「海外だと刺激的な香りで燃え上がったりもしますが、日本人男性が相手ならもう1段ソフトなものがちょうどいい。相手を近くに感じる、少し垣根を取り払うくらいの役割ですね。距離を縮めるのに一押しは、ジャスミンをはじめとしたホワイトフローラルです」(フレグランスアドバイザー・MAHOさん)。
“香り”で意中の彼を虜にするルールをご紹介。
官能を演出するならムスクよりジャスミン。
官能系というと、ムスクやアンバーをイメージするけれど、実は一番の狙い目はジャスミン。「バラが香りの女王ならジャスミンは香りの王様。白い花は色がない分、香りに強さを秘めています。清楚とみせかけ、実は艶感もたっぷり。品もありつつ、時間が経つとジャスミンこその官能性が立ち上ってきますよ」(MAHOさん/以下同)右・「モン パリ オーデパルファム」50ml¥12,500(イヴ・サンローラン/イヴ・サンローラン・ボーテTEL:03・6911・8563 ) 左・「ジャスミン ルージュ オード パルファム スプレィ」50 ml ¥28,000(トム フォードビューティ/トム フォード ビューティTEL:03・5251・3541)
香りはカラダのサイド&裏から漂わす。
カラダのカーヴィな箇所につけると、服を着ても素肌から柔らかく香る。「まずつけるべきはウエストのくびれ。服を着ると一番香りが出づらい箇所ですが、脱ぐシチュエーションで初めて香ることに意味があります。そして次が膝裏とアキレス腱で、ここは外出先でつける際にもおすすめ。調子が掴めてきたら最後は肩につけましょう」
小物から香らせ、記憶に残す。
香水の番外編として覚えておきたいのが、“紙のお香”といわれるアルメニアペーパー。「自宅でお香として部屋の空気をよくするのはもちろん、バッグやお財布、名刺入れに一枚入れるだけで、小物を使う仕草のたびにいい香りが漂います。名刺交換の際にふわりと香らせれば印象づけにもなるし、会話のきっかけにもなりますよね」
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