
社会保険が手厚いといわれる日本でも、この先は未知数。万が一のリスクに備えて民間保険には入っておくべき?
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教えてくれた方
Profile
横川楓
1990年生まれ、東京都出身。金融・経済アナリスト。日本金融教育推進協会代表理事。24歳でMBA(経営学修士)、ファイナンシャルプランナーを取得。最新刊『散財さんのお金の増やし方』(三笠書房)が発売中。
若くて健康なら民間保険の加入は慎重に
医療費が原則3割負担で済んでいたり、失業手当がもらえるのは、給料から引かれている社会保険によるもの。「健康不安のない20~30代であれば、公的な保険でカバーできることは多いので、家計を圧迫してまで保険に入る必要はないでしょう。それでもどうしても入っておきたい、ということであれば、貯蓄型ではなく月々の支払いが安い、掛け捨ての医療保険がおすすめ」
社会保険について知ろう
会社員は給料から天引きされている社会保険料。いざという時のために充実した日本の社会保険の保障内容を知っておいて、無駄な出費や不安もなくそう。
健康保険
日本在住であれば、みな何らかの公的医療保険に加入している。そのため病院の医療費は70歳未満は3割負担で済み、残りの7割は保険組合などが負担。
公的年金
20歳以上60歳未満の人は国民年金への加入が義務。会社員や公務員は厚生年金にも加入する。年金には老齢年金のほか、障害年金、遺族年金がある。
労働保険
労災保険と雇用保険の総称。失業時や勤務中に起きたケガの補償のほか、育児で仕事を休む際の育児休業等給付、介護休業給付もここから。
介護保険
要介護、要支援になった際に、入浴や食事などの介護にかかる費用負担を軽減することができる。保険料の支払いは40歳になった月から始まる。
保険にまつわる4つのQ&A
Q. 入るならどんな保険?
「乳がん、子宮筋腫など、女性特有の病気による入院や手術を幅広くカバーできる医療保険、がん保険ですね。月々1000円くらいのもので十分ですが、出産を経ると子宮に対する保険が対象外になる商品が多いので、加入は妊娠・出産の前に検討するのがベター」
Q. 保険加入を検討すべきタイミングは?
「結婚したり、家族が増えたり、ライフステージが変わった時が保険加入を検討すべきタイミング。自分の死後、家族にお金を残せる死亡保険や、子どもの教育資金を計画的に貯めるための学資保険などは、将来のライフプランを考えて加入する人が多いです」
Q. 見直しのタイミングは?
「金銭的に余裕が出てきたら、見直し時。掛け捨て医療保険の保障額が低いと感じたなら、入院時の給付金が増えるプランに切り替えましょう。あとは年齢を重ねるとともにリスクが上がる、がん、心疾患、脳血管疾患の三大疾病に備えた保険を検討するのも◎」
Q. 話題の「ミニ保険」のトレンドは?
最近の海外情勢を鑑みた“海外旅行キャンセル保険”などで話題となった少額短期保険(通称ミニ保険)。「災害や演者の体調不良で公演が中止になった場合の宿泊施設などのキャンセル料を支払ってくれる“推し活キャンセル保険”や故障、盗難などスマホの損害に対して保険金が給付される“スマホ保険”など手軽なものが人気です」
anan 2498号(2026年6月3日発売)より






























