銀行&決済手段の“当たり前”を見直そう【家計の見直し】

メガバンクかネットバンクか。双方のメリット・デメリットを理解した上で、自分の“経済圏”で考え選択するのが今どき。また、キャッシュレス化が進む一方で、根強い現金派も。ポイ活と密接な決済手段は、どう使い分けるのが正解か。

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    教えてくれた方

    Profile

    横川楓

    1990年生まれ、東京都出身。金融・経済アナリスト。日本金融教育推進協会代表理事。24歳でMBA(経営学修士)、ファイナンシャルプランナーを取得。最新刊『散財さんのお金の増やし方』(三笠書房)が発売中。

    見直し1|銀行

    ハイブリッドな利点を持つ新サービスも登場

    メガバンクとネットバンクの大まかな違いは下記の表の通りだが、ここ数年は自分の経済圏に合わせた銀行選びがトレンド。「2023年3月にスタートした三井住友銀行の『Olive』は、キャッシュカード、クレカ、デビットカード、ポイント払いの機能を1枚のカードとアプリで自由に切り替えられるフレキシブルさで話題に。楽天銀行やイオン銀行なども、ユーザーが増えています」

    人気の2大ネットバンクはこちら

    預金口座数900万口座突破のネットバンクの代表格

    住信SBIネット銀行

    アプリで簡単に口座管理ができ、振込やATMの利用手数料が月最大20回まで無料。SBI証券と連携させれば、お金をそのまま証券投資に回せる点も便利。また、1つの代表口座の中に旅行や貯蓄など、最大10個まで目的別の口座を作ることも可能。

    楽天ポイントが効率よく貯まるのが最大のメリット

    楽天銀行

    楽天市場、楽天トラベル、楽天ラクマなど、楽天グループが提供する各種サービスとの連携でポイントを貯めやすいのが特徴。ポイントは給与の受け取り、口座振替、他行からの振込などでも貯まり、さらにそのポイントは振込手数料の支払いにも利用できる。

    「ポイント経済圏」に合わせて選ぶのがおすすめ

    auじぶん銀行

    auやUQmobileなどの通信サービス、auPAYやauPAYカードと連携すると、普通預金金利がメガバンクより高くなる優遇プログラムあり。

    イオン銀行

    イオンやマックスバリュでの買い物が毎月20日、30日は5%オフに。イオングループ対象店舗では、いつでもWAONPOINTが通常の2倍貯まる。

    PayPay銀行

    PayPayアプリからの残高確認やチャージがスムーズ。1回あたり3万円以上の入出金であれば、セブン銀行など提携ATMの手数料が何度でも無料。

    見直し2|決済手段

    クレカはブランドの異なる2枚に絞ってメインで使用するカードは1枚に

    現金、クレカ、デビットカード、PayPayなどの決済アプリ、そして交通系ICと、決済手段の選択肢は大きく分けても5つ。「家計簿のつけやすさを考えても、決済手段は段階的にキャッシュレスに寄せていくのが正解。クレカもたとえば楽天カードやルミネカードなど、自分のポイント経済圏と連携しているものをメインに、サブでもう1枚あれば十分」

    決済手段は一本化することが大切

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    イラスト・えるたま 取材、文・一寸木芳枝


    anan 2498号(2026年6月3日発売)より

    Check!

    No.2498掲載

    お金の教科書 2026

    2026年06月03日発売

    物価高が暮らしを直撃し何かと不安の多い昨今。将来のために、家計の見直しや節約から、増やす技術まで、賢くお金と付き合う方法を一から学ぶ特集です。

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