好奇心から誌面に登場する様々な取材に同行した私ですが、特に印象深かったのが東京都西多摩郡にある檜原村(ひのはらむら)での滝行。冬の滝に行くのは初めてで、その寒さは計り知れない!とドキドキしながら、朝の支度をしていた午前7時。滝に打たれることは人生の中でそうそうない……ということは試してみたかったことをやってみよう、という持ち前のポジティブ精神を発揮し、顔面を滝に打たれてもメイクが流れない「滝プルーフ」なコスメ探しを決行。気になるコスメでメイクし実際に滝に打たれ、その中から特に優秀だった実力派3選を勝手ながらご紹介します。
①ベース部門/オルビスユー カラースキンケアマスクファンデーション
残暑が厳しい9月の発売当時から、滝のような汗をかいても肌を包み込んでくれていたファンデーションは、リアルな滝の激流にも強かった! さらさらとしたリキッド状のファンデを手の甲に出し、肌に滑らせるように塗布し、仕上げに手のひらで顔全体を軽くタッピングするだけでテクニックレスで簡単に仕上がるのも嬉しい限り。滝に打たれた後も、ベースメイクに求めたい肌のつるっと感を維持してくれて感動! ベースメイクとしては手頃なプライスかつ少なすぎず快適に使いきれそうな内容量もポイントです。
②ポイントメイク部門/ファシオ ウルトラ WPマスカラ(ボリューム)
実は知りたかったのが、耐水性のあるマスカラ。普段、ドライアイで目薬を頻繁に挿す私が信頼していたこのマスカラは、打ち付ける滝と滴る水しぶきに対しても真の実力を発揮。まつげ一本ずつをしっかりとコーティングしてくれるボリュームタイプは、細くて少ないまつ毛もへこたれさせないパワーがありました。何度か滝に打たれても、目元はにじまずくっきりと。伊達にウォータープルーフじゃない、このマスカラの耐水性は折り紙付きです。オフするときは、専用のリムーバーかオイルクレンジングでぜひ。
③番外編/セザンヌ パールグロウハイライトSP2
滝行の帰り道、電車内でこのチャレンジのことを先輩に話していると、いただいたのが「頬のハイライト残ってるなって思ってた!」のひとこと。セザンヌの見た目もかわいいハイライト、なんと滝にも耐えていたようです。パールやブルー、ピンクなどの多色をブレンドして纏える儚げに煌めくハイライトがセザンヌ価格で買える喜びたるや。こちらのアイテムは11月発売、そして限定アイテムのため、読者の皆さんが今でもゲットできるかは不明なのですが、実録としてお伝えします!
ご紹介した3種、意図せず全てが日本のコスメメーカーのもの。湿気の多い日本の気候に合わせて研究を重ねた成果が、今回の特殊な環境、滝にも効果を発揮したのかも? と思いました。これから滝に打たれる予定があるanan読者に届くことを祈りつつ、新たな一年を新しいコスメとともに、コスメ初め(ぞめ)で開運なんていうのはいかがでしょうか?
2025年も雑誌、webともにananを、何卒よろしくお願いいたします!(RS)