
テレビ朝日で長年朝のヒーロー特撮番組として親しまれてきた「スーパー戦隊」シリーズ。2024年3月から約1年間放送された『爆上戦隊ブンブンジャー』で、主人公のブンレッド/範道大也(はんどう・たいや)を演じた井内悠陽さんにインタビュー。
2024年3月から約1年間放送された『爆上戦隊ブンブンジャー』(以下、ブンブンジャー)で、主人公のブンレッド/範道大也を演じた井内悠陽さん。人懐っこさや屈託のない感情表現など、持ち前のキャラクターをシンクロさせた演技で王道系レッドを好演し、スーパー戦隊の歴史に名を刻んだ。
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『爆上戦隊ブンブンジャー』
2024年~2025年に放送されたシリーズ48作目。“クルマ”をモチーフにしており、“届け屋”“情報屋”“運転屋”など、メンバーにはクリエイティブでプロフェッショナルな人物が揃う。「自分の人生のハンドルは自分でにぎる!」が主人公・範道大也のモットー。 Ⓒテレビ朝日・東映AG・東映
「ヒーローはいろんな人に夢や元気を与えますが、この作品に出るために関西からひとり上京してきた僕自身も、ブンレッドに勇気をもらっていました。撮影期間中は自分の半分が大也のつもりで過ごしていたんですが、彼が持つ強がりな部分によって、僕自身の悩みや不安も大丈夫だって思えていたんですよね」
幼少期から、表現することやものづくりが好きだったという井内さん。
「それまではこだわりが強すぎて、誰かと一緒にものを作るのが少し苦手で。でもブンブンジャーに出演し、変身シーンにCGやSEがつけられた映像を見て感動して鳥肌が立ちました。撮影の本番は一瞬でも、作品づくりにはプロの技術を持った方々が大勢関わっていることや、そこにはその人たちの人生まで詰まっていることを知って。1年という長い期間だからこそスタッフさんとも深く関われたし、貴重な経験や感動をたくさん得られました。本作は間違いなく僕の原点になっているし、大也は一緒に戦ってきた戦友だと思っています」

日本ならではの“特撮”という技術や文化に対して「子供には夢を、大人には希望や活力を与えてくれる。誰かの人生の一部になるもの」と目を輝かせながら語ってくれた井内さん。
「毎週日曜日にテレビで見て、明日から頑張ろうと思えた。そんな『スーパー戦隊』シリーズが終わってしまうという報道を見た時はびっくりしました。でも『PROJECT R.E.D.』として新たに生まれ変わり、その第1弾『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』はブンブンジャーのプロデューサーでもあった久慈(麗人)さんが手がけると聞いて、それはもう絶対に面白いものになると思いました。これから見る子供たちにとっての、新たな思い出になることは間違いないと思います。特撮作品は、今や世界中の人たちも見てくれているグローバルなエンターテインメント。新シリーズによって、さらに世界に誇れる日本の文化となり、影響を与え続けられると確信しています」
Profile
井内悠陽
いうち・はるひ 2004年7月12日生まれ、京都府出身。阿久根温世とW主演を務めるドラマ『コントラスト』が3月13日よりFODで配信。3月20日より上映のVシネクスト『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャーVSブンブンジャー』にブンレッド/範道大也役で出演。
anan 2485号(2026年2月25日発売)より












