スタイリストも虜に! 心が和む民芸品10点

ライフスタイル
2019.02.27
実用的ではないけれど、部屋の片隅にあると何だか楽しい気持ちになれる…そんな心潤すラブリーアイテムを、インテリアスタイリスト・長山智美さんが、国内外の味わい深い民芸品の中からセレクトしました。

より自分の世界観を楽しむには、気に入ったものを何となく飾るよりもクジラ好きならクジラだけ集めるなど、テーマを決めたりするとよいのだとか。

3つのテーマごとに民芸品をご紹介します。

海の生き物

クジラにタコ、鰹も…。海に暮らす生き物を集めた、小さな水族館。

民芸品

さわはん工房の六原張子
起き上がり小法師 岩手県
加藤五郎商店
katogoroshoten.shop-pro.jp

動くタコを捕まえている猫と、タコにキャッチされている犬。大胆な構図センスが光るアイテムは、岩手県にある「さわはん工房」オリジナルの起き上がり小法師。飾るだけで、あなたにも“タコ”(多幸)が訪れるかも? H約7 cm各2,000

とさ民芸店の木彫鰹車 高知県
アトリエガング
ateliergangu.com

土佐料理の代表格といえば「鰹のたたき」だが、そんな高知県で一風変わったプチ民芸を発見。木で作られた鰹の胴体に車輪が付いた「鰹車」は、地元で昔から親しまれている玩具。小さな子どもへのプレゼントにもぴったり。H4.3 cm 3,565

きびがら細工 くじら 栃木県
中川政七商店
nakagawa-masashichi.jp

“漁業の神様”であり、水先案内の役割を果たすといわれているクジラをモチーフにした、栃木の郷土玩具「きびがら細工」。注目は、頭上から吹き上げる潮までも藁を使って忠実に表現していること。その芸の細かさがニクい。H約7cm 3,500

木の鳥

ぬくもりと懐かしさを感じる木製の鳥は、ナチュラルな部屋の雰囲気にもぴったり。

民芸

こけし飾り みみずく 群馬県
中川政七商店
nakagawa-masashichi.jp

魔除けの色とされる赤をまとったみみずくは、江戸時代にダルマとともに親しまれた縁起物。職人によって手描きされたみみずくの表情は子どもだけでなく大人にも親しみやすく、コロンと丸いフォルムが後ろ姿まで愛くるしい。H7.5cm 3,800

柳宗理の鳩笛¥3,000(老舗 高亀TEL:0229・83・3431)

ミニサイズ

サイズが小さくなれば、ちょっと古風な伝統的な民芸品もグッと飾りやすく。

民芸

牧野さんの豆だるま
カラフル 埼玉県
CLASKA ONLINE SHOP
www.claskashop.com

CLASKAオリジナルの「白だるま」に、『暮しの手帖』の表紙イラストなどを手がけてきた画家・牧野伊三夫さんが色付け。水彩画のようなやさしいタッチで描かれた豆だるまは、いつも近くに置いておきたくなる愛らしさ。H約4.5cm 2,000

ミニ鳴子こけし 宮城県
桜井こけし店
www.sakuraikokeshiten.com/shop

子どもの健やかな成長を願って作られてきた宮城県の「鳴子こけし」。座った形の「ねまりこ」や赤ちゃんがカゴに入った「えじこ」など、さまざまなタイプがミニサイズで登場。左から、たちこ、ねまりこ、えじこ、スタンダードH6~7.5cm各1,800

ながやま・ともみ インテリアスタイリスト。雑誌を中心に幅広く活躍。『Casa BRUTUS』誌にて「デザイン狩人」を連載中。

※『anan』2019年3月6日号より。写真・平野太呂 スタイリスト・長山智美 取材、文・瀬尾麻美

(by anan編集部)

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