すとぷりが語る。今だから笑って言える、お互いの第一印象と今のギャップ

インターネットを中心に多彩な活動を展開するすとぷり。色鮮やかな思い出が詰まった10年の歩みを振り返ってみれば、そこにはメンバー同士の固い絆、リスナーへの愛と感謝が強くにじんでいる。


── 結成10周年を迎えるみなさんですが、今だから笑って言える、お互いの第一印象と今のギャップなどがあれば教えてください。

るぅと さとみくんは、やさしいお兄ちゃんっていう第一印象だったんですよ。清純派というか。

莉犬 そうそう、めっちゃ爽やかな印象だったよね。

るぅと でも、話してみたらめちゃめちゃ下ネタを言う人で(笑)。

さとみ ちょっと! そんなことなくない!?(笑)

ころん 僕的なさとみくんの第一印象は、ブルージャケット先輩。初めて会うとき、「青ジャケット着てます」って言われて青ジャケットなんていっぱいいるからわかんないと思っていたら、真っ青なジャケット着てるさとみくんのことを一発で見つけられたっていう(笑)。あの衝撃は忘れられない。

ジェル 俺は初めてさとちゃんに会ったのがライブ会場の控室だったんだけど、初対面とは思えない軽さで「うぃ!」って挨拶されて。今日の挨拶も「うぃ!」だったし、軽さは今も変わってない(笑)。

さとみ るぅとは、初めて会ったとき黒髪短髪のめちゃめちゃ運動できそうな見た目で。それが今や金髪になっちゃってね(笑)。るぅとも莉犬も出会ったときはまだ16歳で、いま思えば幼かったけど、10年経ってすごくしっかりしたな、人としてもクリエイターとしても頼もしくなったな、って思う。

莉犬 るぅとくん、初対面はめちゃめちゃ人見知りだったよね。最初の頃、「一緒に遊びに行く約束したけど1時間待ってもころんくんが来ない。どうしよ」っていう電話をしてきて。あの頃のるぅとくんは戸惑ってたけど…(笑)。

るぅと 今は、待ちぼうけさせられたらぶっ飛ばしてやろうかな! って思うくらい強くなった(笑)。

ころん うん、気をつける!(笑)

ジェル 最初の頃はるぅとくんのことを「腹黒や!」ってイジると「違いますよぉ」っていう感じだったけど、最近は絵を描く大喜利のとき、わざわざ自分から黒い藁人形描いたりして。吹っ切れた感じがするもんな(笑)。

さとみ 殻を破れた的な?

るぅと っていうことなのかな。メンバーに対して壁がなくなったような気もする。莉犬 ころちゃんの第一印象は、俺的にはボス猿なイメージ(笑)。

るぅと 初めてころちゃんと会ったとき、半袖半ズボンでサンダル履いてたよね。あの出で立ち、インパクトあった(笑)。

ジェル 当時、ころんのほうが先に活動していて、同じイケボカテゴリーで俺はあとから活動を始めて。電凸(突然の通話)して「逆立ちしてコーラを一気飲みします」って言ったら、「イケボなのにおもろいね!」って言ってくれたんだよね。

さとみ やっぱりボス猿だ(笑)。

ジェル それが、今ではこうして同じグループで肩を並べて活動できているって、すごく不思議だし素敵なことだなと。

莉犬 ジェルくんは、最初はイケボでクールそうな人だと思ってた。でも、ジェルくんの生放送にメンバーみんなで遊びに行ってみたら、意外にもノリがよくて。

ジェル ジェルネイルサロンのURLをコメント欄にみんなが貼りまくって、俺がページを開いてはツッコむっていうのを10回くらい繰り返した記憶(笑)。

莉犬 気がついたらイケボとおもしろいが逆転していって。

ころん 確かに、ジェルくんは振り幅がすごいかもね。

莉犬 今はおもしろい9500、変な人が500くらい(笑)。

ジェル イケボがどっかいってもうてるやん!

るぅと 今のジェルくん、やっぱりめちゃめちゃイケボだった(笑)。

さとみ 俺的に、最近はジェルの中に“核”のようなものが生まれたように感じていて。もともとやさしい人だけど、“自分をしっかり持った上でのやさしさ”って相手にとってより響くものだと思うし、それは大きな変化だと思う。

ジェル 初めて言われた。自覚はないけど、うれしい。ありがとう。

ころん 莉犬くんは、初めて会ったときめちゃめちゃ小さかった。

莉犬 おい!(笑)

ジェル 最近はもっと小さくなっててね。ポケットに入るもん。莉犬 縮んでないよ!(笑)

るぅと 莉犬の第一印象は、人懐っこくてワンちゃんみたい。今も変わらず、ポメラニアンみたい。

さとみ 会ってからしばらくは、莉犬のことを説明するとき、人に嫌な思いをさせないっていう前向きな意味で「無害な人」って言っていて。でも、歳を重ねて莉犬の中にもジェルと同じく“核”みたいなものが生まれたというか。人間味があってすごくいいと思ってるよ。

── 10周年の感謝を込めて6月から8月にかけ全国4都市を巡るアリーナツアー「すとろべりーめもりーVol.10th anniversary〜すとぷりARENATOUR〜」の準備を進める中で、活動当初と比べグループとしての成長・進化を感じる場面もあるのでしょうか。

莉犬 ありますね。最初の頃はメンバーみんなダンスはおろか、ステージに立つことすらもままならない状態で、立ち位置を変えられただけで快挙! だったんですよ。10年前の自分たちに、オリジナル曲がメインでダンスもたくさんある今の姿は、絶対に想像できないよね。ライブは成長の証しです。

るぅと 10年歩んできた中でたくさんのオリジナル曲が生まれてきたけど、リスナーさんに愛され続ける曲が多すぎて、今回のアリーナツアーのセットリストを組むときにも本当に選ぶのが難しくて。

ころん やっとオリジナル曲だけでライブができるようになったときの感動を今も覚えているんだけどさ、今は歌いたいオリジナル曲がありすぎる! っていう贅沢でうれしい悩みがあるよね。

ジェル ライブもそうだし、すとぷりとしてYouTubeに投稿した動画を古い順に観ていくと、本当にいろんな思い出があって。歌とかゲームとか実写とか…いろんな“楽しい”を積み上げてきた10年の密度、めっちゃ高いよなって思うんですよ。そういう素敵な10年を歩めてきたっていう奇跡をリスナーのみんなと一緒にお祝いして、悔いのないアニバーサリーイヤーにしたいよね。

さとみ そうだね、本当に。過去のライブよりもいいパフォーマンスをしたい、ってライブをするたびに思って準備をして臨んでいるんですけど、今度のアリーナツアーではすとぷり10周年の集大成をしっかり見せたいよね。

── では、10年前から応援してくれている方、最近知ってくれた方、これから出会ってくれる方へ、みなさんから伝えたい想いは?

さとみ 言葉にできないくらいの「ありがとう」だよね。

莉犬 うん。10年前から応援してくれてるリスナーさんたちは、長い間本当にすごい! って思うし。

るぅと みんなに「見つけてくれてありがとう」って言いたい。

ころん たくさんの配信者とかクリエイターがいる中で、僕たちを見つけて、好きになってくれるなんてありがたすぎるよね。出会いのすべてが僕たちを作っているし、この10年ですとぷりを愛して広めてくれた全員に感謝したいです。

ジェル この恩は、活動で返す。待っとけよ!

Profile

すとぷり

2016年6月4日結成。動画配信サイトを主軸に、多彩な活動を展開している2.5次元アイドルグループ。ネット上ではイラストや2Dアニメ、ライブや握手会などリアルな場では素顔でパフォーマンスする2.5次元アイドルグループの礎を築いた先駆的存在。'23年末、第74回NHK紅白歌合戦に出場。6月20日(土)から、結成10周年を記念したアリーナツアー「すとろべりーめもりー Vol. 10th anniversary ~すとぷり ARENA TOUR~」が開催。

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写真・内田紘倫(The VOICE) スタイリスト・井田正明 酒井 翼(プロップ) ヘア&メイク・山田亜沙美 門間導子 取材、文・杉江優花 撮影協力・バックグラウンズ ファクトリー

anan 2497号(2026年5月27日発売)より

Check!

No.2497掲載

ときめきカルチャー 2026

2026年05月27日発売

今、胸をキュンとときめかせるモノ・コト・ヒトの最前線を集めた特集。ぷくっとしたプラバンの素材感に魅了される、話題のストップモーションアニメや白熱のオーディションコンテンツなどをピックアップ。それぞれの魅力に迫ります。

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