手の皮脂を侮るなかれ! “意外に汚れてる場所”をお掃除♪

ライフスタイル
2016.12.07
心機一転、新たな年を迎えるために一年の汚れを取り除きたい! でも、どこから手をつけていいのかわからないし、そもそも年末は忙しいから、なにもできず終わる予感…。

そんなあなたに時短掃除術をご紹介。1日たったの10分、目についたところからでOK。見て見ぬふりをしてきた汚れと向き合いませんか? 教えてくれたのは、お掃除ブロガーの東いづみさんです。見逃しがちな場所、意外な場所の掃除術をご紹介します。

意外な場所ほど汚れやすいそう。
意外な場所ほど汚れやすいそう。

“巾木の10 cm上!”意外な場所ほど実は汚れやすい。

床掃除のついでに、巾木にたまった汚れを拭き取る人は多いはず。「そこから目線を10㎝上げてみて。すると、ほこりなどが意外とたくさん付着していることに気づくはずです。巾木を掃除するときは、この巾木の上10cmの壁の汚れも見逃さずに」(東さん)。固く絞ったクロスで水拭きすれば、くすんで見えていた壁がみるみる明るくなる!

家具をひっくり返して“いつもと違う目線で観察”。すると汚れが見えてくる。

椅子やテーブルをきれいにするときは「いつもと違う目線で観察するのが大切」と東さん。「できるものはひっくり返し、脚や入り組んだ裏側の汚れを確認。大型家具は横にしてみるだけでも、いつもと視点が変わって汚れを見つけやすくなります」。脚や座面の裏などをクロスで拭きあげれば完了。手垢がつきやすい机の天板のふちも念入りに。

年末だからこそ細かいところまでお掃除したい!

年末だからこそ細かいところまでお掃除したい!

クローゼットの掃除はほこりを舞い上がらせず素早く拭き取って。

湿気の多いクローゼットや押し入れは、カビの胞子なども潜んでいる場所。「いきなり掃除機を使ってしまうと、菌を舞い上げてしまう原因に。まずは棚や床に置いてあるものをそっとどかし、たまったほこりを四隅までしっかり拭き取りましょう。その後、掛けてある服を移動させ、ポールや側面などの拭き掃除をすれば完璧です」(東さん)

手の脂を侮るなかれ! 日に何度もさわる、ドアノブをチェック。

家中のドアノブをよく見てみると、手垢で汚れて濁っている…なんてことも! そんな汚れはマイクロファイバークロスを使って水拭きを。「ドアノブを掴むように、ぐりぐりと回して汚れを拭き取りましょう。脂汚れがひどいときは、セスキ水やアルカリ電解水を使えば簡単に落ちます」(東さん)。これでピカピカ輝くノブへと元どおり。

東いづみさん お掃除ブロガー。ブログ「子供とペットとスッキリ暮らす」が話題となり、2冊の著書を出版。等身大の掃除アドバイスが満載。

Tシャツ¥6,000(ジースター ロゥ/ジースター インターナショナルTEL:03・5765・3301) エプロン¥15,800(ホリデイTEL:03・6805・1273)

※『anan』2016年12月14日号より。写真・豊田 都 スタイリスト・中根美和子 モデル・山本奈衣瑠 文・野村紀紗枝 撮影協力・AWABEES UTUWA TITLES

(by anan編集部)

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