIT、ETFなど中〜上級者向けのラインナップですが、金融庁の基準を満たしたものに限られるのが特徴です」
こんな人におすすめ
✅️ まとまった資金を一括投資したい
✅️ 配当金が欲しい
✅️ 投資先の幅を広げたい
✅️ 自由に投資したい
成長投資枠の代表的な銘柄をチェック!
幅広いラインナップから選んで投資できるのが魅力。
1|個別株
配当金や株主優待がもらえ値上がりしたら売却益も
企業が発行する株を買って株主になり、経営(株主総会)に参加したり、配当金を受け取ることができる株式投資。NISAの成長投資枠なら、売却益も配当金も非課税になり、条件を満たせば株主優待を受けることができる。まとまった資金がない場合、証券会社によっては少額から購入することも可能。ファンドを選べばほったらかしで運用できる投資信託とは違い、自分で銘柄を選び、運用する必要がある。また、銀行でNISA口座を開いている場合は、株式の取り扱いがないため購入できない。
NISAで個別株を購入する場合の注意点
✅️ 年間投資枠の中で取引する必要がある
NISAの成長投資枠の上限は年間240万円。この枠は売却した年の翌年まで回復しないため、相場の動きに合わせて細かく売り買いするデイトレード(短期売買)には向かない。NISAでは長期保有を基本にした銘柄選びを。
✅️ 損益通算・繰越控除ができない
NISA口座で取引する場合は特定口座や一般口座と異なり、損失を他の口座の利益と相殺する損益通算や、損失を翌年以降に繰り越して税金を軽減する繰越控除が適用されない。
✅️ 購入できる商品が限定される
上場廃止が決定された整理銘柄や上場廃止基準に該当するおそれがある監理銘柄、購入に即日現金が必要な信用度の低い株式(即日現金預託株式)は購入できない。
✅️ 配当金は「株式数比例配分方式」に
配当金を非課税にするためには、受取方法を「株式数比例配分方式」に設定する必要が。
2|REIT
さまざまな不動産で構成される投資信託
投資家から集めた資金で不動産(オフィスビル、商業施設、賃貸住宅など)を購入し、そこから得られる賃料収入や売却益を分配金として還元する、不動産投資信託のこと。複数の物件を購入・運用するため分散投資できる。収益の90%超を分配するなど一定の要件を満たすことで、実質的に法人税がかからない仕組みになっているため利回りが高いものが多いのが特徴。
3|ETF
株価とリアルタイムに連動した投資信託
「上場投資信託」のことで、株式のようにリアルタイムで売買できる投資信託。日経平均株価やS&P500などの指数に連動しており、複数の企業に分散して投資するため低リスクかつ、一般的な投資信託より低コストで運用できる。相場の急落など値動きに合わせて購入したい中・上級者向け。なお銀行でNISA口座を開いている場合、取り扱いがないため購入できない。
4|投資信託
アクティブファンドをはじめ多様な銘柄から選べる
つみたて投資枠の投資信託は約280本程度に制限されているのに対し、成長投資枠では2000本以上の投資信託が対象と幅広い。選択肢が多い分、積極的な運用で高利回りを目指すアクティブファンドや、AIやSDGs系の企業に特化したもの、新興国株式など多種多様な投資信託が揃っているのが特徴。つみたて投資枠にラインナップする銘柄を購入することも可能。
anan 2498号(2026年6月3日発売)より






























