文/桐生奈奈子
一年中使える「白スニーカー」を新調してみては?
寒さで底冷えする時期ですが、ファッションの世界は早くも春へ。洋服で春物を身に着けるのは少し早いですが、ブーツをスニーカーに変えるだけで気分転換にもなります。
暖かみ溢れる冬素材にもマッチするレザー調の白スニーカーは今の時期から持っておくと、一年中活躍してくれて便利ですよ!
『adidas』の“STAN SMITH”が優秀
そこで紹介したいのが、『adidas(アディダス)』の「STAN SMITH(スタンスミス)」です。
サステナビリティを掲げたスポーツブランドやスニーカーブランドは多いですが、「STAN SMITH」のような定番人気のモデルのスニーカーがリサイクル素材を使用しているのは珍しい…!
スニーカーの箱にもプラスチック廃棄物の根絶を目指す『adidas』の取り組み“END PLASTIC WASTE”が、書かれています。
「EDIFICE/ IENA」 別注の“STAN SMITH”をチェック!
今回紹介するのは、ファッションブランド『EDIFICE/IENA(エディフィス/イエナ)』別注の「STAN SMITH」です。
デザインは、一般的なスタンスミスとほとんど同じですが、ゴールドを差し色に加えた、上品かつアイコニックなデザインがハイセンス!
2020年もスタンスミスで『EDIFICE/IENA』の別注をリリースしましたが、瞬く間に完売したとのこと。前モデルはナチュラルのアッパーにシルバーのロゴを施してましたが、今シーズンは上品なゴールドです。
『EDIFICE/IENA』のほか、『adidas』の公式ショップでも取り扱っています。ユニセックスで展開しているので、さりげなくペアルックにするのもおすすめです。
シックに見えるレザー調の質感
レザーのように見えますが、アッパーの50%はリサイクル素材でできています。
キャンバス生地のスニーカーよりシックな印象で履きこなすことができ、ファーやボア、ニットなど暖かみのある冬素材にもよく馴染みます。
STAN SMITHのワンポイントが人気!
パンチング加工のスリーストライプス、「STAN SMITH」のロゴ文字がアクセントに!
大きすぎないロゴ文字が大人女性でも、コーディネートに取り入れやすいですよね。
ソフトなロゴデザインがセンスを発揮
バックはエンボス加工になっていて、さりげないのがポイント。
ここにカラーのあるスタンスミスもありますが、筆者が全身のバランスがとりやすいと感じたのは、すべてが真っ白に近いデザインです。
高機能リサイクル素材シリーズ「プライムグリーン」を採用
旧モデルのスタンスミスとほとんど変わらないですが、中敷きには、高機能リサイクル素材シリーズの一つである“PRIMEGREEN(プライムグリーン)”の文字が…!
2021年4月に、1970年から続くロングセラー「STAN SMITH」の全モデルに対して、デザインを変えず中身だけをサステナブルに進化させた決断は、世界中のファッション業界を揺るがす出来事でした。そしてそれはファッション業界だけでなく、私たちにとっても大きな進歩です。常に未来を見据えてリードしてきた『adidas』は、現在プラスチック廃棄の根絶を目指しています。不朽の名作にそういったエコな未来の想いを込めている部分に、『adidas』の本気さが感じられますね。
かっこよくて履きやすい定番の「STAN SMITH」なら、私たちでも無理なくサステナビリティな選択ができそう!
靴ひもは2つ。汚れても長く使える
元々靴に結ばれているのとは別に、靴ひもが1束ついていました。汚れても靴ひもの予備があるので長く使えそうですね。
汚れのない、真っ白なスニーカーはクリーンで新鮮な気分を作ってくれますが、少し履き慣れた白いスニーカーも風合いが出て素敵です。そんな変化を楽しめるのも、白スニーカーの醍醐味ではないでしょうか?
【商品詳細】
「EDIFICE / IENA スタンスミス / STAN SMITH」
価格:¥14,300
3つのシチュエーション別! 快適でアクティブなママコーデ
1.ホームパーティーするときは「ニットパンツ×スウェット」で
寒い1月でも白スニーカーが楽しめるコーデをご紹介します。今回はママに向けたコーディネートです!
子連れで集まるホームパーティーや帰省は、長時間座ることが多いもの。かと思えば、子どもの都合で、突然外に連れ出され…なんてことも。
そんなときは座っているときも、動くときもストレスフリーなニットパンツが頼れます。トップスはスウェットが好相性! ハイネックのデザインを選んだり、アームウォーマーを足したりして防寒を重視すれば、寒い時期もスウェットを楽しめますよ。
カジュアルなニットパンツに、レザー調のスニーカーは好バランス!
キャンバス地のスニーカーよりルーズに見えず、きちんと見えするため、どんなシチュエーションにもマッチしたスニーカースタイルが完成します。
2.久しぶりのママ会は注目カラー「グレーワントーン」を纏って
ママ同士集まるときは、飾らず、気取らず、張り切りすぎずに、少しだけセンスをプラスしたい…!
何を着ていこうか悩みがちなママ会では、グレーのワントーンで出かけてみませんか? 定番のカラーですが意外と周りと被らず、トレンド感もアピールできます。ワントーンコーデを作るときは、ボトムを濃い色にするとバランスが取りやすいですよ。
ジョガーパンツは、クシュクシュソックスで足首を埋めるように履くと、暖かく過ごせます。
スニーカーを新調してもしっかり防寒を忘れない、寒い時期ならではのファッションを楽しむことができたら素敵ですね。
3.極寒の日の買い物は「モコモコアウター×黒インナー」でスッキリ
寒さが厳しい日は、必要最低限のおでかけで済ませたい。そんな日は、何も考えずに“黒コーデ×もこもこのファーアウター”が鉄板! 寒くてコーディネートを組むやる気が出ないとき用に、悩まないスタイリングを一つ作っておくと便利ですよ。
もこもこでも黒で引き締めることで、着膨れ感が払拭できます。豪華に見えるファーアウターですが、中身をシンプルなスタイリングにすることで、スーパーへ買い出しに行っても浮きません。
真っ黒コーデのときこそ、足元を軽く! さらに、レザー調のスニーカーなら、ボリュームあるアウターにも負けない存在感を発揮してくれます。今回はスリット入りのパンツで足元を強調させました。
白スニーカーを使った“等身大のママコーデ”を紹介しました。ぜひ、明日以降のコーディネートのヒントにしてくださいね。
【参考】
『adidas』公式サイト