運の流れを知って最適な行動を! 暦から読む、7月前半「今日の全体傾向」

ライフスタイル
2022.06.08
1000年以上も前から人々の生活とともにあった「暦(こよみ)」。日々の営みを支え続けてきた古来の知恵を現代風に読み解き、今を生きる私たちにも役立つように解説しました。教えてくれたのは、運命学研究家のC.I.さんです。
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暦を読むとは、年月日時の運の流れを知ること。ここでは7月前半の「今日の全体傾向」をお届けします。

7月の指針

世の中に思いやりと熱意を送り届けること。人それぞれの形で世界に元気を生み出すのです。自分に合った表現方法を見つけて、そこにありったけのエネルギーを注ぎ込みましょう。あなたのその姿や作り上げた作品、成し遂げた仕事を通じて、意気消沈している人の心を勇気づけてあげましょう。ささやかでも幸せを感じてもらえたなら、そのとき世界は少し良くなっているはずです。

今日の全体傾向

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7月1日(金)
誰かを見習うという面と、自分の芯を持つという両面をうまく使うことがテーマの日です。出しゃばるわけでも卑下するわけでもなく、そのときに必要だと思ったことを素直に行うといいでしょう。欠点を指摘されても穏やかに受け止めて直す姿勢を見せること。円滑な人間関係のために今の自分にできることをしてみましょう。

7月2日(土)
天気さえ良ければ旅行にもってこいの日です。素敵な旅は心を伸びやかにし、気分を高揚させてくれます。また、たとえ物理的な旅行はできなくても心の旅ならいつでもできます。内なる自分の声と向き合うことで、大事なメッセージやアイデアを見出せるかもしれません。ゆったりとした気持ちで過ごしましょう。

7月3日(日)
七転び八起きを意味する日で、具体的な成果を求めて何度も挑み、良い評判を得るために頑張るでしょう。周りから見た自分のイメージが作られやすいときなので、マイナスイメージとならないように積極的に苦手意識やネガティブ面を克服するとよいです。また、必要だと思うなら尊厳や自信を回復することを優先しましょう。

7月4日(月)
今日のテーマは“自分の立場に固執しないで調和を考えること”です。先輩やOBが大きな顔をして口うるさくなると、とたんに場の雰囲気が悪くなることがあるように、本人はよかれと思ってしたことでも周りは迷惑しているかもしれません。自己満足の善意に陥らないこと、そしていま頑張っている人を温かく見守ることを心がけて。

7月5日(火)
忙しいときでも周りへの気配りを忘れないとか、仕事を雑にしないとか、広い視野で後々のことまで考えるとか、何か一つでも目を見張るものがあるとその人の評価がぐっと上がる日です。プレッシャーのかかる状況で自分も大変なのに他の人のことまで思いやれる器がある人なら、この後もっと多くの信頼を集めるでしょう。

7月6日(水)
判断力を鍛えることがテーマの日。自分自身のことも満足にできないうちは人の問題に首を突っ込むことはやめたほうがいい、と今日の暦は告げています。人の事情に深入りしてトラブルに巻き込まれたり、相手の気持ちを損ねて逆恨みされたりする恐れもあります。自分の力量を測り間違えないようにすることが大切です。

7月7日(木)
人は誰しも、一度くらいは絶望の淵に立たされ希望の見えない日々を送る可能性があるものです。スランプや人間不信、孤立、ハラスメントや差別・偏見など。こうした苦境をリセットすることは容易ではありませんが、どうにかこうにか立ち上がることはできます。また、苦悩がわかるからこそ支援の手を差し伸べることもできます。

7月8日(金)
世間一般の価値観や流行が自分に合わなくても気にせず、あなた自身の感性に素直になることがテーマの日。周囲や社会を客観的に見ることができるので観察力も高まります。自分の持って生まれた才能と可能性を信じて、どうすればそれを最大限に生かせるかを考えてみるとよいでしょう。きっと試行錯誤も楽しく思えるはず。

7月9日(土)
家族や友達との関わり方に自分なりのルールを設けようとするとき。身内や仲間だからと特別扱いすることに心苦しさを覚え、誰彼となく平等に接したい気持ちが強まるでしょう。とはいえ人間は情の生き物。スパッと割り切れず、葛藤も生まれてきます。どうしたものかと悩む中でフェアな関係を模索する日となりそうです。

7月10日(日)
目の前の幸せや恵みを大切にすることがテーマの日です。日々の豊かさを当然のことだと思っていると、ふとしたときにその恩恵は消えてしまいます。そのありがたみに感謝して、今の自分にできることで恩返しするように心がけていれば、必要なときに必要な恵みを得られるようになります。それが豊かさの原則というものです。

7月11日(月)
ちょっとしたトラブル処理とか幾つかの用事を済ませる必要があるなど、バタバタした状況を暗示する日です。しかし、その対処を通じて有能さを示せたり、責任感や甲斐性の高さを評価されたりする人もいるでしょう。そうした姿が美しく映え、または頼もしく思えて誰かの恋心を刺激するかも。しっかり者を印象づけるチャンスです。

7月12日(火)
切り替えを意味する日。頭と心をリセットして、あらためて前を向くのです。生活習慣を改善するのにも適しています。夜更かしや考えすぎをやめて睡眠の質を向上させましょう。食事内容を見直しましょう。運動不足ならウォーキングなどできることから始めましょう。何か指標があれば具体的な行動に移しやすくなります。

7月13日(水)
求めるものを自分から取りに行くのではなく、相手のほうから来るように仕向ける知恵、もしくはずる賢さが出てきやすい日。例えばアイデアや作品のライセンスとかブランド名のように、それを求める人を呼び寄せる力を表しています。ただし人間にとって欲深さは失敗の元凶ですので、何事もほどほどにするほうがいいでしょう。

7月14日(木)
「人材というよりも人財だ」という考え方があります。今日は物事が進みにくい日かもしれませんが、一緒に頑張ってくれる仲間がいればどうにかこうにかやっていけるでしょう。つらいとき、困ったときに助け舟があるのも、人は宝だという意識を持っている人の人徳のなせるわざです。これはリーダーの心構えでもあるでしょう。

7月15日(金)
上昇気流に乗りやすい吉日ですが、格付けランキングのような形で人を階層分けしやすい日でもあります。誰が誰より優れているかという基準はそれぞれの社会や個々の考えによって異なりますが、この日は精神的な成熟度のような基準で人を判断することが多そうです。誰と付き合いを深めるかの意思決定にも関わってくるはず。

お話を伺った方 C.I.さん 運命学研究家。易・四柱推命・西洋占星術・奇門遁甲などの運命学を学び、ブログ(With the I Ching)やツイッター(@CI_ONOFF)を通じて発信している。現在は6匹の愛猫たちと過ごす日々。

◎写真の日めくりの情報はイメージです。

※『anan』2022年6月15日号より。写真・中島慶子 イラスト・カラシソエル

(by anan編集部)

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