文・塚田牧夫 PR・日本資格振興協会
Contents
●「離乳食」や「幼児食」で子どもの発達に応じた食事を
●栄養を補うための「幼児食」
●子どもを危険から守る「幼児食マイスター資格」
●「幼児食マイスター資格」の取得方法
●「ベビーフードインストラクター」で正しい味覚を
●「ベビーフードインストラクター」の取得方法
●通信教育で資格を取得しよう!
●初心者でも分かりやすい「諒設計アーキテクトラーニング」
●「諒設計アーキテクトラーニング」の口コミでは…
●女性からの支持が厚い「SARAスクール」
●「SARAスクール」の口コミでは…
●幼児食資格取得後の活躍の場
●幼児食資格で子育て世代のサポートを
「離乳食」や「幼児食」で子どもの発達に応じた食事を
生まれたばかりの子どもは歯が生えていないので、ものを噛むことができません。そのため、母乳や粉ミルクを飲んで育ちます。その後、大人と同じように食事ができるようになるための準備段階として、まず「離乳食」を始めます。
一般的に、離乳食の初期はどろどろしているおかゆ状の食べ物から始め、お口の発達に合わせて段階的に、おかゆ状から固形の柔らかく押しつぶせるものへと移行していきます。
そうやって離乳食の初期・中期・後期・完了期を終え、1歳~6歳くらいまでの未就学児の期間に食べるのが「幼児食」です。幼児食は大人と同じようなものを食べることができるように慣らしていくものですが、子どもの成長スピードや体格、体質などによって適した食事は異なります。そのため、子どもの成長スピードに応じた食事を与えてあげる必要があるのです。
栄養を補うための「幼児食」
生まれたばかりのころは、母乳やミルクで栄養を補うことができますが、しばらくするとそれだけでは不十分になっていきます。
そこで、離乳食や幼児食を活用して、不足している栄養を補給していくことが必要になります。その際に、幼児食に関する資格などを持っていると、子どもが必要とする栄養に関する知識を活かして、その時期に相応しい食事を子どもに提供することができるでしょう。
しかし、デリケートな子どものための食事を作るとなると、かなり気を遣うはず。なかには、それによって大きな負担を感じてしまう人もいます。
そういうときにおすすめなのが、幼児食に既成のレトルト食品などを取り入れること。子どもに与える食事にはレトルト食品は敬遠されがちですが、食品衛生法などの法律に則って食品メーカーで作られたもののなかには、安全で有用なものも多く存在します。
そのため、しっかりとした知識があればそれらを十分に活用することもできるようになり、食事作りへの負担も減らすことが可能になるのです。
さらに、幼児食に関する専門的な知識を持っていれば、子育てや食に関わる幅広い分野で活躍することができるでしょう。そういった背景もあり、幼児食資格を持つ人たちの必要性が近年高まってきているのです。
なかでも、「幼児食マイスター資格」や「ベビーフードインストラクター」は特に注目を集めている資格。こういった幼児食資格を取得することで、幼児食の専門知識を持つことができれば、周りにいるママたちへの的確なアドバイスなども可能になるでしょう。
子どもを危険から守る「幼児食マイスター資格」
子どもの食事に関して特に気を付けなければならないことといえば、“食物アレルギー”です。アレルギーの対象となる食物を与えてしまうと、様々な症状を引きおこしてしまう可能性があるためです。
こういった食物アレルギーへの対処法を身につけたいのなら、「幼児食マイスター資格」の取得はかなり有効と言えるでしょう。
なぜなら、この資格を取得することで、幼児食に関する幅広い知識を得られるだけでなく、蕁麻疹、赤み、かゆみなどの全身の皮膚への症状を起こすアナフィラキシー症状の予防・対策法を身に付けることができるからです。
そのため、この資格の取得を通じて得たアレルギーに関する知識を活かせば、アレルギーを持つ子どもに対しても的確な対応を取ることができるでしょう。
「幼児食マイスター資格」の取得方法
幼児食マイスター資格は、『日本安全食料料理協会(JSFCA)』主催の民間資格です。受験の申し込みは、団体の公式ホームページからインターネットで行います。
この試験では、子どもの成長に合わせて栄養バランスを考えた献立を作るための知識や離乳食から幼児食に変える時期、幼児食に向く食材・不向きな食材などの幼児食に関する知識全般を有しているかどうかが問われます。
また、この資格の取得は、子どものカラダの作りを理解し、脳や神経細胞の成長に合わせた食事や、骨や筋肉を成長させる食事に関する知識を身につけることに繋がるでしょう。
受験資格は特になく、受験料は10,000円。在宅での受験となるため送られてきた試験問題に解答し、提出期限までに返却用の封筒で解答用紙を返送するだけです。70%の正答率が合格の目安となります。
「ベビーフードインストラクター」で正しい味覚を
子どもに幼児食を与える期間は、子どもの味覚を育てるための時期でもあります。子どもにも好みがありますが、ここでワガママを聞いて濃い味つけのものばかりを食べさせるのは避けたいところ。なぜなら、薄味にすることで素材本来の味や旨味を感じることができる味覚が育ちやすくなるからです。そのため、まずは薄い味つけで幼児食を作ることが大事となります。
また、油分や糖分の多い食事にならないように心がけることも必要です。そして、最も重要なのが栄養のバランスが整った食事を与えること。こういった成長段階の子どもに与えるべき食事に関する正しい知識を身につけられるのが、「ベビーフードインストラクター」という資格です。
この資格取得によって得た知識を活かせば、食事だけでなく、おやつなどでも栄養のバランスに気を配ったものを与えることができるでしょう。
「ベビーフードインストラクター」の取得方法
ベビーフードインストラクターは、『日本インストラクター技術協会(JIA)』主催の民間資格。受験の申し込みは、団体の公式ホームページからインターネットで行うことができます。
この試験では、離乳食や幼児食に関する知識から、食事に相応しい時間や食べる量、さらには、幼児食に不向きな食材や食中毒、幼児の食事マナー、食物アレルギーなどの知識が問われます。
受験資格は特になく、受験料は10,000円。在宅での受験となり、合格の基準はおよそ70%以上の評価となっています。合否の発表は、答案提出期限日から20日前後で出るようになっています。
通信教育で資格を取得しよう!
資格取得を志しても、仕事や家の事情などで時間が割けない方も大勢いるはず。でも、そこで諦めてしまうのはとてももったいないこと。そういった場合は、空いた時間で勉強に取り組むことができ、効率的に資格取得が目指せる通信教育を利用するのがおすすめです。
そして、数多くある通信教育のなかでも最近特に人気を集めているのが、「諒設計アーキテクトラーニング」と「SARAスクール」の2つです。
初心者でも分かりやすい「諒設計アーキテクトラーニング」
諒設計アーキテクトラーニングによる通信講座は、初心者でも分かりやすく、丁寧なカリキュラムが組まれているとして高い評価を受けています。
諒設計アーキテクトラーニングには、「通常講座」と「スペシャル講座」と2種類の講座が用意されています。通常講座では、受講を終えたのちに、幼児食マイスター資格とベビーフードインストラクター資格の試験をそれぞれ受験し、合格することで各資格が認定されます。
一方でスペシャル講座は、卒業課題を提出すれば試験が免除! 幼児食マイスター資格とベビーフードインストラクター資格の両資格を、講座卒業と同時に取得することが可能なのです。
「諒設計アーキテクトラーニング」の口コミでは…
高い評価を得ているとはいえ、通信講座での資格取得に不安をおぼえる方もいるのでは? そこで今回は、実際に諒設計アーキテクトラーニングの講座を受講した人の投稿したレビューを見ていきましょう。
「もともと栄養士の資格を持っていましたが、子どもができ、より自信をつけるためにこちらの講座を申し込みました。改めて勉強し直すことで、より深い知識と自信を持つことができました。内容もわかりやすくて良かったです」
「子どもが生まれ離乳食が始まる前に受講しました。子どもの成長に必要な栄養素や食べやすい食事についての内容が興味深くおもしろかったです。今現在子育て中ですが学んだことを活かして食事作りに励んでいます」
口コミを見ていると、自分の子どものためだったり、より深い知識を身につけるためだったりと、資格取得を目指す理由は人それぞれ。ただ、多くの人が分かりやすく飽きさせない講座の内容に魅力を感じていたようです。
女性からの支持が厚い「SARAスクール」
女性のなかには、日ごろから家事や育児に追われている方も多くいるでしょう。なかなか自分の時間を持てない女性に対して、手厚いサポートを行っているのが、「SARAスクール」です。
SARAスクールでは、少ない空き時間を活用して効率よく勉強を進められるように、カリキュラムが組まれており、用意されているコースは、「基本コース」と「プラチナコース」の2種類。
前者は、基本コースで学習したのちに幼児食マイスター資格とベビーフードインストラクター資格、それぞれの資格協会へ試験申し込みをして、試験に臨む形式となります。
後者は、在宅で受講し課題を提出すれば、試験は免除! さらに、卒業時には上記の両資格を同時に取得することができる魅力的なコースとなっています。
「SARAスクール」の口コミでは…
では、SARAスクールを利用して資格を取得した人たちは、どのような感想を持っているのでしょうか? ホームページに投稿されたレビューをいくつか見ていきましょう。
「身の回りのママさんたちで、子どもの食べ物について悩んでいる人が多いことに驚きました。もともと栄養士をやっていたこともあり、幼児食について講座で学びました。少しでも地域の子育て世代のママさんたちのお役に立てたらと思っています」
「幼児食は成長過程にとても大事な時期の食事です。ですので、手を抜くことなくしっかりしたものを作りたくて、基礎から勉強できるこちらを受講しました。テキストもわかりやすく、サポートもしっかりしているのでわからないことがあってもすぐに解決できる環境で大変満足でした」
自分の子どものためだけでなく、周囲へのアドバイスができるようにと、資格取得のための学習に取り組んでいる人もいました。分かりやさすだけでなく、手厚いサポート体制も高評価のようです。
幼児食資格取得後の活躍の場
昨今では両親が共働きのため、子どもの食事に手をかけることができないという家庭も増えています。だからこそ、専門的な知識を活かして幼児食に対する的確なアドバイスができる幼児食資格の取得者は、今や幼児たちの将来を支える重要な存在となりつつあるのです。
さらに、最近では子ども連れ向けのキッズカフェや親子カフェなども増えており、幼児食の知識を活かしたキッズメニューの開発などを通じて、そういった飲食店で活躍する人もいます。また、幼児食に関する知識は子育て支援センターなどでも求められており、知識を活かして様々な食に関するイベントを行うといったこともできるでしょう。
もちろん、幼児食の取得によって得た知識は実践的なものが多いため、そういった知識を自分の子どもの食育に活かすこともできます。その他、幼児食に関する幅広い知識を持つことで、自宅やカルチャースクールなどで講師として活動する人もいるようです。
そのため、幼児食資格はキャリアアップにつながる資格の1つであり、幼児食のプロである資格保有者は、子育てや食に関わる幅広い分野で活躍することができるのです。
幼児食資格で子育て世代のサポートを
幼児食に関する知識を身につけることは、自分の子育てのみならず、これからの子育て世代のサポートにも繋がっていきます。また、幼児食は子どもの成長過程において非常に重要な存在でもあります。
そのため、幼児食に関する専門知識を持っている人は、今後さらに幅広い分野で重宝されることでしょう。子育てに関する知識の取得や、キャリアアップを目指しているのなら、まずは幼児食資格の取得を目指してみるといいかもしれませんね。